占星術オフィス アルクトゥルス

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33とキリスト意識


33とキリスト意識



ピタゴラス数秘占術では「33」をマスターナンバーとしていないが、流派によっては「6」のハイグレード版として「33」を採用している場合もある。その場合、「33」は「キリスト意識」と呼ばれているようだ。

「33」という数は数秘術の単数変換で「6」になる数のうち、4番目に登場する数。また、未来への希望のためにもう一人の自分を発見する「11」に「3」 をかけた数でもある。それらの組み合わせから推測すると、高次の自分(11×3)と呼応(6)する回路の確定(4)といったところになるだろうか。

「キリスト意識」について中学生のころにふと思いついたのが、食塩水に塩の結晶を投入するとそこを中心に結晶ができていくということ。これは、「百匹目の猿」と似た現象だ。形態の共鳴現象。それが意識の形態において起きる場合に、核となる結晶がキリスト意識と呼ばれるものではないか。

マタイ伝に「汝らは地の鹽なり、鹽もし効力を失なはば、何をもてかこれに鹽すべき。後は用なし、外にすてられて人にふまるるのみ」とあるが、そのことと関係あるのかもしれない。

さらに想像を広げていくと、塩の結晶は正六面体(サイコロ型)であることにも気づかされる。これは「6」と「4」の融合体だ。さらにいえば、プラトン立体としての正六面体は「地」の象徴でもある。辺の数は12で、三角数は21――と、なかなか気になる数字も出てくる。

(c)神谷充彦


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