スズランさんとお話したこと

キッチン

絵はとってもアバウトです、挿絵と思ってください。

鉛筆で書き入れたサイズが読みにくいですが、流し台90cm食器洗い機45cmコンロ75cm、奥行き61cm
収納カウンター45cm、60cm、60cm、奥行き61cmです。

これから家を建てる予定の人に、何か情報になればと思いますので、できる限り詳細に書こうと思います。








キッチン

本体はイナックスのシステムキッチンです。

食器洗い機がホシザキ、IHコンロと換気扇がトステムです。

コンロはグリルが両面焼きでなかったことと(両面焼きでなきゃ嫌という私の主張)と換気扇がコンロと連動するのがトステムにあったこと(社長の発案)で、差し替えました。
けっこう、設備の差し替えは出来ます。
水栓もサイズさえ合えば可能です。
良いとこ取りが出来ます。

流し台の絵です


本体
座って調理できるためのニースペースがあって、なおかつ210センチの長さで食器洗い機が入って、シンクがミニサイズ(少しだけですが、シンクが普通のより浅いので、手が届きやすい)を選べるのはイナックスだけでした。
どうも日本のシステムキッチンは、システムといっても、業者のお仕着せです。
制約が付きまくる。
ニースペースが付くと、たいがい260センチくらいになってしまいました。
そんな広い台所は要らなかったです。

収納カウンターの絵です

イナックスではもうひとつラッキーなことに、対面する収納カウンターの奥行きが、45センチでも61センチでも値段的にあまり変わらなくて、61センチ(流しの奥行きと同じ)を選べました。
電子レンジ、ミキサー、オーブントースター、あれこれ置いて、手前にまだ物が置けるので、とても重宝です。

まあ、私のような人はいないと思いますが、私は現物を見ずに決めています。
流し台の扉見本(3×3センチくらいの小さいやつ)を見てさすがに、ショールームに電話しました。
「一番安いのにしようと思うのですが、どうも見本がいまいちのようで…」と私。
向こうのお姉さんは出来たらこれはお勧めしないといいました。
「もうワンランク上げると、面取り仕上げになります。表面も鏡面仕上げになり汚れも落ちやすくなります。」
ほほーっ!

「では、もうひとつ上のシリーズで、3色ありますけど何色がお勧めですか?」私
「グリーンがいいと思います。ショールームできれいですし、人気もあります。」

ワンランクアップで2万いくらかの差額でしたが、扉に「角」があっては使いにくいこと限りなしだったと思います。
カタログだけではわからない点でした。

私は料理好きでもなければ、きれい好きでもないのです。
たいそうなスペースも要らないし、有り余る道具類もいらない。
その代わり、人がやってきて、台所を見られても平気、外から丸見えでも平気なので、こういうキッチンになりました。
1年たって、とっても乱雑。モノも溢れてきました。

食器洗い機
我が家で今一番活躍するのは、ホシザキの食器洗い機。
これはもう終盤の段階で、母の「食器洗い機って、時間がかかるのよね。鍋もあんまり入らないし」というひとことがきっかけで、ネット大検索の結果、決定しました。
それまでは、どこのでも一緒、流しのメーカーと同じものでいいか、それとも後付けの据え置きタイプも捨てがたい(安いから)と思っていました。

検索結果わかったことは、1、据え置きでは、鍋が入らない。2、普通のは、洗い時間が長い。
ホシザキのは8分だったっけ?で洗いあがることを見つけました。

ホシザキのは、扉を開けて、その扉の上に洗いかごをセットする方式です。
はじめ、引き出し式のほうが使いよいのではないかと思っていましたが、深い引き出しから物を引っ張り上げる動作って、けっこう大変かもしれないと思いました。
使い比べていないのでわかりませんが、出し入れが簡単で使い勝手はいいです。

IHコンロ
もうひとつ、ウチはオール電化です。
コンロは電磁波の是非もありましょうが、とても扱いやすいです。
トップが平らなので、物置にもなるし。
鍋やフライパンのギリギリにまで、材料を持ってきて置いておけるので(火がつく心配がない)ので、とてもやりやすくて安心。
ずっと前から、ガスの火が怖いなと思っていたので、すごく開放感があります。
掃除も楽だし、夏も必要以上に暑くないし。

