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2005年01月27日
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～素敵なパパに成る為に～
「子育て支援塾」と言う集まりに参加してきました。田下(たしも)先生の講義の気付き。男性・女性を問わず響きは有ると【確信】してます！では、どうぞお付き合い下さい。
【第1部】
【三つの質問】
1、子供は誰のモノですか？
2、何の為に育てるのですか？
3、どんな大人にするべきか？
講師の田下(たしも)先生曰く、日本国民は子育てに対して共通の概念が無く、即答できない。原因は理想の大人像があやふやさ。日本人はなぜ答えられないのでしょうか？それを知る事がテーマです。田下先生の解答は【まとめ1】の下に有ります。
【講義開始】
【何故か】
敗戦に打ちひしがれた日本人は原因を考えた。白羽の矢は戦犯と【過去の日本人】に当たった。文化･歴史･伝統・戦犯、これらを排除すれば、俺達は【綺麗】な人間だ。悪い過去の日本人ではない。その思いのもと、積極的に歴史の破壊を行った。信じていたものは破れた今、当時の日本人は楽に成りたかった。しかし責任を負う氣は無かったのか。過去を徹底的に否定し、現在の自分を【正当化】した。それが【三つの質問】に即答できない日本人を作った。確かに占領政策の巧みさも有るだろうが、ここまで浸透したところからみて、当時の日本人の失望具合が伝わってきます。
【補足】
当時の人を俺は責める事は誰にも出来ない。辛い方を選べとは言えない。ただ事実として、そう言う流れが有ったと言う事です。これが1時間目の主題。
【まとめ1】
過去を親に、現在を子供に例えると判り易い。過去(親)を否定した現在(子供)が大人に成ったが、
受け継ぐはずの過去(文化･歴史・伝統)は既に棄ててしまった。しかも過去を新しく作りなおす事は出来ない。つまり「親(過去)の様に成れ(見習え)！」と言えない。自信の無い親の言葉に従えというのも無理な話。それが今の日本の現状。
家系図の何処か一箇所が途切れただけでも今の自分は存在できない。それを国中やってしまった。良い部分も有れば、悪い部分も当然ある。これが言えなかった。
【解答】
1、社会のモノである。親はそれを一時的に預かっている存在。
2、日本の歴史・文化・伝統を受け継ぐ為である。
【第2部】
問い：子供には無限の可能性が有るので、親や教師は手を出すべきではない？
これはアメリカで実験が行われました。フラストレーションを避け、自由放任に、親が徹底的に子供に譲り続けた結果。【自発的】に、攻撃衝動が旺盛で我慢の出来ないガキが量産されました(アメリカ人の報告)。結論。子供は【自由】なんか求めてない。
【子供が本当に欲しいモノ】
自分を守ってくれる強い存在(親)を求めている。自分を愛して、何が有っても守り抜いてくれる強さの有る【親】を求めている。しつけが出来ないと、子供がわがままになる理由。子に譲る親を、子供は自分より弱い存在と理解する。弱い人間(自分を守れない)には従えない。守って貰えない事は死に直結する。自分で強く生きるしかない。その結果わがままに。
【優先順位】
１、親の保護(一体感)。2、独立･自立･自由
2から入ると、子供は何から自立すれば良いのか判らない。田下先生はそれを行き先不明の宇宙遊泳と例えられました。たくさんの愛情と言う保護からの自立。これが子供に与えられた順序。抱っこし過ぎると自立が遅れると言うのも誤解。もう十分抱かれたから【離れたい】と思うのが自立。愛情や触れ合いを与えれば与えるほど、子供は自立に近づく。
【しつけ】
田下先生曰く、「3歳までは犬や馬の調教と同じ」。「違うのはエサで釣るか釣らないか」。しつけを行う時には強制力が必要。しかしそれは愛情を伴なったモノでなければいけない。【愛を持って】護ってくれる人が言うのだから、きっと正しいのだろう。子供にそう思ってもらえてしつけになる。また、親だって何でも判る訳ではない。感覚で何となく判ってる事は結構多い。そういう時は、「いずれ判るから(微笑)」と言ってやるんだそうな。その姿を見て子供は、「親って凄いんだな」と思う。そういうモノらしいです。
