2006年02月27日
テーマ： 好きなクラシック(2399)
カテゴリ： クラシック音楽
『 今日のクラシック音楽
』 ベートーベン作曲 交響曲第8番
ベートーベンの全9曲の交響曲の中で異色の1曲を選ぶとなると、私は躊躇なしに第8番を挙げます。
初めてこの曲を聴いたのがカール・シューリヒト指揮パリ音楽院管弦楽団との交響曲全集でした。 1962年頃だったと思います。 当時高校生でした。 7枚組全集で7,000円（モノラル録音）でした。
第1番から順番に聴いていましたが、それまでに聴いていなかったのがこの8番で、それ以外は友人から借りたＬＰや自分の買ったＬＰで第1～７、そして9番は聴いていました。 どんな曲だろうといよいよ8番まで来ると胸がワクワク状態の期待いっぱいでした。
冒頭の主題が鳴り出すと「え～、これってなに～？」という感じを持ったのを覚えています。 英雄を讃え、強烈な意思で理想を追求するベートーベン、あるいは「田園」のように「自然」に憧れるベートーベン像を持っていて、それらを率直に、ストレートに、しかも純粋に表した音楽を聴いていた私には、まさに「ズッコケ」状態の第1楽章の開始でした。
その状態が終楽章まで続いていました。 ベートーベンの「音楽の冗談？」とまで思ったほどでした。
それほどにこの「第8番」は、ユーモラス、快活、冗談表現のようで笑いを誘うような交響曲です。 第1楽章でいきなりの主題提示がなんともユーモラスでびっくりさせられて、あれよあれよという間に終わってしまって第2楽章へ。 この曲はファゴットが大活躍します。 ユーモラスな旋律がファゴットにぴったりです。
5番、6番を作曲していた頃の、まるでとりつかれているように大きく振りかぶったベートーベンの姿はなく、ここには溢れるばかりの豊かな情感に満ちた、人に寄せる限りないいつくしみや、寛大さ、優しさにあふれたベートーベンの姿があるように思えてなりません。
この曲を最初に演奏会で聴いたのが、大阪フェスティバルホールでのフランツ・コンビチュニー指揮 ライプチッヒ・ゲンバントハウス管弦楽団のベートーベンの交響曲全曲演奏会（確か62年だったように思います）の最終夜で、第9と第8のコンサートでした。
それまで関西交響楽団（大阪フィルの前身）の音を聴いていましたので、ゲバントハウスのまるで上質のブレンドのようなハーモニー（弦にかぶさる管楽器の絶妙のハーモニー）にうっとりしていると、このファゴットが奏されてまるで室内楽的な響きに驚愕の演奏会であったと覚えています。
そのベートーベンの交響曲第8番が1814年2月27日に初演されています。
愛聴盤 ハンス・シュミット＝イッセルシュテット指揮 ウイーンフィル
(Decca原盤 ユニヴァーサル・ミュージック UCCD7072 1968年録音）
ＬＰ時代から何度も再発売が繰り返されてきたウイーンフィルの極上のサウンドを引き出している美しい演奏です。 私の所有する盤は「運命」とのカップリングですが、この盤は7番とのカップリングです。
↓
イッセルシュテット
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『 今日の音楽カレンダー 』
1814年 初演 ベートーベン 交響曲第8番
1887年 没 アレクサンドル・ボロディン（作曲家）
1935年 誕生 ミレッラ・フレーニ（ソプラノ）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ともの『 今日の一花 』 アイスランドポピー
撮影地 大阪府和泉市 2005年4月
ベートーベンの全9曲の交響曲の中で異色の1曲を選ぶとなると、私は躊躇なしに第8番を挙げます。
初めてこの曲を聴いたのがカール・シューリヒト指揮パリ音楽院管弦楽団との交響曲全集でした。 1962年頃だったと思います。 当時高校生でした。 7枚組全集で7,000円（モノラル録音）でした。
