Qちゃん先生の子育てのヒント

【しつけ】と【学力】

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【しつけ】と【学力】の切っても切れない関係


将来「野球選手」になることを夢みる息子(年長)は、毎週土曜日に
NHKの野球アニメ番組「メジャー」をみることが唯一の?楽しみ。
...っていうか、「生きがい」。
一週間は、メジャーを拠点にまわっているかのよう。
毎日、あと○日で「メジャー」が口ぐせです。


テレビというと、とにかく母親の私自身があまり好きではないほうで、
見ていないのにかけっぱなしにするのはもってのほか。
何もかも正反対の夫と、この点でも正反対です。
子どもたちは、一日の大半(朝9時~夕方6時半)を保育所で過ごすため
平日は家で過ごす時間が短く、毎日英語のDVDやCDの取り組みがあるため、
テレビも見るヒマがありません。


ところが最近、息子が「テレビがみたーい!」病にかかってしまい...
DVDをかけていても、途中で勝手にチャンネルをテレビに切り替える始末。
「テレビは、くだらないから、消して。」という私と毎日けんかです。
私の中で、テレビを見せないというのは、「しつけ」なのです。


しつけといえば、帰宅時に手を洗う、脱いだ服をたたむ、脱いだ靴はそろえる、
食べた食器はカウンターに戻す、などきちんとするようにしつけていますが...
お恥ずかしながら、ちゃんとできていないというのが実情です(ほんと、恥)。


今まで細木数子さんの番組をみて、「しつけは大事だよ! あんたたち(お母さん)なってない!!」って罵倒されても、いろいろな子育て本を読んでも、
そんなに毎日ガミガミ言っちゃうと、子どもに悪い影響を与えないかと
心配さえしていました。
あまり親から怒られてばかりだと、萎縮しちゃうだろうし、親の顔色ばかり
見る子になっちゃう...ってね。


実際に、完璧症のお母さん(友人です)がこう言うのです。
「私が細かく注意しすぎたせいか、親の態度にいつもビクビクして、
顔色ばかりうかがい、小学校にあがったけど、何事にも消極的で、
学校の先生からも指摘されて困っているの。」って。
どうしたら積極的な子どもになるのか、って相談されたのです。


だから、きちんと言い聞かせることにしても、今までは躊躇していました。
が!!!
私は変わりました!!!
「しつけ」と「学力」には切っても切れない関係がある って知ったのです。
まー、また学力かー。現金ねー、なんて思っちゃうでしょ?!
自分でも、全くその通りだと思いますっ。
学力を伸ばすためだけなのかーーーーーっ!!!ってね。


それでも、いい。
実は、今の私の教育観にすごーーーくぴったり合う本を見つけまして
さっそく感涙のうちに(大げさ)購入しました。
これから蛍光ペンで線を引きまくり、私の心の寄り所として大事に
しようと思っているのですが...


そちらから引用します。
しつけができているかいないかは、学力にも大きな影響を与えるのです。
 しつけができていない子どもは、「やらなければならないこと」
 「がまんしなければいけないこと」に対応できません。
 そうすると、3年生、4年生と学習内容が複雑になるにつれて
 問題が起こってきます。

わが子に「ほんとうの学力」をつける本 」(小宮山博仁著)



しつけができている子どもは、「つらくても、やらなければならないことがある」ということを身をもって知っていて、国語の長文も、つまらないと思いながらも
読み通すし、面倒な計算も苦労しながら練習する
と指摘しています。


今日も、息子(当時年長)のチャレンジ1年生の国語の文章問題。
見るなり拒否反応。
しばらく様子をみていたら、2日分とばして先の文章問題ではない問題を
やっていました。


「どうして飛ばしたの?」と聞くと「急に風がぴゅ~と吹いてきて
ぺージが飛んじゃった。」ですって。そんなアホな(笑)。
あきれてものも言えませんでした。


どうして文章問題をやらないのか、理由はあきらかです。
できないからではなく、「面倒くさい」からやらないのです!
やはり、うちの子も、私の責任でしつけが十分できていないため、
見るなり投げ出してしまう子になってしまったようです。


「しつけ」なんですね。
「のびのび育てる」ことの意味をはきちがえていました。
小学校中~高学年になって、急に学力が伸びないから、しつけをし直すって、
もう後の祭りですよね。
幼いころからの生活習慣がものをいうことは、乳幼児を子育て中の
お母さん方によ~く知っていただきたいと思います。


な~んて、えらそうに。ごめんなさい。
うちの愚息の問題でした。ハハ。
さあ、これから。
怒鳴って言い聞かせるのではなく、子どもたちが大好きなおふろタイムに、
ハートtoハートでじっくりお話をして、言い聞かせていきたいと思っています。
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