コンロと換気扇を連動させるタイプは割高だったのですが、社長が「奥さんはこれでなくっちゃ!」と譲らずに押してくれたので、つけることが出来ました。
とても便利です(^^)

収納は、対面のカウンターに食器と食材を入れました。
幅60センチの引き出し5つと、45センチの引き出し1つです。
60センチ×2、45センチ×1で、計165センチの幅があります。
足元はオープン仕様が2つです。ゴミ箱やらスーパーの袋やらを置いています。
あまり使わないものは、他のスペースに入っています。

流し台と収納を対面させる時、普通は80センチ開けると大丈夫だそうです。
図面の段階で、社長と番頭さんに確かめたら、彼らの計算で90センチとの返答でした。
「あやしい」と思いましたが(図面を定規で測るとそんなになかったので)でも、私もアバウトなもんで(^_^;)
後で、社長があわててました。

実際は82センチ。
椅子が入ると少し狭いです。後ろを夫が必死で通ろうとしています。
流しの位置は、基礎の段階で決まるので、後からの変更は困難だそうです。

いまどきの流し台は、シンクにまな板を渡して使うタイプです。
これでけっこう広い調理スペースが確保できますが、とても重い。
引越し当時は、使えませんでした。
今は微妙に引きずって、動かしています。
こんなもんが倒れてきたら、指がつぶれちゃうわ。緊張の一瞬です。

水道の蛇口はレバー水洗です。
が、初めからわかっていたのですが、手が足りにくい。
ロングレバーと、蛇口が引っ張り出せるタイプで、どっちにするか迷って、引っ張るほうを選んだので、まあしかたないかと。
リハビリと思ってがんばります。
でも、肩や肘の悪い人は、ロングレバーのほうが、毎度のことだからいいと思います。
足元で操作できるフットスイッチはなぜ~か、ニースペース付きのでは採用されていませんでした。

いまはどうかな?
何でもですが、今はどんどんバリアに対する考えが一般的になってきて、ユニバーサルなデザインの商品も増えてきているので、設備については日進月歩ですね。

最近の流し台は、スライドキッチンが主流です。
ベーススライドキッチンは魅力でした。
が、椅子に座って使うには、床の高さはすでにデッドゾーンです。
なので、それは見送りました。
当然、吊り戸棚も(^^)

それと、引き出しの取っ手の金具。
今のは、手が不自由でも、大きな金具で持ちやすくて、そんなに力もいりません。
その分、飛び出しているので、足に当てると痛い。
痛い膝に当たるもので(@_@)
小さな子供さんがいたら、ちょっと危ないかも?

今のはフラットな引き出しが多くなっています。
(冷蔵庫でも、引き出しでも、ドアの引き手でも、自分の手で扱いやすいかどうかは重要です。)

引き出しに食器を入れて、乱暴に開け閉めすると(そんなことした覚えがないんだけど)、割れてました。
ウチのは食器用の引き出しというわけではないので、一般的じゃないかもしれませんが。
今はゆっくり閉まるというのが、あるようです(^^)

冷蔵庫や食器棚からの物の出し入れに、いったん、仮置きする場所があれば、使いよいと思います。

自動水栓のことも、 AYUNAっちさん から情報をもらいましたので、書き加えます。
必要と思われる方は、ご検討ください。
(私も、違う病気のお友達に教えてもらっていたのに、優先順位が低かった(高かった)ので、すっかり忘れていました)

他に忘れてることはないかな??

ニースペース付きの流し台には、各社、ほとんどバーがついています。
これはなぜ付くのでしょうね?

「体を持たせかけるため」というのを読んだ覚えがありますが、「あれがじゃまで、体が近寄れない」という車椅子の人の意見も見た覚えがあります。
友達のお母さんは、「タオル掛け!これがいるのよね!」といってくれました。
ウチでは、タオルと布巾が掛けられています。
今はまだ、便利とも不便とも評価しきれないです。


2006年5月付記
バーが流し台のトップと同じ高さので、流し台とバーの上にお皿を橋渡して置けます。
ちょっとと危なっかしいけど、まな板で切った物を、すぐ手前のお皿に移すときとか、便利かも?
こんなこと、誰もしないかも?


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