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2006年07月11日
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カテゴリ: 山の話
Part1 からの続きである。

朝日岳からはしばらくきつい下りとなる。そもそも朝日岳の標高は金峰山より20mほど低いだけなので、これから下った分をまるまる登り返す事になる。位置エネルギーの無駄な消費である。

特に今回は登山口から山頂までのピストンなので、行きのアップダウンがそのまま帰りにも繰り返されることになるので少々気がめいる。

そしてしばらく進むと鉄山の分岐に着く。ただ鉄山山頂への道は閉鎖されているようだ。鉄山を巻くといよいよ金峰山への登りに取り掛かる。相変わらず樹林の中の山歩きなので眺望はなかったのだが、稜線に近づくにつれ、徐々に視界が広がってくる。

2005金峰山017.JPG

そしてきついのぼりを越えると、いきなり森林限界に飛び出す。ハイマツの緑と白い岩のコントラストが美しい。やがてハイマツが茂る広場に出ると、視界が一気に広がり、目の前に小川山が大きく聳え立つ。

2005金峰山020.JPG

さらにケルンが立ち並ぶ稜線を進むと、岩場が待ち構えていた。そしてその岩場を乗り越えていくと「金峰山山頂」を示す道標が迎えてくれた。正直なところ岩が幾重にも積み重なっているような感じなので、どこが正確な山頂なのかはわからないが、取りあえず念願の山頂に立つことが出来た。嬉しい。

金峰山山頂直下

山頂


そしてさらに進むと目の前に憧れの「五丈岩」が見える。岩場を慎重にすり抜け、ついに五丈石に到着。

五丈岩

この景色は長く待ち望んでいた景色だ。2004年にふと山歩きを始めようと思い立ち、山のガイドブックを買ったときに、まず目に留まったページがこの五丈石の写真だった。こんな自然の造形美が日本にあるなんて、山に興味を持つ前は全く知らなかった。当時ひどく感動した覚えがある。

そんな訳でいつか金峰山を訪れてみたいと思っていたのだが、ついにその念願が果たせた。感無量である。しばらくはここで感動に浸ることにした。



金峰山山頂付近

意外だったのが、ここから見る瑞牆山がとてもこじんまりとしていることだ。標高では300mほど低いのだが、そうは言っても2200mを越える山だ。日本百名山の一つでもある。それなのにその姿は妙に可愛らしく思える。

ミズガキ山

そういえば六本木ヒルズの展望台に登ったときに、そこから見える東京タワーは小さかった。そのときの印象とついダブってしまった。

山頂で十分景色を楽しんだ後、名残惜しいが下山することにした。

行きと同じ道なので迷うことも無くどんどん進んでいく。ところが朝日岳の登りで少々バテてきた。体力的にはまだ問題ないはずなのだが、少々呼吸が苦しい。なんとか踏ん張って朝日岳山頂にたどり着く。

これはもしかして「軽い高山病」なのかなと、ちょっと思った。まあ、ここまできたらあとは大弛まで1時間弱なので、あわてずゆっくりと進むことにした。

そして無事大弛に到着。本当は体力があまっていれば、「夢の庭園」にでも行って見ようかなとも思っていたのだが、思っていた以上に疲労していたので、このまま大弛を下ることにした。

下山途中の林道からは五丈岩が良く見える。途中、何度も車を路肩に止めて、金峰山の姿に見入った。

下山路から





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最終更新日  2006年07月11日 01時26分25秒
コメント(6) | コメントを書く
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Re: 金峰山(2005年7月) Part2(07/11)  
初心者向きのハイキングがせいぜい出、なかなか山歩きまで行かれませんが、楽しく見せていただいております。
夢の庭園、だいぶ昔に車で行きました。民宿のおかみさんが「近いから行ってみなよ!」と言われていきましたが、実際には、すれ違いの場所もほとんどなくて、大きなわだちに車輪片側落としながら斜めに上っていきました。当時道路工事していましたから今はだいぶいい道になっているかもしれませんが、もし雨が降ったらどんなことになるのだろうか?と恐ろしく思いました。
夢の庭園は夢窓国師が造ったとかで、こんな山の上に何でこんなものがという感じでした。なかなかいい景色でしたが、タクシーでここまで上ってきた人たちがいたのに驚きました。

