男の羅生門 ‐ Guitar&Bike Life ‐

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August 20, 2023
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カテゴリ: 六弦黙示録
ハカランダ
その響きが多くのギタリストの心を動かすとか・・・動かさないとか・・・





俺の持つギターでは Bizen GrainとKigodhi KT-Special がハカランダ指板&ネックです。

ハカランダの伐採が禁止されているにも関わらず思いのほか今年はハカランダ指板やネックのギターを見かけます。勿論、ハカランダ含むローズウッドや他の木材も枯渇してしまい各メーカー軒並み価格上昇傾向。良く『 今の材は昔と違って質が悪く強度も無くて音も悪い 』という方もおりますが、ハカランダに関しては数十年前に伐採が禁止されていますので、新しい材はワシントン条約上、存在しないはずなんですよね。

​なのに市場で増えているってのはどういうことなのか!?​ ・・・良く分からん。
考えても答えが出ないものは考えません!!

さて、そんなハカランダ。 一体何がそんなにスゲーのかという話(またかよ)
答えを先にまとめれば下記の様になります。


・ロングサスティーン

・コード弾きでの分離の良さ
・音が太いが抜ける
・倍音成分が出やすい
・耳障りな高音域のみカットされる

ギターはネックからボディに振動を伝えるのでネックが音を決めていると言われる程に重要な存在。言葉は悪いのですがどれだけ良いボディ材であれパーツを付けていてもネックがクソなら音もクソになる。これは間違い無いかと思います。







とは言え、個人的にはハカランダが全てにおいて最強だとは思っていません。マホガニーにはマホガニーの、メイプルにはメイプルの良さがあります。とは言えハカランダにしか出せない音もあり、それを他の材では出せない。マホの太さ柔らかさを持ちながらにしてメイプルの硬さとアタックの鋭さ、スピード感といった相反する特性の良い部分を持つハカランダ。体験すると明確に違い、確かに良いのです。

弾く程に鳴りが増すとも言われるハカネック。
拘るならオススメのスペックです。





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Last updated  August 20, 2023 09:00:09 PM
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