新しい日々

新しい日々

初めての胃カメラ体験



病院からの案内書には、「食事は、前日の20時までに済ませてください。」とあったのですが、前日は、たまたま残業で、食事をしたのは22時!しかも、揚げ物まで食べちゃいました・・・!(*^^)v(笑)

さて、検査当日、いよいよ胃カメラを飲むことに・・・。

検査の前に、予備室で検査前の処置をしてもらいました。
まずは、紙コップの中に入ってるポカリスエットのような色の液体を飲みます。50CCぐらいだったかな?これは、胃の中をキレイにするお薬とのことで、わりとすんなり飲めました。

次に、喉の奥に麻酔のゼリーを注入されます。
5分間上を向いて、じっとしているのですけど、私は、喉の奥まで入れようと頑張りすぎてしまい、4分経ったところで、突然むせてしまいました。(恥)
あらかじめ渡されていた紙コップへゼリーを吐き出し、なんとか喉の麻酔を終えました。(前途多難、笑)

最後に、腕に注射を打ってもらいました。
これは、胃の動きを抑えるためとのこと。
後から痛くならないように、合計200回ぐらいは揉んでおきました。

そうこうするうちに、私の前に検査を終えた女性が、診察室から出て来ました。
私と目が合うと「つらくて、泣いちゃった~」と、教えてくれました。

検査室に入り、まずは、先生の指示通り、診察台に横たわりました。
先ほど飲んだ薬の泡を消すために、ごろんと一回転しました。
左を下にして横たわると、口にマウスピースをはめられました。

「少し上を向いて、肩の力を抜いてください。慌てず、静かに鼻で呼吸をしてください」「喉は麻酔されているので、唾液を飲み込むと息が詰まります。口の端から出してください」
これが、先生からの指示でした。
その後、先生が、「はい、力を抜いて~」と言われた後、いきなりマウスピースの穴からカメラが入ってきました。
麻酔が効いていたので、喉の痛みはそれほど感じませんでした。
ただ、自分の喉に巨大なものが入っていく感覚は想像以上の苦しさでした。
先生から「上手にできていますよ」と励まされ、胃カメラはどんどん体の奥へ進んでゆきます。

途中、胃の中に空気を送り込んで写真を撮ったのですが、どうしても嘔吐しそうになり、何度も空気を吐き出してしまいました。
検査の間中、ずっと助手の女性が私の手を握っていてくれて、それが心の支えでした。
最後に十二指腸の検査をしましたが、まるでお腹の中で何か生き物が暴れているような感覚に、「この先生はきっとSに違いないわ」などと、そんな状況で変な想像をしてしまいました。(笑)

辛い検査が終わった後で、助手の女性に、手を握っていてくれたお礼を言うと「こんなオバサンでごめんなさいね。泣かしちゃってゴメンネ」と言われました。

自分では、ずっと、ガマンしていたつもりなのに、後で鏡を見たら、目と鼻が真っ赤で、どうみても「泣いた人」の顔でした。

検査の最後に、「中はとてもキレイですよ。」と言われ、ホッとしています。
辛い検査でしたが、午後にはすっかり元気になり、その夜は、焼肉を食べに行っちゃったほどです♪(*^^)v
・・・とはいえ、もう二度と胃カメラは飲みたくないなぁ。と言うのがホンネ。

私ってば、やっぱり、胃は健康そのもののようです。
食欲の秋。
食べ過ぎに注意しなければねっ!(*^_^*)


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: