Qちゃん先生の子育てのヒント

記憶力向上のコツ

flower 記憶力向上のコツ


記憶力を高めてくれる脳波(=シータ波)って、聞いたことがありますか?
海馬からシータ波が出ている時は 記憶力がアップ するのだそうです。
のうだま(2) 』に詳しく書かれていました。


どういう時にそのシータ波が出やすいのかというと、
1) 興味を持っている時、好奇心が活発に働いている時
2) 場所を移動する時 。例えば、バスや電車など乗り物で移動する時や歩いている時。


ただ、昼間に出るシータ波は必ずしも強いものではないらしく、
シータ波が最も強く出る時間帯は 夜寝ている時
寝る前の1~2時間前 は、脳にとっては記憶のゴールデンタイム。
著者も寝る前に仕事をするんだとか。


覚えたら忘れないうちに寝るのが肝心なのですね。
ただし、 6時間以上 眠ることが必要で、眠る時間が少ないと
海馬が情報を整理しきれないので 効果がないそうです。


また、脳の扁桃体(へんとうたい)も記憶に関わり、
感情が動くと活動するため、 例えば棒読みで読むよりも 感情移入 して
読むほうがよく覚えられるそうです。


私も日ごろのレッスンでは「もっと感情を込めて!」
「ジェスチャーと顔の表情をつけて!」と口が酸っぱくなるほど指導しています。


飛び上がって驚くような情報ではないものの、語学学習のヒントになること間違いないですね!
さらに、脳は 出力依存型 で、 暗記には復習ではなく出力 が大事。
例えば、教科書や参考書を見直すより、問題集をどんどんやったほうが効果的。
英語も音読やつたなくてもどんどん会話をしたほうがいいとありました。


声を出すことで脳は言語を習得する 」とある脳科学者が言っていましたが、
そういう根拠があったのですね。
音声を聞くだけではだめで、声に出さないと身につかない のです。
発話の大切さは黙読と音読の効果を比べても明らかです。


脳科学は日進月歩。 これからも新しい情報にアンテナを張って、
英語学習に生かしていきたいと思っています。


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