男の羅生門 ‐ Guitar&Bike Life ‐

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April 21, 2023
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カテゴリ: 六弦黙示録
ハンドセレクトのホンジュラスマホガニー、ハカランダネック、ハカランダ指板と職人気質な高精度な組付けで仕上がったこのギター。最強の材を纏うこのギターを購入して数ヶ月弾いてみて、購入当初と比べて少しずつですが音の変化(成長)が現れてきました。 



特徴的なレスポールボディに対してPRSスケールのハカランダネックから生まれる音はPRSの様な整った音でもありながらGibsonの様な粗削りなヴィンテージトーンをブレンドした様な唯一無二とも言える音。 非常に使いやすい反面、もう少し自分の音楽趣向に偏った仕様にしたいなと思い立ち決行!




・・・ということでコンデンサ交換。標準装備されているのがBlack candy(ビタミンQ)のハイパス仕様。 非常に扱い易く効きも優秀で、ある種 実用的ですが、自分には癖が無く扱い易過ぎる。 これに対して選択したのが以前、Navigator N-LPで装着した『 Vintage Tiger .02 MFD 400VDC NOS 』。 この音が最高過ぎて気に入ってしまいました。




最強ギターには妥協無く最強のコンデンサーをインストールする! と更にバージョンアップさせて『 Vintage Gray Tiger .02 MFD 400V TYPE GT NOS(約70年前)のデットストック(新品) 』実測値 .0263µF /.0266µFペアの赤インク仕様、更にアタリをセレクトしてもらった最強コンデンサーで勝負!  ついでに誰も気付きませんが絶縁カバーも1950年代のクロスワイヤーソックスを選択。もはや病気ですね。




実際どう変わったかと言うと・・・トーン10でのミッドの太さに加え、リアでのうねりとフロントでのレンジの広さ、トーンを絞るとハイミッドがグッと前に出てきて倍音が溢れてきます。倍音の音域が変わり、減衰した時の倍音の残響音はトーン10でも明らかな違いを感じます。 独特のジャキジャキ感と飽和感が素晴らしく気持ち良い・・・う~む。プラシーボ・・・ではないですね。明らかに変わってます。 Black candy(ビタミンQ)ではうねりが少なく整った音でしたが、今回の交換では良い意味でのうねりが強調されました。 




伴ってハイパスは外しました。ハイパスはボリュームを絞ったときにハイが削られ過ぎてモコモコしてしまう部分を改善し、スムーズなボリューム調整を目的に装着されています。その効果は絶大なのですが、これまでハイパスが入っていないギターで音を作ってきたので違和感があり『 スタンダードなレスポールをベースにハカランダネックの響きをコンバージョンさせる 』という音がベストだと感じたこと、少しだけボリュームを絞って音に丸みが欲しい時などが多い為、外しました。






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Last updated  April 21, 2023 09:00:07 PM
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