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2012/01/12

さて画像は世間一般で言う壁だ。

そう完璧の古事ともなった話だ。

今さら私が記載する必要もないかもしれないけれども・・・

完璧の古事を書いておこう。

文字数稼ぎのために。

完璧とは中国の戦国時代の古事のひとつで、秦国が趙の宝物「和氏の璧」と自国の十五城との交換を申し出てきた。

和氏の璧が名宝とはいえ、十五城といえば小国にも匹敵する程であり、条件としては良いが、相手は常に侵略の機を狙っている始皇帝を輩出した秦。

実態はただの口約束で、宝物を要求しているだけである可能性が高い。

ただ宝物を渡せば、自ら秦の属国と認めるようなことになる。

屈辱的であり、諸国にも恥を晒すことになるのでそれは飲めない。

無論そんな気などないが、断れば「これほどの好条件を無下にした。無礼である」と侵攻の口実を与えることになりそれも国家の危機。

その壁と城の交換の交渉役となった藺相如は秦へ入り、秦の昭襄王と対面しや。

そして和氏の璧を渡すが、受け取った途端に昭襄王は寵姫や群臣に見せびらかし続け、城の話をする気配が無かった。

昭襄王は城を渡す気が全く無いと判断した藺相如は・・・・

「実は小さい傷があるのです。ここに……」と近寄って璧を奪い取り、柱の側へ駆け寄った。

そして、怒髪天突きながら・・・・

「趙では疑う意見が多かったが、趙王様は秦を信じ、5日間身を清め和氏の璧を渡された。この趙王様の信義に対し、秦王様は余りにも非礼で粗雑な扱い。もはや璧も自分の頭もこの柱で叩き割ってくれる」と言い放った。

昭襄王はあわてて地図を持ってこさせ、15城の話をしたが、それは上辺だけの話と見た藺相如は、昭襄王に宝物を受ける際の儀式として5日間、身を清めるよう要求した。

そしてその間、従者に璧を持たせ密かに趙へ帰らせる一方、自らは残って時間を稼いだ。

そして5日後、身を清め終えた昭襄王が和氏の璧はどうしたかと問うと・・・

藺相如は「歴代の秦の王において、約束を固く守った王を聞きません。秦王様に城を渡すつもりが無いように見えたので、既に趙へ持ち帰らせました。十五城を渡せば趙は璧を惜しまないでしょうが、重ね重ねの無礼の償いとして私には死罪を賜りたい」と述べた。

群臣はこの者を処刑すべしと思ったが、藺相如の剛胆さに感嘆した昭襄王は「殺したところで何も得られず、趙の恨みを買うだけである」とこれを許し、璧も城も渡さないということで収まり、藺相如も饗された後に無事帰国した。

壁をまっとう（完と書くと思われる。）したことから完璧となった。

で・・・

この壁、世界に二つもない物という意味でオリジナリティという話をひっぱて来たかったんだが・・・

そう、オリジナルである。

今日、ととさんから画像をいただいた。

先週のフェアリーステークス見事的中されているようです。

ととさんも後輩の軸馬の精度をかなり評価していらっしゃる数少ない年間１００００Ｋ勝ちに最も近い方。

何度か酒席でお世話になっております。

これね・・・

相変わらず見事だなと思うが・・・・

後輩もぼやいていた・・・

我が優秀な後輩君

↑http://blog.livedoor.jp/longshotm/

この画像を見たこともインスピレーションにつながったんだが・・・・

守破離とオリジナリティが必要なのではないだろうか？

ふと思ったのだ。

後輩の相馬眼はもう本物でここに関しての一貫性を疑うつもりはないが・・・

ただ・・・

私の感性や呪われているとしか思えない事象に対しての有効な打開策が思い浮かばない。

軸馬やリストでＡの馬・・・

やはりこれだよなと感嘆するレベルなのだが・・・

ここに関してはもう生涯これを越える必要もないのではないかと思っているので、一貫性を保つが・・・

買い方と考え方は変える必要があるなと認識した。

そもそもだ・・・

競馬はゼロサムゲームであり・・・

皆と同じことをしていては皆と同じ結果になる。

例えば、勝っている人、しかもぼろく。

いや・・・

単年勝った負けたはどうでもいい。

継続して勝ち続けている人・・・・

ととさんだったり、くりりんの分さんだったり、ジェイさんだったり。

皆、オリジナルの戦略をもっているよなと。

ギャンブル界のナポレオンヒルを目指そうと思っていたが・・・

これも考え方としては正しいと思う。

勝っている人間の共通点、実績の出している人間の共通点を探ると言う。

まあ、結局考え方は分かったが、具体的行動においてはやはり曖昧な理解しかしていないため、それこそ完璧な模倣はできない。

そこで考えた。

後輩の相馬眼においてはもう疑いようもない。

上記の継続して勝っている人間も評価しているのだからここまではいい。

ここから考え方を変え、オリジナルの他者に模倣できない戦略をすべきなのだ。

それは小点数での我慢だったり、過去の後輩のコメントを利用した工夫だったり、騎手だったり、血統だったりと思うのだ。

で考えた。

外れ方を考えるのであれば・・・

私は後輩の本命の２～３着づけの３連単という考え方をしたのだが・・・

これもオッズに左右される。

がこのやり方も実は言うほど悪くないと思っている。

で・・・

そこに対しての紐の選択。

工夫の余地はここにある。

例えば・・・

ゼロサムゲームである以上・・・・

皆が皆同じ買い目で買った場合どうなるか？

当然、オッズが下がり・・・・

結果が同じになる。

それこそ、後輩の相馬眼の信頼性は見る人が見れば十二分に分かるほど突出している。

以前にコメントいただいた方が、トーセンベニザクラがＧ１で負けたとき・・・

いずれ走ってくるのでしょうねと言っていたが・・・

早速走った。

そう・・・

馬を見る目の突出ぶりは違いを感じる。

で・・・

信じる人が多くなるとやはりオッズが偏る。

皆が皆、同じ出目を買うとなると・・・

当然オリジナリティは損なわれるわけだ。

そうなると・・・

オッズが結果に影響を与えると考えている私に取っては・・・

それは悪影響を受けている買い目を買っていることにならないだろうか？

だから・・・

逆にあえて、軸に対して・・・

買えない馬と買える馬の組み合わせで馬券を買ってはどうかと思ったのだ。

私の感性は間違っている。

だからこそ、その感性を利用したオリジナルの買い方をしてみてはどうかと。

他の人ができない買い方であれば・・・

的中率×オッズ＞１００の１００からの乖離が大きくなるんじゃないだろうか。

結果を出している人から見れば違うやり方になるのでなんじゃそりゃという話になるかもしれない。

だがだ・・・

皆が同じであれば・・・

それこそ

的中率×オッズ＜１００になりうるということだ。

そう・・・

勝つという少数であるためには、多数とどこかで違う行動をとらなければならない。

これは正直かなり苦しい方法だと思うが・・・・

逆に外れを受け入れる覚悟を持てば十分勝負になるのではないかと思うのだ。

しかも・・・

多分、私でないと、自分の不才さを信じ切れないとこれはできない。

さらにこれなら点数を絞れるし・・・・

息が続く。

もしくはだ。

これまた逆転の発想で・・・

オッズの高い順に切っていき、合成オッズが２０倍程度の馬券だけ３連単で買うのはどうなんだろうか・・・？

いや・・・

流石にこっちは厳しいか・・・

オッズは高ければ高いほどいいのは常識。

まあ・・・

後輩の日記見る限り、今週も面白そう。

覚悟を持とう。

流れはないけれども・・・

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