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男の羅生門 ‐ Guitar&Bike Life ‐
Real Vintage Gibson 1956 Les Paul Junior
ギターやエフェクター、インテリア雑貨も好きで色々と集めてしまっているわけですが、
我が家の将来を考えると少しずつ自分の物は減らした方が良いのかなと考えるようになりました。
さて、どうしたものか。。。断捨離した方が良いのか。
この “危機感” を “いいわけ” として自分をマインドコントロールした結果の矛先は・・・
『ギターの数を減らして、一生物のギターを手に入れてやる!』
そんな結論に至り、むしろ物欲という欲望が渦巻いたのであります(馬鹿)
厳選を重ねた所有するギター達を全てが気に入っている自分としては 『
手放すモノが無い
』というのが本音。ひたすら悩んだ結果、
『
Navigator N-LP680
』『
Gibson Custom Shop 1959 STD HAND SELECT Les Paul Standard
』を惜しくも手放す(下取)ことにしました。
そんなこんなで2本を糧に新たに手に入れたのはコチラ。
■Gibson 1956 Les Paul Junior
ついに、リアルヴィンテージに手を出してしまいました。勿論、新しいGibsonがNGという考えは毛頭ないんですが下取りの2本を手放して1本にするとなれば、2本合わせたものより所有欲を充たせるものを手に入れたかったということと、元々ジュニアが欲しかったということがあります。将来的にって言ってもヴィンテージは値段が上がっていきますし数自体が無い。これ以上高騰する前にGETしときました。ということで、自己満足の強めのレビューです。
手始めに見た目。エイジング仕上げが流行っている現在ですが、本器で確認できる複雑怪奇なクラックの数々は大胆でありながらも顕微鏡レベルに細かく、全体にビッシリと広がっています。ラッカー塗装の退色具合に関しても経年によってサンバーストの赤みは消え、タバコサンバーストになるかと思いきやブラックカラーすらも薄くなり、緑がかった様な独特な色味です。
よくよく見ると所々に散った赤めの塗料が確認できるという非常な複雑な色味になっています。こういった自然に発生した経年具合や存在感は、現行のカスタムショップ製品を見ても差があり、塗装技術云々では表現できない部類。もはや自然が織りなすアートのレベルです。この情報量だけでもヨダレが出ますね。
マテリアルとしてこの時代は当たり前の様にワンピースのホンジュラスマホガニーボディ&ネック、ハカランダ指板が採用されています。ジュニアはスチューデントモデルとして生まれ、一般的なアーチトップのレスポール(スタンダード:STD)に採用されるメイプルトップ&マホガニーバックに対し、STD用に切り出したマホガニーバック(ワンピース)のみを採用したモデル。とは言え、使用されるバック材はSTDと同じなので贅沢なホンジュラスマホガニーが採用されています。 経験上、綺麗な柾目はレスポンスが良く整った響きで、うねりが多い方とミドルが豊かで粘りがあり複雑な響きに感じます。個人的には見た目も音も若干うねっていた方が味があって好きです。
長い間、先代たちによって使い込まれた指板は艶が増し、使用による摩擦によって革製品の経年変化の様に光沢が増しています。
擦り減った指板の歪み(消耗)、変色し変形したポジションドットも味があって格好良い。
音は勿論ですがリアルに時を重ねた風格は何とも言えない味が在ります。
当時のギブソンは現在でいう
“
USA
” “
CustomShop
”
の様に木材や部品のグレードを落したり、製造国や部署を変えて人件費を抑えるといった考え方はまだ無く『
工程数は抑えるが仕様におけるクオリティは他モデルと同様
』ということで、あくまで熟練した職人の手作業による作りになっています。今ではボディを自動で切り出したりと出来る時代ですが、当時にそんなものは無く、あくまで人の手で切り出し削られ組付けられた完全ハンドメイド。自動化の現在でそこまで行える職人はほぼ存在しないに等しいでしょう。それ故にスチューデントモデルでも精度に妥協はありません。
製品上、コストカットされた部分も多々見受けられます。例えばジュニアのヘッドは突板が無く、代わりにブラックの塗装で塗りつぶされ、金色のシルクスクリーンで仕上げられています。また、ネックのインレイもドットに変更され、サイドバインディングも省略されて手間を省いています。ペグも3つずつ連結・簡素化されて、見た目にも小ぶりで可愛いですね。
ネックジョイントに関しては手間のかかる “ディープジョイント” ではなく差し込み型の “ボックスジョイント” によってボディとネックをニカワ接着。強度を考えて残した接合部の段差(カッタウェイ部分)がそれを物語ります。こういった造形やコストカット部分も『
当時の職人が色々考えたんだろうなぁ
』なんて歴史を感じてニヤニヤしてしまうわけです。
