Priscilla Room

「好きな人」に愛される人、愛されない人



~訳者:加藤諦三氏の前書き~

自分を知る事が"人生のパートナー"
と上手くいくための近道。


自分を知るとは、
自分が本当に求めているものが
何であるかを知ると言う事である。
自分が幸せになるにはどうしたら
良いかを知る事である。自分が
分かるから、この人と恋する事が
自分の幸せなのか、不幸なのかが
わかるのである。

逆から言えば、自分に気が付いて
いないから「かたち」にとらわれて
恋人を選んで失敗してしまう。

劣等感をはじめとして、自分の心の
葛藤に気づいていないから間違った
恋人を選択するのである。

「自分が分かっている人」は
  「言葉にだまされない」。

だまされるタイプとは、間違った関係に
陥るタイプである。間違った恋人を選んで
しまうタイプである。

よく「愛が冷めた」と言う。しかし、
そういう人はもともと現実のその人を
「愛していない」事が多い。現実の
相手が分かったときに冷めたのである。

間違いをおかす人の共通点は二つある。

1つは、「愛しているよ」と言われただけで、
相手は自分を「愛している」と信じる
「言葉だけの世界」で生きている。

相手がなぜ、「愛しているよ」と言ったか
という動機を考えていない。動機は目に
見えない。目に見えないものに注意を払わ
ない、それが間違いのもとである。

2つ目は、自分1人では生きていることを
楽しめないということである。だから相手に
妥協する。無理をして相手に合わせるから、
いずれ破綻する。

恋人選びで間違いをおかさない人は
「自分がわかっている人」

だから、当然相手との関係がわかっている
人である。別の言葉で言えば、相手との
適切な距離感のある人である。

この本を読む事で自分を理解し、自分と
相手との関係を理解する能力が養われる。




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