占星術オフィス アルクトゥルス

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タロット考


タロット考



大アルカナを下のように並べてみた。

1、2、3、4
5、6、7、7、9、10、11、12、13
14、15、16、17、18、19、20、21、0

1~4は人物単体の図柄なので、根本的な4エレメントとして別にしておき、
残りを二列で並べる。

そうすると、入り口は5と14、中心は9と18、出口は13と0。
ちなみに、上下の列はどちらも単数変換すると同じ数になる。

まず、面白いのは出口。絵柄の構図も似ている。
その手前の12、21はどちらも制限の中で発酵させるような感じ。
入り口の5や14からカウントするとそれぞれ8番目のカードなので、
8の象意である「凝縮」と関係してくる。
次の9番目のカード(13、0)はサイクルを終わりにして中身を取り出す段階。

そして、弦の真ん中を押さえると1オクターブ上へ行くという
発想からすると、そのポイントは9と18になる。

数霊7は振動による純化だが、それは11と20にあたる。
そうなると、11は崇高な思想(女性)と
発言力(ライオン)のコラボということになるだろうか。
これは数霊11の意味そのまま。
ちなみに、ゲリー・ボーネルによると、
アカシック神殿に入るときにはライオンの吠える声がするという。

20は天使のらっぱの振動で死者が復活する。
ここでいう復活とは肉の世界に堕した魂が純化されてよみがえるという意味。
錬金術でいうとアルベドの段階。

とまあ、なかなか面白いけど、これはあくまでも並べ方の一例。
いろいろ工夫してみると、いろいろなことが分かりそう。

タロットを宇宙構造の書として読むという試み。

(c)神谷充彦


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