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昨日、役者さんの一人と打ち合わせがあり、三社祭りで賑わう浅草へバスで向かった。道すがら荒川区の某消防署前で、妙に目に留まる物体を発見し、早速、妻にご注進をした。「よぉよぉアレ見て・・」って。物体は単純に、”消防自動車の小さいの”なんだけど、ネーミングが首をかしげてしまうものだったの。その名は・・・。「うーかんじゅにぽ号」(原文まま)”うーかん”に関しては、ほんの一瞬悩みはしたけど、かろうじてサイレンの音だろうと理解できた。「ウー!カン!カン!カン!」ってね。でも、”じゅにぽ”で、僕の思考は完全に固まった。少し間を置いて妻が、「小さいから”ジュニア”なんじゃない?」と言う。「おぉそうだそうだ。きっとそうだ!」と、納得しかけたんだけど、最後の”ぽ”が分からない・・・。「最後の”ぽ”はなんだろうなぁ・・?」こういう他愛ない疑問ほど、妙に気分の悪いもんである。案の定、僕と妻の会話を最初から聞いてたらしい隣席のオバちゃんが、それと分かるオーラを発散させて、答えを聞き逃すまいと身を乗り出してやがる。時間が経過するにつれ、オバちゃんには焦りの色が見えてきた。きっとそろそろ下車しなければならないんだろう。もう、今にも話しかけてきそうな勢いである。そうなると裏切りたくなるのが僕の意地悪なところ。「・・あぁ分かった分かった。チンポの”ぽ”だ!」・・って小さな声で言うと、オバちゃんマジでずっこけてた。ふん、どんなもんだい。オバちゃんが残念そうな顔で停車ボタンを押した時、ふいに答えが分かった・・・んだけど、オバちゃんが下りる直前に教えてあげようと僕は思った。その方がオバちゃんの喜びも倍増するだろうからね。オバちゃんが僕の顔を眺めながら、そりゃ悔しそうにステップへ足を下ろした時、「きっと、ポンプ車の”ぽ”ですよ」・・って言ってやったら、ほわぁ~っと顔を輝かせて、まさに百万ドルの笑顔ってな表情を見せてくれた♪しかし、誰が考えたんだろう。この名前・・・。
May 22, 2005
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お友達の、Yさんこと、”こやぎさん”が、ミクシーに「舞台IMAGINE9,11」を応援するコミュを立ちあげたと、有り難いメールをくださいました。http://mixi.jp/view_community.pl?id=1107420ミクシーをやられてるかた、よろしかったらご参加いただけましたら幸いです♪追記今日、舞台とは別件で、某有名出版社に初めてお邪魔して、とある人とお会いした。ロビーで待っている際、重々しい石壁に刻まれた、ロシア語やらフランス語やら、漢詩やらの文字が気になっていた。暫くしてロビーにやってきた人は、僕がロシア語らしい石壁をジッと見入ってるのを目に留めてくれ、挨拶もそこそこに、「何が書いてあるか、気になっちゃいますよね?」と、にこやかに話しかけてくれた。「ドフトエフスキー・・・ですよね?」と言うと、「・・えぇ。そうです」と驚かれた。「罪と罰ですよね?」と返すと、絶句して、「ろ、ロシア語を・・?」と聞いてきたんで、「いや、お恥ずかしい・・」と、謙虚に応えて、スルリと話題を変えちゃった僕♪スンマセン。実は僕、ロシアの作家って、ドストエフスキーくらいしか知らないだけです。出版社なんで、小説の一節だろう・・って、山を張っただけです。・・・今度、お会いした時、白状しとかないとなぁ♪
July 13, 2006
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