第1番から順番に聴いていましたが、それまでに聴いていなかったのがこの8番で、それ以外は友人から借りたＬＰや自分の買ったＬＰで第1～７、そして9番は聴いていました。 どんな曲だろうといよいよ8番まで来ると胸がワクワク状態の期待いっぱいでした。
冒頭の主題が鳴り出すと「え～、これってなに～？」という感じを持ったのを覚えています。 英雄を讃え、強烈な意思で理想を追求するベートーベン、あるいは「田園」のように「自然」に憧れるベートーベン像を持っていて、それらを率直に、ストレートに、しかも純粋に表した音楽を聴いていた私には、まさに「ズッコケ」状態の第1楽章の開始でした。
その状態が終楽章まで続いていました。 ベートーベンの「音楽の冗談？」とまで思ったほどでした。
それほどにこの「第8番」は、ユーモラス、快活、冗談表現のようで笑いを誘うような交響曲です。 第1楽章でいきなりの主題提示がなんともユーモラスでびっくりさせられて、あれよあれよという間に終わってしまって第2楽章へ。 この曲はファゴットが大活躍します。 ユーモラスな旋律がファゴットにぴったりです。
5番、6番を作曲していた頃の、まるでとりつかれているように大きく振りかぶったベートーベンの姿はなく、ここには溢れるばかりの豊かな情感に満ちた、人に寄せる限りないいつくしみや、寛大さ、優しさにあふれたベートーベンの姿があるように思えてなりません。
この曲を最初に演奏会で聴いたのが、大阪フェスティバルホールでのフランツ・コンビチュニー指揮 ライプチッヒ・ゲンバントハウス管弦楽団のベートーベンの交響曲全曲演奏会（確か62年だったように思います）の最終夜で、第9と第8のコンサートでした。
それまで関西交響楽団（大阪フィルの前身）の音を聴いていましたので、ゲバントハウスのまるで上質のブレンドのようなハーモニー（弦にかぶさる管楽器の絶妙のハーモニー）にうっとりしていると、このファゴットが奏されてまるで室内楽的な響きに驚愕の演奏会であったと覚えています。
そのベートーベンの交響曲第8番が1814年2月27日に初演されています。
愛聴盤 ハンス・シュミット＝イッセルシュテット指揮 ウイーンフィル
(Decca原盤 ユニヴァーサル・ミュージック UCCD7072 1968年録音）
ＬＰ時代から何度も再発売が繰り返されてきたウイーンフィルの極上のサウンドを引き出している美しい演奏です。 私の所有する盤は「運命」とのカップリングですが、この盤は7番とのカップリングです。
↓
イッセルシュテット
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『 今日の音楽カレンダー 』
1814年 初演 ベートーベン 交響曲第8番
1887年 没 アレクサンドル・ボロディン（作曲家）
1935年 誕生 ミレッラ・フレーニ（ソプラノ）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ともの『 今日の一花 』 アイスランドポピー
撮影地 大阪府和泉市 2005年4月お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[クラシック音楽] カテゴリの最新記事
-
「ニーベルングの指輪」の魅力 2009年02月04日
-
ワーグナー 指輪物語/山茶花 2009年01月19日 コメント(2)
Re:ベートーベン 交響曲第8番/アイスランドポピー(02/27)
にゃお10
さん
そうですか。初めて聴かれて、ズッコケましたか？よほど予想していたものと違っていたんですね。
私が初めて聴いた時は、どの楽章も印象に残り易い楽しい旋律だなぁと感じていたように思います。
耳の病気に負けじと、こうしたとても明るい長調の曲を書きあげるなんて、
相当強い意思がないとできないことですよね。 (2006年02月27日 03時00分25秒)
私が初めて聴いた時は、どの楽章も印象に残り易い楽しい旋律だなぁと感じていたように思います。
耳の病気に負けじと、こうしたとても明るい長調の曲を書きあげるなんて、
