僕の心の詩

夕暮の藤♪

藤1

藤2

夕暮の藤♪


皐月の長期休暇に
久しぶりに従兄弟の子供達と
楽しげに遊ぶ我が子供達。

偶然に見つけた公園に
車を止めたら
子供達は夢中に飛び出した。
誰が上でもなく
誰が下でもなく
ただ、子供らしく平等に
喧嘩しながもひたすら遊ぶ。

時刻は夕暮時
ふと公園のベンチに目をやると
綺麗な藤の花が咲いている。

しばらくぼんやりして眺めていると
時間は子供達のはしゃぎ声の中で
ゆっくりと流れて行くのを感じた。

藤の花言葉は<歓迎>・<恋に酔う>
などがあるが、
今は上下など関係無しで遊ぶ子供達も
いつかは、恋に落ちて、色々な出会いを
歓迎されて行くのであろう。

神のみが知るこの子達の将来
親の手から離れて行くのはまだ
ず-と、ず-と、先の事だと思うが
卯月に咲く桜とはまた違った花の
藤の味わいもいつかは分かるだろう。

皐月の夕暮に藤の花を見て
皐月の風に揺れる親心を感じて
皐月の短いひと時を幸せに思う。

単車に乗り風になる事も忘れて
今日は家族と言う物を感じた。
微妙な時間の砂時計が存在して
ひっくり返せば家族といる僕で
ひっくり返せば単車といる僕が
皐月晴れの中の夕暮の中で
薄紫に咲く藤の花に何か
哀愁漂う雰囲気の休日を感じた。


※コメント・・・夕暮時に、おこちゃま達の時間つぶしの為に入った公園に、綺麗な藤の花が咲いていました。上2枚の写真がそうです。そんな綺麗な藤の花に目もくれず遊ぶ子供達。いつかは、大きく育って行くのでしょうね-。今の時間を大切にしたいと思った僕がいました。(^^♪。(*^^)v。(^.^)。



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