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2006年の読了本(12月)

2006年の読了本

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*12月*
「365日のスプーン」おーなり由子(大和書房)(2006.12.4読了)
365日分のスプーン。どのページから開いても優しい言葉に癒されます。 私は最初は一月一日から読み始めて・・・2回目は子どもの誕生日を開いて見て・・・3回目は自分の誕生日を開いて見て・・・毎日、毎日、そのときの気分で開くと魔法のような優しい言葉に出迎えられます。そして言葉を読み終えたあとは・・・もちろん。笑顔(*^。^*)で元気になれます。
「ロシアのかわいいデザインたち 」井岡 美保・ 小我野 明子(ピエブックス)(2006.12.5読了)
マトリョーシカ、花柄の食器、お菓子の包み紙、アニメーションなど、かわいいものたちが大集合。週末の隠れ家=ダーチャなども取材し、馴染みのない人々の暮らしもご紹介。伝統的なお料理やお菓子のレシピも掲載。 ロシアってあまりイメージがなかったんですが、意外にも可愛いものがいっぱい!花柄の食器なんて取ってもステキだし、お料理やお菓子も美味しそうだし。チェブラーシカってロシアなんですね。可愛い。
「絵本 きいろいゾウ」西加奈子(小学館)(2006.12.6読了)
小説「きいろいゾウ」から生まれた絵本。ある晩、空を飛べるきいろいゾウが病気の女の子を背中に乗せて世界中あちこち飛び回ります。小説の方は読んでないんだけど。
「ナナさんのいい糸いろいろ」角野栄子(作)高林 麻里(絵)(理論社)(2006.12.7読了)
ナナさんは町外れの編み物屋さんです。四季を通じていろんなお客さんがやってきます。あるクリスマスの日、大慌てできたお客さんはサンタクロースさん。あれあれ~赤い服と帽子を注文した若い新米のサンタクロースさんでした。すっごくあったかくてキレイな本です。これは「ナナさんはあみものやさんです」の第二弾なんですね。
「北欧スウェーデンのかわいいモノたち」山本由香(インターシフト)(2006.12.9読了)
北欧のスウェーデンに暮らす著者が集めた、とびきりかわいい日用品・雑貨などを紹介。スーパー、薬局、郵便局、文房具、おみやげ、鉄道、雑誌などのグッズをフルカラーで紹介しています。巻末に、ストックホルムのお買い物・散策名所を掲載。北欧モノは最近人気ですね。シンプルで可愛いし、あったかい感じ。冬のインテリアにいかが~
「おやつの記憶をたどりにいく 」堀井和子(講談社)(2006.12.11読了)
堀井さんなりのこだわりのおやつ。見て楽しい、読んで楽しい。堀井さんちのおやつレシピもあるよ。時間がなかったのでささーっと読んでしまったけど、もっとじっくり読みたかったな。
「ミロとチャチャのふわっふわっ」野中 柊 (文)寺田 順三 (絵)(あかね書房)(2006.12.12読了)
子ねこのミロとチャチャはとっても仲良し。宝物を探しに野原へ自転車で出かけました。さて・・・そこで見つけたものは?とっても可愛いお話。 野中柊さんの原作なんですね。知らなかった~寺田順三さんの絵だし~ お気に入りの一冊になりそうです。
「小鳥はいつ歌をうたう」ドミニク・メナール 北代美和子(訳)(河出書房新社)(2006.12.13読了)
言葉を話さない娘・アンナと読み書きのできない母。言葉の拒否という生きていくうえでの難しい選択。この小説には今を生きる人の悩みや苦しみがたくさんつまっているような気がする。そこから脱してうまく生きていくにはどうしたらよいのだろう?いろんなことを考えながら読みました。
「ようちゃんの夜」前川梓(メディアファクトリー )(2006.12.14読了)
第一回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞作。ようちゃんは変わった子だ。不思議ちゃんとでも言おうか・・・そのようちゃんに主人公の亜紗子は憧れている。特別な何かに強い憧れを抱く・・・これは誰もが持っている思いであるかもしれない。そんな人間関係をうまく表現している。審査員の指示を集めたのもそんな何かに引かれたからではないだろうか。「ダ・ヴィンチ 7月号」でも全文が読めるよ。本の方が読みやすいけどね。
「きみの歌が聞きたい」野中柊(角川書店)(2006.12.15読了)
毎晩のようにパーティーを開き、奔放に生きる絵梨。夫に恋人がいるのを知りながらも規則正しい生活を送り続ける美和。この対照的ともいえる二人は保育園時代からの幼馴染であり、共に、創作ビジュー(天然石)のブランド「クレソプレーズ」を立ち上げた。そこに17歳の少年ミチルが加わり、不思議な三角関係が始まる。章のタイトルが天然石なんですよ。「月の石」「アクアマリン」「赤瑪瑙」「クレソプレーズ」「真珠」美しい感じがするでしょ。でも内容は感情が複雑でわかるようなわからないような友情か愛情かはたまた家族か?新しい連載小説の形という感じがしました。

mitu n



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