風とこころ

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コントw1

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「ぜ~ろ~す~?」

管理人の家に訪れていたゼロスは、管理人に手招きされて呼ばれた。

「なんですかあ・・・?」

管理人がニコニコとしているところを見ると、何か企んでいるように見えるゼロス。(笑)

お手。

「はい?」

「だから、お手。」

「いったい何なんですか?」

「いいから、お手。」

ゼロスはしぶしぶ、管理人の出してる手に手を乗せた。

「フッフッフ。乗せた・・・乗せたね・・・?」

ゼロス、いやな予感がする。

「お手をすることとは、即ち !」

「?」

「ふははははははは!! キサマは今日から私の犬だ! 犬!!

「は、はい!?」

「と、いうことで。ファボーレに行ってきて、このリストに載っている物を買ってこい!」

「!?」

「さあ、行け。さっさと行け。因みに買ったら私の部屋に置いといて?その後、私を探すなよ。いいな?わかったな!!」

「は、はあ。」

勝手に押し切られてしまったが、断れない体質のゼロスである。ワケがわからないまま、言いつけられたとうりにするしかなかった。

「よし!さあ、行って来い!!」

「うう;いってきます・・・。」

ゼロスは何だか納得が行かないまま家を出されてしまった。

「んじゃ、頼んだぞ~♪」

家の扉を閉められ、ゼロスは一人寂しくファボーレまで買い物に行った。

その後の管理人は何かとても面白いことが始まるような顔をしていました。(笑)



つづく。




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