相当強い意思がないとできないことですよね。 (2006年02月27日 03時00分25秒)
Re:ベートーベン 交響曲第8番/アイスランドポピー(02/27)
会長0804
さん
本当にこの曲は明るく快活で、ベートーヴェンの交響曲の中で構えずに聴ける希有な曲ですね。私もイッセルシュテット盤でこの曲を好きになりました。
(2006年02月27日 03時28分10秒)
Re[1]:ベートーベン 交響曲第8番/アイスランドポピー(02/27)
とも4768
さん
にゃお10さん
＞そうですか。初めて聴かれて、ズッコケましたか？よほど予想していたものと違っていたんですね。
＞
まだ高校生で聴いている曲の好きなのが3番・5番・6番・7番・9番で6番を覗いて雄大・壮大な叙事詩のようで雄渾な音楽でしたから、この8番の特異性にほんとにびっくりしました。 シューリヒトの全集のすぐあとにコンビチュニーの演奏会で生演奏を聴いて、管楽器の美しさに陶然としていました。数ある演奏会でも最も印象深いコンサートの一つになっています。
＞私が初めて聴いた時は、どの楽章も印象に残り易い楽しい旋律だなぁと感じていたように思います。
＞
＞耳の病気に負けじと、こうしたとても明るい長調の曲を書きあげるなんて、
＞相当強い意思がないとできないことですよね。
-----
ほんとに不思議なくらいに難聴の中でこれだけの明るい曲を書いた精神力の強さに改めて感動しまた。
(2006年02月27日 09時34分52秒)
＞そうですか。初めて聴かれて、ズッコケましたか？よほど予想していたものと違っていたんですね。
＞
まだ高校生で聴いている曲の好きなのが3番・5番・6番・7番・9番で6番を覗いて雄大・壮大な叙事詩のようで雄渾な音楽でしたから、この8番の特異性にほんとにびっくりしました。 シューリヒトの全集のすぐあとにコンビチュニーの演奏会で生演奏を聴いて、管楽器の美しさに陶然としていました。数ある演奏会でも最も印象深いコンサートの一つになっています。
＞私が初めて聴いた時は、どの楽章も印象に残り易い楽しい旋律だなぁと感じていたように思います。
＞
＞耳の病気に負けじと、こうしたとても明るい長調の曲を書きあげるなんて、
＞相当強い意思がないとできないことですよね。
-----
ほんとに不思議なくらいに難聴の中でこれだけの明るい曲を書いた精神力の強さに改めて感動しまた。
(2006年02月27日 09時34分52秒)
Re[1]:ベートーベン 交響曲第8番/アイスランドポピー(02/27)
とも4768
さん
会長0804さん
＞本当にこの曲は明るく快活で、ベートーヴェンの交響曲の中で構えずに聴ける希有な曲ですね。私もイッセルシュテット盤でこの曲を好きになりました。
-----
旋律の明るさ、陽気さ、リズムの良さ、快活さ、どれを取っても異色の素晴らしい音楽ですね。 オーケストラの演奏者に聞いたことがありますが、演奏には難しい曲なんだそうです。
聴くだけの者にとってはそこまでわかりませんが、完成度の高い音楽なんでしょうね。
(2006年02月27日 09時38分51秒)
＞本当にこの曲は明るく快活で、ベートーヴェンの交響曲の中で構えずに聴ける希有な曲ですね。私もイッセルシュテット盤でこの曲を好きになりました。
-----
旋律の明るさ、陽気さ、リズムの良さ、快活さ、どれを取っても異色の素晴らしい音楽ですね。 オーケストラの演奏者に聞いたことがありますが、演奏には難しい曲なんだそうです。
聴くだけの者にとってはそこまでわかりませんが、完成度の高い音楽なんでしょうね。
(2006年02月27日 09時38分51秒)
Re:ベートーベン 交響曲第8番/アイスランドポピー(02/27)
nekovi
さん
私もこの曲大好きです。
たまたま昨日のＮ響アワーでやってて久々に聴きました。
今日改めて聴き直そうとしたら手頃なＣＤがありません。
オケ曲はＬＰで大量に持っていたのですが、結婚したときに殆ど処分してしまいました。
