2006年06月22日
テーマ： 好きなクラシック(2399)
カテゴリ： クラシック音楽
『 今日のクラシック音楽
』 ミヨー作曲 バレエ音楽「屋根の上の牡牛」
私はダリユス・ミヨー（1892-1974）という「フランス6人組」の一人と言われている作曲家については、多作家らしいのですがあまり曲を聴いたこともない人ですが、このバレエ音楽「屋根の上の牡牛」は気に入った音楽なので採り上げてみました。
ミヨーは1892年9月24日に、南フランス・プロヴァンス生まれのユダヤ人で、幼い頃からヴァイオリンを弾き、作曲家を志して15歳のときパリ音楽院に入学したそうです。そのときに、後のフランス6人組のメンバーであるオネゲル、タイユフェール、オーリックと親交を結ぶ機会を得たようです。
音楽院卒業後、ブラジル大使となったポール・クローデルの秘書としてブラジルのリオ・デ・ジャネイロに渡ったという話は、彼の経歴の中では有名な話ですが、その滞在した1917年間からの2年あまりの間にラテン音楽に魅せられたようです。
その時の体験を基に書いた音楽がこのバレエ音楽「屋根の上の牡牛」です。
この不思議な題名ですが、彼がブラジル滞在時に見つけた肉屋の屋号で、それをそのまま題名にしているところなど彼の一面を語っているかのようです。 というのは、このバレエの台本では物語の場所がアメリカの禁酒法時代のとある酒場なんですね。
ブラジルで見つけた肉屋の屋号、舞台はアメリカの酒場。 じゃあ音楽は？ これが強烈なブラジルサンバやタンゴのリズムを刻んだ、色彩豊かな軽快な音楽です。題名と物語と音楽の共通性のないところが面白いですね。
曲名を聴かずにいきなり音楽だけを聴かされますと、まるで南米の音楽かと思えるほどに、楽しい、心がウキウキするバレエ音楽です。
そのダリユス・ミヨーが1974年の今日（6月22日）亡くなっています。
愛聴盤 レナード・バーンスタイン指揮 フランス国立管弦楽団
（東芝EMI TOCE3346 1974年11月録音）
ミヨーのバレエ音楽「世界の創造」など収録したミヨー作品集でミヨーの追悼盤です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『 今日の音楽カレンダー 』
1974年 没 ダリユス・ミヨー（作曲家）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ともの『 今日の一花
花菖蒲は初夏を彩る涼しげな花の一つです。 しかし、この花も見頃を過ぎようとしています。 やはり花の命は短いですね。
撮影地 大阪府和泉市 2006年6月21日
この種の花は名前も「一初」「アヤメ」「菖蒲」「杜若」とあって見分けが難しい花ですね。「いずれ文目か杜若」と言われているくらいです。 ネットで拾ってきました見分け方をここに掲載しておきます。
「見分け方」
一初 乾いた土に生え、４月頃から咲きます。
文目 乾いた土に生え、５月頃咲きます。
花弁の基部は黄色で網目模様があり、葉は細く長いのが特徴です。
杜若 水中に生えて、５月頃に咲きます。葉は幅広で長いが特徴です。
花菖蒲 湿地に生え、６月に咲きます。葉の表面中央に突起した筋があります。
私はダリユス・ミヨー（1892-1974）という「フランス6人組」の一人と言われている作曲家については、多作家らしいのですがあまり曲を聴いたこともない人ですが、このバレエ音楽「屋根の上の牡牛」は気に入った音楽なので採り上げてみました。
ミヨーは1892年9月24日に、南フランス・プロヴァンス生まれのユダヤ人で、幼い頃からヴァイオリンを弾き、作曲家を志して15歳のときパリ音楽院に入学したそうです。そのときに、後のフランス6人組のメンバーであるオネゲル、タイユフェール、オーリックと親交を結ぶ機会を得たようです。
音楽院卒業後、ブラジル大使となったポール・クローデルの秘書としてブラジルのリオ・デ・ジャネイロに渡ったという話は、彼の経歴の中では有名な話ですが、その滞在した1917年間からの2年あまりの間にラテン音楽に魅せられたようです。
その時の体験を基に書いた音楽がこのバレエ音楽「屋根の上の牡牛」です。
この不思議な題名ですが、彼がブラジル滞在時に見つけた肉屋の屋号で、それをそのまま題名にしているところなど彼の一面を語っているかのようです。 というのは、このバレエの台本では物語の場所がアメリカの禁酒法時代のとある酒場なんですね。
