ＴＴＰ（環太平洋戦略的経済連携協定）に思うこと…

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2012/01/30

ＴＴＰ（環太平洋戦略的経済連携協定）に思うこと…

カテゴリ：農業

桃豚１号です！

先日、秋田県の大潟村にて、「第７回　農を変えたい！東北集会inあきた」が

開催されました。

この集会のメインテーマは、

“大震災・原発事故から東北農業の復興を考える”
　　～東北農業の未来をみんなで考えよう～

県内はもちろん、東北各地から約２００名が参加しました！

実行委員長である秋田県有機農業推進協議会の相馬氏の挨拶により開始

震災当日の自らの体験談や原発により自分の畑には戻ることができない、

それでも農業への思いが強く、避難場所近くの原野を借りて耕し、野菜栽培に

取り組んでいるとの前向きな報告があったものの、一様に言えるのは国からの

情報が二転三転している状況や今後について方向性が示されない現状に全ての

農家が憤りを感じているということ。

原発事故以後のこのような状況を日本政府がしっかりと把握し、毅然と姿勢で

対応するべきと思う１号。

続いて、

「ＴＰＰ（環太平洋戦略的経済連携協定）は間違っている！」というお題での基調講演

鈴木教授は「平成の開国」といった悠長なこと言っている場合ではない！強調！！

４７都道府県の知事のうち、８５％が反対や慎重派なのに何故、交渉参加を表明

出来るのか？

政府はＴＰＰ交渉参加を表明しているが、情報開示や国民的な議論がされないまま

です。

ＴＰＰ交渉は輸出入に関わる関税や制度を撤廃することが条件。

関税を撤廃することで、海外（交渉国であるアメリカ）から広大な土地で徹底的な

機械化と遺伝子組み換えで生産された安価な農産物が大量に入ってきたとき、

日本はどうなるか？

「日本の医療制度と美しい農村は守り抜く」と言っているものの、どのようにして

守り抜くのか？ということは見えていない。

日本はアメリカからの要求に“言いなり”にならざるを得ず、「日本の農業や医療制度

が崩壊する可能性が高い」ということは、あまり知らされていないのが実情です。

食料自給率が先進国の中で最低水準のニッポン。

日本人の食を守るという意味でも、事前協議の場で「できないものはできないない！」

という強い意志表示ができる日本政府であって欲しいと思う１号なのでした

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