で、発掘したＣＤはクナでした（笑
今聴いてます。 (2006年02月27日 17時19分33秒)
たまたま昨日のＮ響アワーでやってて久々に聴きました。
今日改めて聴き直そうとしたら手頃なＣＤがありません。
オケ曲はＬＰで大量に持っていたのですが、結婚したときに殆ど処分してしまいました。
で、発掘したＣＤはクナでした（笑
今聴いてます。 (2006年02月27日 17時19分33秒)
Re[1]:ベートーベン 交響曲第8番/アイスランドポピー(02/27)
とも4768
さん
nekoviさん
＞私もこの曲大好きです。
＞たまたま昨日のＮ響アワーでやってて久々に聴きました。
＞
そうですね。Ｎ響アワーで放映があったそうですね。私はお通夜の手伝いでしたので観ることができませんでした。 この曲のＴＶでの放映は珍しいですね。
＞今日改めて聴き直そうとしたら手頃なＣＤがありません。
＞オケ曲はＬＰで大量に持っていたのですが、結婚したときに殆ど処分してしまいました。
私も中学生から40歳くらいまでに収集したＬＰ盤をプレーヤーが壊れてメーカーも倒産したので、大量処分してＣＤを買い替えてきました。
＞で、発掘したＣＤはクナでした（笑
＞今聴いてます。
-----
クナッパーツブッシュですか。 私も彼のブルックナーやワーグナーの素晴らしい演奏を聴いていますが、ベートーベンはバックハウスとのピアノ協奏曲のみで交響曲は聴いたことがありません。 多分ィ演奏なんでしょうね。
(2006年02月27日 18時07分04秒)
＞私もこの曲大好きです。
＞たまたま昨日のＮ響アワーでやってて久々に聴きました。
＞
そうですね。Ｎ響アワーで放映があったそうですね。私はお通夜の手伝いでしたので観ることができませんでした。 この曲のＴＶでの放映は珍しいですね。
＞今日改めて聴き直そうとしたら手頃なＣＤがありません。
＞オケ曲はＬＰで大量に持っていたのですが、結婚したときに殆ど処分してしまいました。
私も中学生から40歳くらいまでに収集したＬＰ盤をプレーヤーが壊れてメーカーも倒産したので、大量処分してＣＤを買い替えてきました。
＞で、発掘したＣＤはクナでした（笑
＞今聴いてます。
-----
クナッパーツブッシュですか。 私も彼のブルックナーやワーグナーの素晴らしい演奏を聴いていますが、ベートーベンはバックハウスとのピアノ協奏曲のみで交響曲は聴いたことがありません。 多分ィ演奏なんでしょうね。
(2006年02月27日 18時07分04秒)
Re:ベートーベン 交響曲第8番/アイスランドポピー(02/27)
にゃお10
さん
追伸:
そう言えば、バーンスタインが指揮するこの曲を、ＣＳからＨＤＤに録画してありました。
それを見ると、彼が指揮台の上で小刻みに体を縦に揺すっていました。
表情も終始にこやかなで、いかにも楽しそうに指揮していた様子がとても印象的でした。 (2006年02月27日 18時50分00秒)
そう言えば、バーンスタインが指揮するこの曲を、ＣＳからＨＤＤに録画してありました。
それを見ると、彼が指揮台の上で小刻みに体を縦に揺すっていました。
表情も終始にこやかなで、いかにも楽しそうに指揮していた様子がとても印象的でした。 (2006年02月27日 18時50分00秒)
Re[1]:ベートーベン 交響曲第8番/アイスランドポピー(02/27)
とも4768
さん
にゃお10さん
＞追伸:
＞そう言えば、バーンスタインが指揮するこの曲を、ＣＳからＨＤＤに録画してありました。
＞それを見ると、彼が指揮台の上で小刻みに体を縦に揺すっていました。
＞表情も終始にこやかなで、いかにも楽しそうに指揮していた様子がとても印象的でした。
-----
バーンスタインの指揮は体ごと彼がオーケストラに示したいことや表現したいことを表すタイプの指揮者で、フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュ、ベームなどのほとんど体を動かさない指揮姿とは対称的ですね。 情熱のほとばしりを体で表現するエネルギッシュな人でしたね。 それがハイドンなどの古典を指揮すると柔和な表情で終始していました。