ブラジルで見つけた肉屋の屋号、舞台はアメリカの酒場。 じゃあ音楽は？ これが強烈なブラジルサンバやタンゴのリズムを刻んだ、色彩豊かな軽快な音楽です。題名と物語と音楽の共通性のないところが面白いですね。
曲名を聴かずにいきなり音楽だけを聴かされますと、まるで南米の音楽かと思えるほどに、楽しい、心がウキウキするバレエ音楽です。
そのダリユス・ミヨーが1974年の今日（6月22日）亡くなっています。
愛聴盤 レナード・バーンスタイン指揮 フランス国立管弦楽団
（東芝EMI TOCE3346 1974年11月録音）
ミヨーのバレエ音楽「世界の創造」など収録したミヨー作品集でミヨーの追悼盤です。
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『 今日の音楽カレンダー 』
1974年 没 ダリユス・ミヨー（作曲家）
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ともの『 今日の一花
花菖蒲は初夏を彩る涼しげな花の一つです。 しかし、この花も見頃を過ぎようとしています。 やはり花の命は短いですね。
撮影地 大阪府和泉市 2006年6月21日
この種の花は名前も「一初」「アヤメ」「菖蒲」「杜若」とあって見分けが難しい花ですね。「いずれ文目か杜若」と言われているくらいです。 ネットで拾ってきました見分け方をここに掲載しておきます。
「見分け方」
一初 乾いた土に生え、４月頃から咲きます。
文目 乾いた土に生え、５月頃咲きます。
花弁の基部は黄色で網目模様があり、葉は細く長いのが特徴です。
杜若 水中に生えて、５月頃に咲きます。葉は幅広で長いが特徴です。
花菖蒲 湿地に生え、６月に咲きます。葉の表面中央に突起した筋があります。
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Re:花菖蒲(06/22)
たけぽ2001
さん
きれいな紫色ですね。
菖蒲の花は痛むのが早いのか、写真を撮るにはきれいな花を探すのが大変だと思いました。
私も何枚か撮りましたがブログ投稿を少々躊躇っています。
(2006年06月22日 01時06分34秒)
菖蒲の花は痛むのが早いのか、写真を撮るにはきれいな花を探すのが大変だと思いました。
私も何枚か撮りましたがブログ投稿を少々躊躇っています。
(2006年06月22日 01時06分34秒)
たけぽ2001さん、ありがとうございます
とも4768
さん
たけぽ2001さん
＞きれいな紫色ですね。
＞菖蒲の花は痛むのが早いのか、写真を撮るにはきれいな花を探すのが大変だと思いました。
＞私も何枚か撮りましたがブログ投稿を少々躊躇っています。
-----
確かに傷むのが早い花ですね。 花びらの先や縁から傷んできますね。 できるだけ朝の早い時間に撮るようにしています。 この画像は午前6時半に近所の畑で咲いているのを撮りました。 この畑では20株ほどの花菖蒲が咲いているのですが、この画像の花がどうも今年の最後の花のようでした。
(2006年06月22日 01時12分29秒)
＞きれいな紫色ですね。
＞菖蒲の花は痛むのが早いのか、写真を撮るにはきれいな花を探すのが大変だと思いました。
＞私も何枚か撮りましたがブログ投稿を少々躊躇っています。
-----
確かに傷むのが早い花ですね。 花びらの先や縁から傷んできますね。 できるだけ朝の早い時間に撮るようにしています。 この画像は午前6時半に近所の畑で咲いているのを撮りました。 この畑では20株ほどの花菖蒲が咲いているのですが、この画像の花がどうも今年の最後の花のようでした。
(2006年06月22日 01時12分29秒)
Re:花菖蒲(06/22)
ピーヒャラ5656
さん
日本的な花ですよね。
花びらが柔らかいからすぐ傷んでしまいますね・・・
「しょうぶ」と「あやめ」って変換すると同じ「菖蒲」なんですけど、やはり同じ物なのでしょうか。
「かきつばた」は違いますよね？
(2006年06月22日 09時16分07秒)
花びらが柔らかいからすぐ傷んでしまいますね・・・
「しょうぶ」と「あやめ」って変換すると同じ「菖蒲」なんですけど、やはり同じ物なのでしょうか。