教育は納得を伝える事で、しつけとは【強制して伝える】こと。それを支えるのは愛の質と量。
最後はやっぱりそれに尽きるとの事でした。
【子供と善悪】
一般的に子供は母親から善悪を学ぶ。【大好き】な母親が喜ぶのだからこれは【良い事】。その逆が悪い事。子供の持つ最初の【生きがい】は、母親の喜ぶ事をしてあげたいと言う気持ち。聴いた時にちょっとウルっと来ました。それを知る為にも、生まれてからの母親との触れ合いが重要。
【ちなみに】
母親と子供のキズナは妊娠四ヶ月、まだお腹の中の頃から生まれる。親子の【一体感】はここから始まる。出産直後の赤ちゃんが親の顔を知っていると言う実験結果も有る。文字通り血を分けた存在の母と子。そこに男親の入る隙は殆ど無い。らしい…
【まとめ2】
人間には無限の可能性が有ります。が、米英での自由で子供の人権を【尊重】した教育は崩壊しました。日本では【継続中】です。しつけは【愛の強制力】が伴なわなければ無意味。三つ子の魂百までもは真実です。大人に成って【セクハラ】に走る人は、幼少期に怒られなかった人です(実験済み・ＥＸクリントン)。可愛い老人は素敵な幼少期を過ごした可能性が【特大】です！至極平凡な答えですが、子育てって【愛情】です！
【最後に】
子育ては孫の代まで →凄い名言だと思った！
歴史を次世代に繋ぐ事も育児の目的！男女だけで育児を語ると未来が危ういと思った講義の締めでした。
大筋の話に絞った為、物語性が弱いです。本当はもっと終始ダイナミクスの有るお話でした。男3人が最後まで引き込まれました。また機会は有ると思われます。このテキストで興味を持てた方、ぜひ直接お話を伺ってみて下さい。講義は本当に面白いです！
父性と母性の話、父親と母親の存在意義の違い、親子の信頼感の育み方、反抗期ってどうよ？等々ネタはまだまだございます。まだまだネタは満載です！ちょこちょこ出してイキます！
「子育て支援塾」と言う集まりに参加してきました。田下(たしも)先生の講義の気付き。男性・女性を問わず響きは有ると【確信】してます！では、どうぞお付き合い下さい。
【第1部】
【三つの質問】
1、子供は誰のモノですか？
2、何の為に育てるのですか？
3、どんな大人にするべきか？
講師の田下(たしも)先生曰く、日本国民は子育てに対して共通の概念が無く、即答できない。原因は理想の大人像があやふやさ。日本人はなぜ答えられないのでしょうか？それを知る事がテーマです。田下先生の解答は【まとめ1】の下に有ります。
【講義開始】
【何故か】
敗戦に打ちひしがれた日本人は原因を考えた。白羽の矢は戦犯と【過去の日本人】に当たった。文化･歴史･伝統・戦犯、これらを排除すれば、俺達は【綺麗】な人間だ。悪い過去の日本人ではない。その思いのもと、積極的に歴史の破壊を行った。信じていたものは破れた今、当時の日本人は楽に成りたかった。しかし責任を負う氣は無かったのか。過去を徹底的に否定し、現在の自分を【正当化】した。それが【三つの質問】に即答できない日本人を作った。確かに占領政策の巧みさも有るだろうが、ここまで浸透したところからみて、当時の日本人の失望具合が伝わってきます。
【補足】
当時の人を俺は責める事は誰にも出来ない。辛い方を選べとは言えない。ただ事実として、そう言う流れが有ったと言う事です。これが1時間目の主題。
【まとめ1】
過去を親に、現在を子供に例えると判り易い。過去(親)を否定した現在(子供)が大人に成ったが、
受け継ぐはずの過去(文化･歴史・伝統)は既に棄ててしまった。しかも過去を新しく作りなおす事は出来ない。つまり「親(過去)の様に成れ(見習え)！」と言えない。自信の無い親の言葉に従えというのも無理な話。それが今の日本の現状。
家系図の何処か一箇所が途切れただけでも今の自分は存在できない。それを国中やってしまった。良い部分も有れば、悪い部分も当然ある。これが言えなかった。
【解答】
1、社会のモノである。親はそれを一時的に預かっている存在。
2、日本の歴史・文化・伝統を受け継ぐ為である。
