男の羅生門 ‐ Guitar&Bike Life ‐

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November 17, 2025
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カテゴリ: 六弦黙示録
“​Kigoshi Custom Guiter KT-Special” 木越製のギターはジャズギターの存在感のあるクリーントーンを基軸にしているので基本的に 11-49 の極太弦ゲージがスタンダード仕様。通常のストラトでは 09-42 、レスポールでも 10-46 が基本なわけですから普通に考えてごっつい仕様。

11-49 は試したことが無く、未知の世界だったので購入時は慣れた 10-46 でセッティングをお願いしました。このギターが生み出す唯一無二のトーンは他には代えられない存在感でコイツは凄ェ! と喜んだのも数年。少しずつテンション感が足りない気がしてきました。個人的にはベタベタの低い弦高ではなく、やや高めの弦高&テンション強めが好きなのですが。。。

…弾けるのか? チョーキング出来るのか!?  どんな音が出るんだ!?
…試してみたい気持ちと、不安な気持ちが一層と強くなるのでした。

そんな気持ちが強くなるにつれ眠れぬ夜が続き、不眠症や夢遊病、幻覚に襲われた。自律神経は乱れ、仕事や家庭にも集中できず、食欲も失せ、このままでは生命が危ぶまれると感じたのであった(嘘)このままではまずい。そんな中、ついに未知の世界“11-49ゲージ”へチャレンジ! しかし、一筋縄ではいかず…ネックやらブリッジやらのセッティングが全部崩れてしまい迷宮入り。



結局のところ、沼にハマってビルダーの木越さん元へ送りセッティングしていただきました。バッチリ仕上がってきた相棒をアンプへ通し鳴らしたところ…極太!ファットサウンドながら高解像度の豊かな倍音と立体感!即ち 極太豊潤!それでいながら反応が速くモコモコせずに抜けるってのがこのギターの凄いところ。

弦が太くなったことでテンションが強くなり、ハカランダネック~セミホロウボディへの振動伝達が強化され、ネックとボディ材の響きが今までよりも感じられるようになりました。存在感のあるクリーンサウンドは特に最高ですが、そのまま歪ませてもクリアさが抜群。このギターの本来のポテンシャルを痛感しました。極太ネックに太いゲージは今までより指先の力が必要になりますが、音には代えられないのでこの仕様でいきたいと思います。





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Last updated  November 17, 2025 08:00:05 PM
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