だからこの8番での指揮姿が何となく想像できます。
(2006年02月27日 21時26分16秒)
＞追伸:
＞そう言えば、バーンスタインが指揮するこの曲を、ＣＳからＨＤＤに録画してありました。
＞それを見ると、彼が指揮台の上で小刻みに体を縦に揺すっていました。
＞表情も終始にこやかなで、いかにも楽しそうに指揮していた様子がとても印象的でした。
-----
バーンスタインの指揮は体ごと彼がオーケストラに示したいことや表現したいことを表すタイプの指揮者で、フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュ、ベームなどのほとんど体を動かさない指揮姿とは対称的ですね。 情熱のほとばしりを体で表現するエネルギッシュな人でしたね。 それがハイドンなどの古典を指揮すると柔和な表情で終始していました。
だからこの8番での指揮姿が何となく想像できます。
(2006年02月27日 21時26分16秒)
Re:ベートーベン 交響曲第8番/アイスランドポピー(02/27)
すらら
さん
そうですか。。なんだかこの８番というのは人気が高いんですね。私は個人的には4番がとっても好きです。もちろんベートーベンも大好きですよ。
(2006年02月27日 23時27分49秒)
Re[1]:ベートーベン 交響曲第8番/アイスランドポピー(02/27)
とも4768
さん
すららさん
＞そうですか。。なんだかこの８番というのは人気が高いんですね。私は個人的には4番がとっても好きです。もちろんベートーベンも大好きですよ。
-----
ベートーベンの交響曲はそれぞれに特色がありますね。 私はどれが一番好きかと問われると困るほどです。 それらの中でもこの8番が一番特異性がると思います。
(2006年02月28日 00時35分57秒)
＞そうですか。。なんだかこの８番というのは人気が高いんですね。私は個人的には4番がとっても好きです。もちろんベートーベンも大好きですよ。
-----
ベートーベンの交響曲はそれぞれに特色がありますね。 私はどれが一番好きかと問われると困るほどです。 それらの中でもこの8番が一番特異性がると思います。
(2006年02月28日 00時35分57秒)
Re:ベートーベン 交響曲第8番/アイスランドポピー(02/27)
タケノノ さん
8番は軽やか過ぎて小品的なイメージもありますが、演奏する方からすると密度が濃くとてつもなく難しい、かと言って第九のような聴き応えのある音楽でもないので、できれば避けて通りたいもの、と聞いた事があります。やっぱり若い頃に作られた１番や２番とは根本的に違うのでしょうね。
nekoviさんの挙げられたクナッパーツブッシュの演奏、もちろん私も大好きですが、初めてこの曲を聴くには絶対に選んではいけないものです（笑）。何せ終楽章が通常の半分くらいのテンポで実にゆったりしています。昔で言えばレコードの回転数を間違えたか？という表現が合うでしょう。この軽やかな音楽を無理やり重厚にしているようで、初めて聴いたときは正直笑うしかありませんでした。でもクナだから許される演奏ですね。 (2006年03月01日 01時28分45秒)
nekoviさんの挙げられたクナッパーツブッシュの演奏、もちろん私も大好きですが、初めてこの曲を聴くには絶対に選んではいけないものです（笑）。何せ終楽章が通常の半分くらいのテンポで実にゆったりしています。昔で言えばレコードの回転数を間違えたか？という表現が合うでしょう。この軽やかな音楽を無理やり重厚にしているようで、初めて聴いたときは正直笑うしかありませんでした。でもクナだから許される演奏ですね。 (2006年03月01日 01時28分45秒)
Re[1]:ベートーベン 交響曲第8番/アイスランドポピー(02/27)
とも4768
さん
タケノノさん