【第2部】
問い：子供には無限の可能性が有るので、親や教師は手を出すべきではない？
これはアメリカで実験が行われました。フラストレーションを避け、自由放任に、親が徹底的に子供に譲り続けた結果。【自発的】に、攻撃衝動が旺盛で我慢の出来ないガキが量産されました(アメリカ人の報告)。結論。子供は【自由】なんか求めてない。
【子供が本当に欲しいモノ】
自分を守ってくれる強い存在(親)を求めている。自分を愛して、何が有っても守り抜いてくれる強さの有る【親】を求めている。しつけが出来ないと、子供がわがままになる理由。子に譲る親を、子供は自分より弱い存在と理解する。弱い人間(自分を守れない)には従えない。守って貰えない事は死に直結する。自分で強く生きるしかない。その結果わがままに。
【優先順位】
１、親の保護(一体感)。2、独立･自立･自由
2から入ると、子供は何から自立すれば良いのか判らない。田下先生はそれを行き先不明の宇宙遊泳と例えられました。たくさんの愛情と言う保護からの自立。これが子供に与えられた順序。抱っこし過ぎると自立が遅れると言うのも誤解。もう十分抱かれたから【離れたい】と思うのが自立。愛情や触れ合いを与えれば与えるほど、子供は自立に近づく。
【しつけ】
田下先生曰く、「3歳までは犬や馬の調教と同じ」。「違うのはエサで釣るか釣らないか」。しつけを行う時には強制力が必要。しかしそれは愛情を伴なったモノでなければいけない。【愛を持って】護ってくれる人が言うのだから、きっと正しいのだろう。子供にそう思ってもらえてしつけになる。また、親だって何でも判る訳ではない。感覚で何となく判ってる事は結構多い。そういう時は、「いずれ判るから(微笑)」と言ってやるんだそうな。その姿を見て子供は、「親って凄いんだな」と思う。そういうモノらしいです。
教育は納得を伝える事で、しつけとは【強制して伝える】こと。それを支えるのは愛の質と量。
最後はやっぱりそれに尽きるとの事でした。
【子供と善悪】
一般的に子供は母親から善悪を学ぶ。【大好き】な母親が喜ぶのだからこれは【良い事】。その逆が悪い事。子供の持つ最初の【生きがい】は、母親の喜ぶ事をしてあげたいと言う気持ち。聴いた時にちょっとウルっと来ました。それを知る為にも、生まれてからの母親との触れ合いが重要。
【ちなみに】
母親と子供のキズナは妊娠四ヶ月、まだお腹の中の頃から生まれる。親子の【一体感】はここから始まる。出産直後の赤ちゃんが親の顔を知っていると言う実験結果も有る。文字通り血を分けた存在の母と子。そこに男親の入る隙は殆ど無い。らしい…
【まとめ2】
人間には無限の可能性が有ります。が、米英での自由で子供の人権を【尊重】した教育は崩壊しました。日本では【継続中】です。しつけは【愛の強制力】が伴なわなければ無意味。三つ子の魂百までもは真実です。大人に成って【セクハラ】に走る人は、幼少期に怒られなかった人です(実験済み・ＥＸクリントン)。可愛い老人は素敵な幼少期を過ごした可能性が【特大】です！至極平凡な答えですが、子育てって【愛情】です！
【最後に】
子育ては孫の代まで →凄い名言だと思った！
歴史を次世代に繋ぐ事も育児の目的！男女だけで育児を語ると未来が危ういと思った講義の締めでした。
大筋の話に絞った為、物語性が弱いです。本当はもっと終始ダイナミクスの有るお話でした。男3人が最後まで引き込まれました。また機会は有ると思われます。このテキストで興味を持てた方、ぜひ直接お話を伺ってみて下さい。講義は本当に面白いです！
父性と母性の話、父親と母親の存在意義の違い、親子の信頼感の育み方、反抗期ってどうよ？等々ネタはまだまだございます。まだまだネタは満載です！ちょこちょこ出してイキます！
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『木を植えるのに最も良い時期は二十年前！ 次いで今である！（中国のことわざ）』と言う訳で始めてみました！さあはじまりはじまり～
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