食いしん坊ぽっぽの日記

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講師のM先生は経営の神様であるドラッカーの言葉を最初に引用して話された。
｢非営利組織（病院）は特定の使命や目的を人々の協働を通じて達成していく継続的な組織体｣
果たすべき役割として｢組織の使命を果たす事・働く人々が活き活きしていること・組織を継続させる事｣

　では、自分の働いている病院の地域における使命とは何か。
そしてこの病院をどうしていきたいか、どうなりたいかという夢や希望に向かって我々がどう戦略を練って行動するべきなのか。
｢働く人々が活き活きしていること｣ を耳にした時、同じ職種として最初に亀田総合病院が頭に浮かんだ。
亀田院長は｢要求に応えて変化していく・患者の為にスタッフを大事にする｣と述べている。病院にとっての顧客は、患者（外部顧客）だけではなく、医療スタッフ（内部顧客）もまたそうであるという考え方に立ち「医療スタッフの満足を上げなければ、良い医療はできない」これが経営術であると。

　今の自分の職場環境はどうか考える。
自分がこの世界に足を踏み入れた時、確かに｢こういう看護師になりたい。こういう病院で働きたい｣という夢は少なからずあったはず。
しかし、いつしかその夢も破れ｢どうせ自分は組織の駒・ディスポ製品｣だと思うようになってしまった。今の自分には達成感がなく｢活き活きとして働く｣という言葉に虚しさを感じてしまう。何事においても｢やらされ感｣を感じてしまうからだ。それはなぜだろう。

　｢組織を変えずして戦略は変えられない。その為には組織体制を変えなくてはいけない。ピラミッド型組織からコミュニケーション型組織へ｣として｢患者を中心にした医療チームの確立を｣と先生は述べられた。
極々当たり前の事であり学生時代から学んできた事だった。しかし、なぜそれが出来ないのだろう。医師・理学療法士・管理栄養士・看護部等々NSTひとつ考えてもチームとして同じ方向を向いて行動していない現状。
　自分が変わらなければ周りも変わらないとは言うが、患者中心に物事を捉えたら先ずは話し合いから始まりひとつの目標を立て計画し行動を起こすはず。

　当病院の規模なら、ある意味、アットホームな地域に根付いた病院として一致団結出来るはずなのに、目指しているものが見えてこずバラバラ感を感じてしまうのだ。
　｢働きやすい環境作り｣を考える時、9月15日の研修でも勉強する｢SWOT分析｣を当てはめてみる。当病院の強み・弱みは何なのか。しかし、弱みばかりで強みが見つからなかった。

　今回の研修は、病院の使命を考え、自分の病院をどうしていきたいかという夢や希望に向かって経営戦略をどう練って行動するべきかという内容だった。他施設からは事務系・医師も参加していた。当病院でも看護部だけでなく事務・コメディカル各部署も参加すべき研修だったと感じた。なぜなら、自分達の病院を自分達の夢を叶えられる魅力的な病院に作り上げていこうという原動力になっていくような気がする研修だったからだ。

看護師に成り立ての頃、とにかく忙しかった
脳外科病棟で、緊急入院、緊急手術もあり・・・
でも、私達新卒6名を含め、先輩達とも楽しく仕事が出来た
｢こうしてみよう｣と誰かしら提案すると
｢とにかくやってみよう｣と一丸になって行動した
公私ともに、スキーに行ったり、食事に行ったり
宴会では、病棟スタッフを数グループに分けてミニコントや出し物もやった。
そんな私達に
他病棟からは、当時の脳外科Drの名前を取って｢K病院｣と陰口を叩かれた

その頃学んだことは今でも身体に焼き付いている

最近は、若干マイナス思考に傾いているので、提出レポートもそんな内容になってしまったけど、
やってもやっても虚しさを感じるのはなぜだろう

なぜ、もっと楽しく仕事が出来いないのか
忙しく走り回って｢今日は忙しかったけど頑張ったねえ｣とスタッフみんなで労っても
翌日、超勤の記録を見て｢なんで、残業だったの？｣が第一声
ここで、｢昨日は忙しかったの？お疲れ様　大変だったわね｣ってどうしてそういう言葉が出ないのか
ひとつひとつがそう。。。
｢スタッフがいないから仕方ないのよ｣
その一言で片付ける姿勢
少ないのはわかってる　わかってるからこそ、インシデントを起こさないように皆で神経質になるほどに仕事しているのに・・・

スタッフの｢モチベーション下がるよねえ｣
その声を聞くのが一番辛い

せめて、スタッフが明るく働きやすい職場になるように、傾聴して改善できることは働きかけていこう

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