占星術オフィス アルクトゥルス

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足し算とかけ算


足し算とかけ算



数には足し算的な成長とかけ算的な成長があるという話。

●足し算について
*足すことで性質が変わっていく。変貌しつづける成長。
*基本は1ずつ加算。そうすると、奇数(陽)と偶数(陰)が交互となる。次の数は前の数へのアンチテーゼ=陰陽がリズミカルに切り替わるので波動性(ナミ)となる。日本神話でいうとイザナミ。
*足し算的成長のもう一つのパターンがフィボナッチ数列。これは黄金分割へ向かう足し算方法。生命原理と関連する。
*足し算の記号は不動の座標軸(XY軸)。足し算によって性質は変わっていくが次元は変わらない。
*前の数の土台に積み重なっていく感じで時間軸上の成長をする。

●かけ算について
*かけることで元の数の性質を残したまま、倍加する。
*元の性質を残したまま奇偶が繰り返される。大きい波長=粒子性(ナギ)。日本神話ではイザナギ。
*かけ算記号は動き(回転)を意味する。足し算記号を45度回転させたもの。これを「次元が加わる」と考えてもよい。2次元座標を直交回転させて3次元へ成長させたと考えてもいいのでは。元の性質を残したまま次元を上げる。
*時間を超えたマンダラ的時空把握における成長。「いま・ここ」にすべての成長レベルが包含される。
*ハーモニック占星術・MTAではかけ算の年齢進行をより重視する。

なぜ、9系統の講座でこれに触れようと思ったかというと、
9の倍数は、数秘術的に単数変換した場合にも常に9になるから。
9=中身、という意味なので、中身が変わらないという象意はここからきているのかもしれない。

(c)神谷充彦


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