夢のゴミ箱

夢のゴミ箱

~6~






「ねぇ・・・別れてほしいの・・・」



















・・・・・・・

























・・・・・・・




















突然の事に愕然とし、数秒間の沈黙が何時間にも感じた・・・。






この時点で俺の余裕は完全になくなっていた・・・

























「いやだよ。俺、別れる気ないもん。。。」



































「私は別れたいの。」





















「別れたくない!!! やだね!!」















「別れる!! 別れたいの!!」






















・・・・・・・























・・・・・・・
















「・・・なんで? 俺の事嫌いになっちゃったの??」































「わかんない。」




























・・・・・・・




















「よし、わかった。」






















「・・・じゃあ1週間後にまた話そうよ。 














俺もすぐに答え出せんからさ・・・。」























彼女は「ありがとう」と承諾し、俺は電話を切った・・・。




















それからは、色々と考えた。













「好き」を維持すれば大変だという事はわかっていた。






「嫌い」に逃げる事も考えた。



















この世に女性は星の数ほどいるだろう・・・。



















・・・・・・・

















・・・・・・・



























いや、それは違う。
















彼女は世界に1人しかいないんだ

















俺の隣は彼女しか有り得ない!!
























それからの俺は不安と戦いながらも、『選んできた道程の正しさを祈った・・・』










しかし寂しさから連絡をして、拒否された時は、




俺はまさに恋愛において迷子になっている『ロストマン』だった。









俺はこいつの『ラフメイカー』になれないのか・・・











光の見えない暗闇の中、一番、純粋な気持ちに戻ることにした



































俺は彼女の事を愛している





















そして彼女の為に・・・と、ある計画を立てた。










その準備をしていれば気が紛れた。











その間も常に彼女のことを考えていた・・・。







願いが通じたのか、1週間経たない前に彼女から連絡があった・・・。






すこしずつではあるが、彼女の気持ちが戻ったように感じた。










しかし、以前と元通りという感じはなく、ぎこちなさを感じながら、少しだけ話した。






その日をきっかけに、なんとか連絡だけはとれるようになっていった。




















やはり、ぎこちなさは否めなかった・・・。

















それからは、彼女に合わせよう。彼女と話せるだけでも幸せだと言い聞かせた。











しかし、俺の気持ちをよそに、どんどん彼女の気持ちがわからなくなっていった・・・。
























忙しいだろうけど、俺の気持ちも考えてくれよ・・・








俺の身にもなってくれよ・・・








もう辛くて辛くて仕方ないよ








元の気持ちに戻ってくれよ・・・



















そして、電話で初めて彼女に対し怒りを露わにしてしまった。





















黙る彼女・・・。











2人を重い空気が包んだ・・・。











俺は電話を切ってからも、彼女を理解しようとした。













そして俺の計画は、終盤を迎えていた・・・。











果たして俺にできるのだろうか・・・?









彼女の気持ちは戻ってくるのだろうか・・・?


















もう迷っている暇はない!!












彼女の笑顔を取り戻す!!!!!!






最終回へ




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