■ ♪パパイズム♪鈴木光司(角川文庫) |
---|
是非世の中の夫に読んで欲しいパパのための本です。あの「リング」の著者が子育てに関して書いた本です。パパのためと書きましたが、是非ママにも読んでほしい。特に行き詰まっている貴方!子育ては一筋縄ではいかない! 当たり前です。もっと気楽に楽天的に少々泣こうが喚こうがほっといても大丈夫。イライラしながらあやすと泣き止まない、さらに大声になる。少しだけ深呼吸して愛情を持って抱きしめましょう。鈴木さんのエピソードや考え方を読んでうなずいてしまった私。たっちゃん誕生から3ヵ月くらいを思い出して苦笑い。だってあの頃は自分自身が、がちがちに固まった鋼鉄の心体だったもの。(2002.10.6読了) |
■ ♪そういうふうにできている♪さくらももこ (新潮文庫) |
子育ての前段階、妊娠、出産の話だけど、ももこさんの面白いエピソードが満載です。「この腹の中に、何かがいるのである。大便以外の何かがいる…!」笑いました。私は初めての胎動の時を思い出しました。「ん?何かがいる。それも動いている・・・」感動よりも恐怖でした。まるでエイリアンが潜んでいるかのように・・・そんな辛くもおかしい妊娠期がこの本を読むたびに脳裏によみがえってきます |
■ ♪きらくに子育てマザー・マーフィーの法則♪ ブルース・ランスキー/著 上田勢子/訳 藤本惣平/訳 ミキハウス子育て総研/監修三起商行) |
マーフィーの法則の子育て版。もう「あるあるあるある・・・」(クイズ番組じゃないよ)ってことばかり。面白い一冊です。ストレス解消にいかが♪ |
■ ♪江原啓之のスピリチュアル子育て♪江原 啓之(三笠書房) |
スピリチュアルな視点で子育てをする。そもそもスピリチュアルの意味がわからなかった私。何故この本を手に取ったのだろう?スピリチュアルとは霊的な精神的な世界を意味する。この本では子育てで本当に大切なことは何か?を書いているわけで。子どもが生まれてきたことには意味があり、だからこそ、きちんと叱り、本当の力を見つけ出して伸ばしてあげる。子育ては親育てでもあると。いろんなメッセージが書かれているが、「あなたは『子どもに選ばれて』親になりました」っていうのが一番うなずけたかも。これは基本かもしれないが、自分が選んでこの子を産んだわけではなくて、選ばれて、この世で出会うことができたのだと。それから興味深かったのは、「肉の年齢」と「たましいの年齢」のこと。「肉の年齢」とはこの世に生まれてきて何年たったかということ。しかし「たましいの年齢」は経験や成長で決まる。早く生まれたから全てが上だということはないと。自分に当てはめると確かに幼少期の自分を思い出してみると、「たましいの年齢」が親よりも上だったかも!?肉体は子どもなのに自分の中に生きているたましいはたくさんの試練や経験を積んだ感覚で、考え方が大人よりも大人だった感じがする。つまり、外に感情として出すために無理やり子どもらしい振る舞いをしていたように思う。まとめとしては、子育て本としてのマニュアルで読むのではなくて、精神的な指南書として読むのがいいように思います。 (2004.12.9読了) |
■ ♪高野優のおひさまランドセル♪高野優(講談社) |
いわずと知れた育児エッセイ&マンガでおなじみの高野優さん。実は今まで、パラパラと立ち読みの拾い読みで済ませてきてしまった彼女の本。今まで申し訳ないことをしてきた・・・と深く反省。同じ子を持つ親として共感する部分多し、しかも面白い。小学生になったリンちゃん、マイペースのナギちゃん、そして末っ子のシオちゃん。どんどん成長するさまが手に取るようにわかる。子どもって早いのだ。あっという間に大きくなる。しかも発想が豊かで大人では考えつかないことを次々と生み出す。育児は楽しいことばかりではない。辛いことも悲しいこともおこるけど、高野さんのエッセイを読んで少しだけ笑ってみるのもいいかもしれない。(2005.1.27読了) |