今・・羽根があったなら・・

今・・羽根があったなら・・

思い出場所



此処は、誰も何時かは来てみたと想うような綺麗な、美しい街。
海の近くにも関わらず、ゴミ一つ落ちていない街。
とても、活気が溢れ、それで居て・・・どこか落ち着いた町並み。雰陰気が有るこの街。誰でも一度は来たくなる。
そんな街で生まれ、育った高校2年生の少女が居た。少女は高校2年生。妹は小学校4年生と言う、何とも年が離れた姉妹が居た。
とても可愛らしい、喧嘩もしたことのない姉妹。

「お姉ちゃん!今日は一緒に遊園地行こうー?」
妹の菜々が言う。
「ごめんね!今日は、バド部の練習が有るの。明日にしない?」
と、姉の菜々美言う。
「えぇー!!今日は何時までなの?」
「今日は・・・えっと・・・」
紙を見ながら答える姉
「えっと・・1時まで。」
「その後行こう?」
お強請りする妹菜々。
「2時から風深ちゃんと先輩2人と一緒にスポーツセンター行って、ガットの張り替えなの。それと・・・色々回ったりするの。ごめんね?だから明日にしよう?」
菜々美は本当に申し訳なさそうに答える。
「・・・わかった。」
今にも泣きそうな菜々を見て、菜々美は困惑していた。
どうしようかと。今日は風深と先輩2人の計4人で出かける約束だし、菜々を連れて行けない。だからどうしようかと・・。
「じゃあ、ママに玩具買って貰いな?」
それをお母さんが聞いていた。
「何で私なの?」
「後でお金払うから!安い物買ってあげて?」
母はしょうがなさそうに頷いた。
「じゃあ時間だから行ってくるね!」
「「いってらしゃい」」
二人に見送られながら出て行った菜々美。其処に・・・親友の風深がやって来た。
「あ!!菜々美おはよう!」
「おはよう!風深!」
「今日行けそう?」
「うん!!バッチリ!」
嬉しそうに話す2人。すると後ろから真央が歩いてきた。
「おはよう、菜々美、風深。」
「「あ、おはよう御座います!真央先輩!」」
「今日も元気ね」
微笑みながら言った真央。
「あ!遙先輩!おはよう御座います!」
「おはよう」
この4人は何時も仲良し。先輩、後輩関係なく・・・。


あとがき
続きます!2話に続きます!お楽しみに!


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