＞8番は軽やか過ぎて小品的なイメージもありますが、演奏する方からすると密度が濃くとてつもなく難しい、かと言って第九のような聴き応えのある音楽でもないので、できれば避けて通りたいもの、と聞いた事があります。やっぱり若い頃に作られた１番や２番とは根本的に違うのでしょうね。
＞
この町にアマチュアオーケストラがあって、年1回の定期コンサートを行なっています。 そこのメンバーも同じことを言ってました。難しいのにそれほど感動的な起伏のない損な曲だと。
＞nekoviさんの挙げられたクナッパーツブッシュの演奏、もちろん私も大好きですが、初めてこの曲を聴くには絶対に選んではいけないものです（笑）。何せ終楽章が通常の半分くらいのテンポで実にゆったりしています。昔で言えばレコードの回転数を間違えたか？という表現が合うでしょう。この軽やかな音楽を無理やり重厚にしているようで、初めて聴いたときは正直笑うしかありませんでした。でもクナだから許される演奏ですね。
-----
それは極端ですね。私はシェルヘン指揮ルガノのオケの演奏したＣＤを持っていますが、ご存知のようにこのシェルヘンも個性的で、あまりの個性的な演奏に辟易して2度聴いただけです。 やはり私にはゲヴァントハウスのようなオケをドイツの正統的な表現をする指揮者の演奏の方が、この曲では好きですね。
(2006年03月01日 01時44分14秒)
＞8番は軽やか過ぎて小品的なイメージもありますが、演奏する方からすると密度が濃くとてつもなく難しい、かと言って第九のような聴き応えのある音楽でもないので、できれば避けて通りたいもの、と聞いた事があります。やっぱり若い頃に作られた１番や２番とは根本的に違うのでしょうね。
＞
この町にアマチュアオーケストラがあって、年1回の定期コンサートを行なっています。 そこのメンバーも同じことを言ってました。難しいのにそれほど感動的な起伏のない損な曲だと。
＞nekoviさんの挙げられたクナッパーツブッシュの演奏、もちろん私も大好きですが、初めてこの曲を聴くには絶対に選んではいけないものです（笑）。何せ終楽章が通常の半分くらいのテンポで実にゆったりしています。昔で言えばレコードの回転数を間違えたか？という表現が合うでしょう。この軽やかな音楽を無理やり重厚にしているようで、初めて聴いたときは正直笑うしかありませんでした。でもクナだから許される演奏ですね。
-----
それは極端ですね。私はシェルヘン指揮ルガノのオケの演奏したＣＤを持っていますが、ご存知のようにこのシェルヘンも個性的で、あまりの個性的な演奏に辟易して2度聴いただけです。 やはり私にはゲヴァントハウスのようなオケをドイツの正統的な表現をする指揮者の演奏の方が、この曲では好きですね。
(2006年03月01日 01時44分14秒)
【毎日開催】
15記事にいいね！で1ポイント
PR
キーワードサーチ
▼キーワード検索
とも4768
クラシック音楽を聴き続けて50年を超えました。 このブログでは、365日にわたってあります曲の初演、演奏家や作曲家の誕生日・命日などの記念日に因む音楽を紹介しています。 花のカメラ撮影をはじめて5年ですが花画像もご覧下さい。
コメント新着
ifJU8X Really enjoyed this blog article.Much thank@ ifJU8X Really enjoyed this blog article.Much thanks again. Great.
ifJU8X Really enjoyed this blog article…
ONY72s I cannot thank you enough for the post. Wil@ ONY72s I cannot thank you enough for the post. Will read on...
ONY72s I cannot thank you enough for th…
フリーページ
© Rakuten Group, Inc.