ピックアップは50年代特有のロングマグネットを採用したP-90 通称 “ドッグイヤー” をダイレクトマウントで一発。コントロールは ボリューム&トーン 1つずつなのでボディ加工や配線処理もシンプルの極み。ブリッジに関してもオクターブチューニングが出来ないロングスタッド(55年付近までショート)のバーブリッジ仕様です。こういった部品点数と装着に伴う作業量の簡略化によって費用を抑えているジュニアですが、結果的に加工されている部分が少なく、木材が多く使われ “ドッグイヤー” と “バーブリッジ” という仕様も相まって弦振動をダイレクトに拾って出力する特性となりました。その個性的なサウンドと共に伝説的なミュージシャンに認知・愛用され、確固たる地位を得たモデルになったわけです。
そんなレスポールジュニアですが、実はシングルカッタウェイのモデルは1955~1957年までで僅か3年しか作られておりません。半世紀以上経った今でも “1957リイシューモデル”として再発売される実態を踏まえると如何に後世に影響を与えた存在かが伺えます。その長い歳月を考えれば世界各国を渡り歩き、過去オーナーの熱い想いが詰まった遺品となっている可能性も高く、しかるべき運命の中で継承され、こうして自分の手元に存在していると思うと謎のロマンを感じずにはいれません。
ということでサウンドについてになります。
多くのヴィンテージ系と呼ばれるレスポールやピックアップ、コンデンサー等を試してきましたが、結論から言えば “
本物のヴィンテージは今の復刻版とは違う
” というのは確かでした。 当時の木材や各パーツも含め、調整を繰り返しながら半世紀以上弾き込まれ変化を経たギターは、ピッキングに対して生々しく、強烈な反応速度で誤魔化しが利かない。自らの弾き方や技術自体を改めて考えさせられるものでした。乾いた木の鳴りと金属の響きが雑味が複雑に混じり合って放たれるクリアなサウンドは、整ったものではなく、しゃがれた様な、弾き手の感情に訴えかけてくる奥深い魅力を感じました。
出力自体はそこまで高くないはずですが太くパワフルな音色。太いんですがクリア。特に4~6弦の “にごり” というか、シングルピックアップらしいジャリジャリ感が残っているのが素敵。 ピックアップは1つしかありませんがボリュームとトーンの効きもすこぶる良く、クリーン~クランチ~オーバードライブ~ディストーションまでゲインコントロールができ、その音質もアンプ側で調整したと同等クラスの解像度の為、情報量が半端ないです。
あくまで熟練の職人が全てハンドメイドで仕上げた匠のギター。故に “ハイエンドギター” と通ずるものがあり『
ギブソンは作りが雑
』という今のイメージは、この時代には微塵も感じさせないクオリティの高さだと思います。
今回選ぶ上で重要視したのは如何に “
長年弾き込まれてきたか
” ということ。木材の乾燥や経年も影響はあれど、長年弾き続けたからこそ出る音があると感じる部分が経験上多いのです。ミントコンディションの様な弾き込まれていない状態の場合、音の若さは否めません。せっかくであれば弾き込まれることで育った音も体感したいなと。 そういった意味で手に入れた個体はガッツリ弾き込まれたであろう貫禄のルックスと現在には無い響きがあり、お世辞にもヨダレが止まらないやつでした。何なら弾いているときは常にアへ顔で昇天してます(嘘)
当個体はレスポールジュニアとしては比較的 重量のある3.8kg。 ジュニアと言えば3kg前半、軽いと2kg台という軽量な個体が多く、一定の重さがある個体は逆に少ない印象があります(バック材のみなので当たり前ですが) 経験上 3.6kg以下(STDの場合) はボディ鳴りが大きくなる一方で現代ロックに通用する歪みにすると芯が潰れてしまい飽和してしまうイメージがあり、3.7~3.8kgが各音域と歪み時のバランスが良く芯が残る様に感じます(逆に重くなってくると輪郭がハッキリするがウッディさは減る印象) 近年は “軽さこそ良材で正義”といった風潮がありますが、個人的に求めるサウンドで考えると適度な重さも欲しいところ。そういった意味では逆に希少でドンピシャでした。
この個体はキャビティ内にノイズ対策もされていることから、恐らくは本器の特性を活かしドライブサウンドもメインで使っていたのではないかと予測できます。芯を残したまま暖かくもジャキーンと溢れ出る倍音の波・・・強く歪ませても低域 巻き弦のジャリっとしたニュアンスは残り、太く暖かいサウンドの中に各弦の輪郭と木材の響きをしっかり感じることが出来ます。適度に重量があるのでローの締まりもあって、めちゃくちゃ格好良いサウンドを出力してくれます。
何度も言いますがヴィンテージギターが全て正解だとは思ってはいません。とは言え、求めれば最終到達点であると同時に、時代に逆らった存在は絶滅していくのが運命のヴィンテージ。本物のレスポールは死ぬまでに1本くらい手に入れたいとは考えていました。自分自身の今の環境を踏まえると、家族の為にも個人の贅沢は減らしていく必要があるので、まだイケるうちに決断しとくしかない! という決断です。
今回、大切にしていた2本が旅立ちましたが、それを超えた満足感があるので良かったです。
二度と手に入らないコイツを手放すことは無いでしょう。生涯使っていきます!
勿論・・・仮に子供たちが楽器に興味を持ったとしても譲ることはありません(苦笑)
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