チワワのぽち日記

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2007.07.25

最後の日～犬と葬式

(8)

テーマ：介護・看護・喪失(5330)

カテゴリ：カテゴリ未分類

今から思えば最後の日、じいじはとっても穏やかな顔をしていて

ぽちが見たいと言うのでベッドの前にぽちを連れて行き３０分くらい父は
ぽちを眺めて目を細めて手を振っていた。
ぽちもじいじをじっと見つめていた。

その日の夜１０時半頃に自分でトイレに行って（ヨロヨロしながらも何とか自力で歩ける状態だった）
１１時過ぎに眠ったそうです。１０分おきに看護婦さんは見に行ってくれていたようで
１１時半にはスヤスヤ寝ていたそう。そして11時40分見に行った時には呼吸が止まっていたそうです。
すぐに家に電話があり、病院に向いました。一瞬悩んだけど、ぽちも連れて行きました。

その後、父の体を拭かしてもらったり、髭をそらせてもらったりして、家族がゆっくりお別れを出来る時間をくれた病院に感謝です。普通の病院じゃ霊安室とかに運ばれると思うのですけどホスピスは病室でした。なのでとってもゆっくり最後の時間を過ごす事が出来ました。
頭まで洗ってもらって、着替えもしてもらって感謝、感謝です。

葬儀場は母が生前予約をしていたのでスムーズでした。条件でぽちもＯＫな所というのを付けていたのでぽちはお通夜から葬式そして焼き場までフル出場でした。
お坊さんのお経の時も、食事の時も、焼き場で骨になったじいじを見た時も
一切吠えませんでした。そしてぽちなりに何か感じるものがあるのかじっと見ていました。
もしかしたらぽちはじいじが亡くなったのをわかったのかもしれません。
実家に行ってもじいじを探しませんし、ちゃんと骨箱の前に行きます。