ヨカッタ探し

ヨカッタ探し

January 5, 2008
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カテゴリ: 読書ろぐ(mystery)
土曜日は隔週で白金台に通ってます。
いつも歩かない方へ行くと、ブックオフの看板発見
へー、白金台にもブックオフあるんだぁ~と思い、近づいて行くと、
えっ?!これがブックオフなのーー。
おされなマンションの1階で、カフェが併設されているし、
なんといってもあの!ブックオフの特徴・黄色と青のカラーが
全然施されてないんですっ!店名ももっとシックな青色。
棚やフロアもシック。なんとなく棚の間も広いような…。

ブックオフ 白金台店

こういうブックオフって、他にもあるのかな??

『あらしのよるに1』¥105
『puzzle』 ¥200
『羊をめぐる冒険』 ¥105
『幸福な食卓』 ¥350
今回は時間がなくてカフェに寄れなかったので、今度は寄りたいなぁ~。
あ、そういえば袋はいつものブックオフと同じでした
ちょっと惜しい。



恩田陸  『puzzle』 (祥伝社文庫、2000)

学校の体育館で発見された餓死死体。高層アパートの屋上には、墜落したとしか思えない全身打撲死体。映画館の座席に腰掛けていた感電死体―コンクリートの堤防に囲まれた無機質な廃墟の島で見つかった、奇妙な遺体たち。しかも、死亡時刻も限りなく近い。偶然による事故なのか、殺人か?この謎に挑む二人の検事の、息詰まる攻防を描く驚愕のミステリー。(「BOOK」データベースより)


実はこの祥伝社文庫には、あまりいい思い出がなくって…。
薄い上に文字が大きいので、短編の分量しかないので、
何作か読んでみたものの、まがりなりにも文庫本1冊分の話を読んだ、

あと装丁の紙質も、ざらざらっとしていて気にいらない。
確かに値段は安いけど、中身も外側も値段以上に安っぽい。
なので、手を出さないようにしてたんですが。
この作品は関根春が出てくる、いわば、
”関根家シリーズ”の中の1冊にあたる、ということを知って、
それならちょっと読んでみたいなーと思ってたとこだったので、
えいやっと買ってしまいました。

読んでみて…やっぱり短い、物足りないって感覚は否めない。
とはいえ、恩田さんは短編も巧いので、話としては面白かったし、
春らしさはそれなりに出てました。
そういう意味では、やっぱ読んでよかったなぁ~と思う。
ただ、事件の舞台となる島での滞在はわずか4時間。
その間に推理する、という設定なので、限界はありましたねぇ。
無理やり解決してしまうのは、現実味が薄れるしいいんだけど。
願わくば、このくらいの長さで、関根家の誰かが出てくる話を
もう1つか2つくっつけて、1冊にまとめて欲しいとこです。

話の本筋には関係ないですが…
『黄昏の…』も本作も舞台は長崎県。
恩田さんは転々として育ったというけれど、長崎にも縁が
あるんでしょうか?
個人的に、わたしも長崎に住んでいて、思いいれの強い街なので、
なんだかちょっと嬉しい
長崎に、行きたくなりました。





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最終更新日  January 7, 2008 01:56:49 AM
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