「かきつばた」は違いますよね？
(2006年06月22日 09時16分07秒)
ピーヒャラ5656さん、ありがとうございます
とも4768
さん
ピーヒャラ5656さん
いつも書き込みをありがとうございます。
＞日本的な花ですよね。
＞花びらが柔らかいからすぐ傷んでしまいますね・・・
＞「しょうぶ」と「あやめ」って変換すると同じ「菖蒲」なんですけど、やはり同じ物なのでしょうか。
＞「かきつばた」は違いますよね？
-----
「あやめ」「しょうぶ」「かきつばた」の違いをこの日記に追記掲載しておきます。
(2006年06月22日 11時36分52秒)
いつも書き込みをありがとうございます。
＞日本的な花ですよね。
＞花びらが柔らかいからすぐ傷んでしまいますね・・・
＞「しょうぶ」と「あやめ」って変換すると同じ「菖蒲」なんですけど、やはり同じ物なのでしょうか。
＞「かきつばた」は違いますよね？
-----
「あやめ」「しょうぶ」「かきつばた」の違いをこの日記に追記掲載しておきます。
(2006年06月22日 11時36分52秒)
Re:ミヨー 「屋根の上の牡牛」/花菖蒲(06/22)
ピーヒャラ5656
さん
ともさん、いろいろ調べてくださりありがとうございます。
やはり似て非なるものだったのですね。
「アヤメ」は網目模様からつけられた名前なのでしょうね。
「カキツバタ」は伊勢物語の「東下り」の中で和歌の折句として使われているので名前は知っていましたが、自分自身の目で「これがそうだ」というのは見たことがないように思います。
それぞれ咲く場所や季節も違うとは知りませんでした。
勉強になりました♪
(2006年06月22日 23時32分38秒)
やはり似て非なるものだったのですね。
「アヤメ」は網目模様からつけられた名前なのでしょうね。
「カキツバタ」は伊勢物語の「東下り」の中で和歌の折句として使われているので名前は知っていましたが、自分自身の目で「これがそうだ」というのは見たことがないように思います。
それぞれ咲く場所や季節も違うとは知りませんでした。
勉強になりました♪
(2006年06月22日 23時32分38秒)
ピーヒャラ5656さん、ありがとうございます
とも4768
さん
ピーヒャラ5656さん
たびたびの書き込みをありがとうございます。
＞ともさん、いろいろ調べてくださりありがとうございます。
＞やはり似て非なるものだったのですね。
＞「アヤメ」は網目模様からつけられた名前なのでしょうね。
＞「カキツバタ」は伊勢物語の「東下り」の中で和歌の折句として使われているので名前は知っていましたが、自分自身の目で「これがそうだ」というのは見たことがないように思います。
＞それぞれ咲く場所や季節も違うとは知りませんでした。
＞勉強になりました♪
-----
「杜若」は見たことがありますが、まだ撮影はしておりません。 いつかこれらの花を全部撮って、見分けを掲載したいと思っています。
(2006年06月22日 23時49分57秒)
たびたびの書き込みをありがとうございます。
＞ともさん、いろいろ調べてくださりありがとうございます。
＞やはり似て非なるものだったのですね。
＞「アヤメ」は網目模様からつけられた名前なのでしょうね。
＞「カキツバタ」は伊勢物語の「東下り」の中で和歌の折句として使われているので名前は知っていましたが、自分自身の目で「これがそうだ」というのは見たことがないように思います。
＞それぞれ咲く場所や季節も違うとは知りませんでした。
＞勉強になりました♪
-----
「杜若」は見たことがありますが、まだ撮影はしておりません。 いつかこれらの花を全部撮って、見分けを掲載したいと思っています。
(2006年06月22日 23時49分57秒)
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とも4768
クラシック音楽を聴き続けて50年を超えました。 このブログでは、365日にわたってあります曲の初演、演奏家や作曲家の誕生日・命日などの記念日に因む音楽を紹介しています。 花のカメラ撮影をはじめて5年ですが花画像もご覧下さい。
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