恋愛初期におかす5つの間違い③
初期の間違い③ はっきり口に出して言えなくなる
早まった妥協をして、無理して相手と合わせること－－
彼の前では自分自身の価値観、行動，習慣を変えてしまうこと。
これは「たとえ自分の価値観を変えることになっても、
彼が好きになってくれるならなんでもする」と決意して
付き合いはじめるのとはわけが違う。
この場合の心の動きは、もっとずっと微妙だ。
これまで信じてきたこと、大切だった趣味、大事
な友人が彼に受け入れなれないと分ると、そうし
たものを見下すようになり、やがて自分を見失っ
てしまう。そして彼と、さも調和しているような
環境を作り出す危険がある。
私達は、自分の信念や価値観を相手に話したり、
相手の信念や価値観を知ることによって、互い
がどれだけ合っているか判断する。
そして、もし、価値観が対立した時は、相手
との間が険悪になるのも恐れずにあくまで
自分の信念を曲げないか、あるいは「平和を
乱さない」ために自分の信念を曲げるかの、
２つの間で選択を迫られる。
もし、信念や価値観を曲げる方を選んだ場合は、
まだその時期ではないと感じながら、相手の
プレッシャーに負けてセックスをしてしまった
り、彼のしている事が間違っていると思っても、
はっきり口に出して言えなくなる。
また、いつもはとらない行動（ひどくアルコ
ールを飲む、バカげた行動をするなど）を
ともにしてしまうこともある。
あなたは２人の関係を上手くいかせたいあまり、
自分の興味や活動を投げ出したり、自分を犠牲
にしてまで興味の無い趣味や活動に関わるよう
になったことはないだろうか？
例えば、夜は彼がテレビを見るので、前のように
読書にいそしむことがなくなる、彼がやりたがら
ないので、サイクリングやテニスなどのスポーツ
をやめる。彼が関心をを持たなかったり、賛成し
ないので、人間的に成長するためのセミナーや講
習、ボランティアに参加するのをやめる、など。
◇何でも相手に合わせるのは、一時的な解決にすぎない
妥協してしまいすぎるケースには、彼が気を使う
ので、友人や家族、愛する人々と一緒に過ごさな
くなる、彼を喜ばせるために、好きでもない人と
一緒に過ごすようになる、などがあるだろう。
もちろん、いい関係にはある程度の妥協はつきも
のだ。人生を分かち合う相手ができれば、１人の
時とまったく同じ生き方をするわけにはいかない。
しかし、対立を避けるためだけに妥協すれば、
２人の関係は間違った方向に向うことになる。
では、この過ちを避けるにはどうしたらいいのか？
そのためには、自分の価値観、興味、大切な
ものを十分知った上で相手と関係を結び、相
手よりまず、自分自身に忠実になることだ。
それでこそ、相手とフィフティ・フィフティの
関係が結べるようになるはずだし、何より、
あなた自身の人生を広げ、豊かにし、あなたが
自分自身に自身が持てることになるのだ。
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