大弛のあたりでスズメバチに追い回されました。 (2006年07月11日 10時13分06秒)

Re:過去の山行記 金峰山(2005年7月) Part2(07/11)  
puffpuff9384  さん
何故か私も山頂で気分悪くなりました。多分登山口の標高が高く体が慣れないので高山病になるのでしょうね。お天気がいいと気持の良い山頂ですよね。金峰山は大好きで良く行きます、そろそろシャクナゲが咲くのかな~ あの五丈岩に登ってみたくないですか~? (2006年07月11日 10時34分46秒)

Re[1]: 金峰山(2005年7月) Part2(07/11)  
haihaihaihai712  さん
ヒデオ1999さん

コメントありがとうございます。

>夢の庭園、だいぶ昔に車で行きました。民宿のおかみさんが「近いから行ってみなよ!」と言われていきましたが、実際には、すれ違いの場所もほとんどなくて、大きなわだちに車輪片側落としながら斜めに上っていきました。当時道路工事していましたから今はだいぶいい道になっているかもしれませんが、もし雨が降ったらどんなことになるのだろうか?と恐ろしく思いました。

今はすっかり舗装されてますので安心です。でもあの道が舗装されていなかったときのことを考えるとぞっとしますね。絶対に運転できません。

>夢の庭園は夢窓国師が造ったとかで、こんな山の上に何でこんなものがという感じでした。なかなかいい景色でしたが、タクシーでここまで上ってきた人たちがいたのに驚きました。

私は夢の庭園には行ってないのですが、聞くところによると階段のオンパレードらしいですね。ちょっとそれれは嫌だなあ。
(2006年07月11日 23時36分59秒)

Re[1]:過去の山行記 金峰山(2005年7月) Part2(07/11)  
haihaihaihai712  さん
puffpuff9384さん

コメントありがとうございます。

>何故か私も山頂で気分悪くなりました。多分登山口の標高が高く体が慣れないので高山病になるのでしょうね。

そうですね、軽い高山病なんですかね。

お天気がいいと気持の良い山頂ですよね。金峰山は大好きで良く行きます、そろそろシャクナゲが咲くのかな~ あの五丈岩に登ってみたくないですか~?

私の技術では登れません。

近くから眺めるほうが素敵ですね。 (2006年07月11日 23時39分01秒)

Re[2]: 金峰山(2005年7月) Part2(07/11)  
haihaihaihai712さん



>今はすっかり舗装されてますので安心です。でもあの道が舗装されていなかったときのことを考えるとぞっとしますね。絶対に運転できません。

きれいになりましたか!
家族を乗せていたので、ホントに大雨に降られたら帰れないかと想像しただけで青ざめました。

>>夢の庭園は夢窓国師が造ったとかで、

>聞くところによると階段のオンパレードらしいですね。

そんなことはありません。岩でできた庭園です。枯山水よりもごつごつしていて、高山植物が咲いていました。入り口に山小屋がありました。一度是非行ってみてください。 (2006年07月12日 08時10分35秒)

Re[3]: 金峰山(2005年7月) Part2(07/11)  
haihaihaihai712  さん
ヒデオ1999さん

>>今はすっかり舗装されてますので安心です。でもあの道が舗装されていなかったときのことを考えるとぞっとしますね。絶対に運転できません。

>きれいになりましたか!
>家族を乗せていたので、ホントに大雨に降られたら帰れないかと想像しただけで青ざめました。

麓よりも、大弛峠に近づけば近づくほど整備されているような感じでしたね。
(2006年07月13日 08時00分01秒)

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