男の羅生門 ‐ Guitar&Bike Life ‐

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November 29, 2020
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カテゴリ: 六弦黙示録
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色々やったこのレスポール。



指板がローズウッド材なのですが、ボディTOPの仕上げに留まらず仕上げが最悪なわけです。
まるで建築現場かホームセンターで売っている材木並にザラザラしていてオイルを塗ってもすぐ乾く。
しまいには表面が削り過ぎで波打っていて端っこ欠けてるとか。やるなぁUSA!! ワイルドすぎだぜ!!

と、そこで日本人気質に火が付いてしまい400番から2000番までで1フレットを1時間程度磨いてみた。
高級ブランド ギブソンであっても、この状態であれば試す価値はあるかなと・・・




​何という事でしょう。ローズウッドが輝きを放ちはじめた。しかも杢目が荒々しくてエレガント!​
ツルツルになった指板は肌触りも良い。実際の演奏時にもここまで差が出れば大きく影響するでしょう。ということで・・・




満足するまで削る!!


吐き出される削りカス・・・部屋が汚れようが掃除機で吸えば良いだけのこと。優先順序は今、部屋の美化ではなく研磨だ。
鰹節(かつおぶし)の様なカスが部屋に舞う・・・掃除機は・・・愛する妻よ頼んだぞ!!!




そして数時間が経過・・・ 見てください。この美しさを
所有していた本人にしか分からないかもしれませんが、明らかに作業前と比べて違いますよ輝きが!!
光沢を放つことが無かった材木が、ようやく本来の素材の美しさ(杢目)を主張しております。
ついでにフレットもポリッシュしてピッカピカに仕上げてやりました。

チョコレートみたいでめっちゃ格好良いじゃねェか!!!

明らかに演奏時の運指も楽になりましたし、何より見た目も締まって高級感倍増。
手間暇かけた分だけ質感が上がる。高いギター買えば良いってもんじゃ~ないんですよ。
その個体の持ち味をいかに活かすかに意味がある。そういう意味合いでは質の向上に貢献出来ました。

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Last updated  November 30, 2020 12:48:42 PM
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