love-poem


   【男と女】


   “好き”は芽生え始めが花

   ほんのり甘く ちょっぴり切なく

   ときめく心が女を綺麗にする

   なのに恋は形を変えていくの

   好きになりすぎて思いやる心を失くす痛み

   愛してあげたいのにね 包んであげたいけどね

   せめて強すぎる心の鎖を解いてあげたいよ

   あなたとはもぅ長いものね・・

   労わりも 優しさも 感じられないなら

   ただ風のように 水のように

   癒し 潤わす 不思議を胸に

   愛しいという抱擁を望む今










みずからが変わったのか

あなたに変えられたのか、それとも

時の流れがそうしたのだろうか

3年前のわたしからは想像出来ないほど

わたしの心は元気になった

けれどわたしは・・

あなたにとってどう写っていたのだろう

寂しい女だから優しい気持ちになったのか

可笑しな女だから興味があったのか

ただ・・・

絡まった糸はどこかで切れるね

いつかは切れてしまうなら

その前に自分で切ってしまいたい

それでもどこかで・・・

わたしなら絡んだ糸をほぐして

ほどいてしまえるかも・・なんて

思い上がった心も在ったりする 








【独りうた】


寂しくても・・切なくても

自分の胸に手を当てると

ハートは生きてる 刻んでる

静かに泣きながらトクトク トクトク

独りが好きかと問われたら

こんな夜は独りがいい

泣き顔は真夜中の闇に連れて行く

夢の中に捨ててくる

朝のけだるさの中で微笑を創る

今日も一日元気だ 元気だ

寂しさなんて苦しみじゃない

切なさなんて苦しみじゃない

どんな気持ちも生きてるからこその感情だ

言い聞かせながら装う姿も・・

わたしなりの元気のもとだ

手を伸ばすと・・心の手に触れられる

独りが安らげるときもある











【媚薬】ディスタンス


    気の効いた言葉もないし

    シャイで愛を語れないし

    不器用でそっけないあなただから

    きっとずーっとこのままね

    女は言葉で愛に酔う

    男は態度で愛示す

    すれ違うのは性(さが)だから

    仕方ないけど少し寂しいものね

    だからぎゅっと抱きしめて

    なーんにも言わなくてもいい

    愛はわたしが言葉にするから

    イヤじゃなければうなずいてね

    心を癒す温もりはあなたからの媚薬

    独り想いで終わっても一度は告げたい恋心







【溢れる想い】

君の声が涙で途切れ 振り返る

君はそんなときでも笑顔なんだね

溢れないように空を見ながら

星のシャワーで涙を隠して

風に吹かれて笑顔をつくる

でも君は強くなんか無いはずだ

触れたら全てが崩れてしまうほど

きっと心が張り詰めているんだね

声をかけてもいいかぃ?

髪に触れてもいいかぃ?

君をこの手で・・包んでもいいか?

ボクは臆病なんだ・・

壊れるのが恐くて 君を抱けないでいる






   【男と女】


   恋から愛へ 愛から絆へ

   人と人との繋がりを 語ればそれは男と女

   接する態度も 愛の形も 男と女は違います

   抱いて愛情深まると 男は愛を語ります

   抱かれて愛情感じると 女はその身を磨きます

   逞しくあれ・・男の愛は太陽の如く暖かく大きく

   麗しくあれ・・女の愛は月の如く柔らかく優しく

   与え合い、補い合い・・ただ一点で繋がる夢

   幸せになってください・・幸せで居てください










【ふわふわ】


揺れる揺れる・・心が揺れる

あなたに?何に?心が揺れる

知らない?知ってる?こんな気持ち

夢かなぁ・・ホントかなぁ・・

見つからないアイノカタチ

どんな愛なら安心できる?

どんな愛に不安があるの?

触れ合い欲しくて手を伸ばしても

残像には触れられない

だけどね・・逢えて良かった

夢でもホントでも、揺れても泣いても

どこかでふっと・・優しさを感じてる








【不思議のオモイ】


不思議だなぁ・・

何だかとーっても逢いたくて

まだ逢ってからそれ程の日々は経ってないのに

いつももっと逢えない時間が多いのに

何だかとーっても恋しくて

あなたの温もり あなたの胸の鼓動が

ほんわかトクトク心に響く

気持ちが変わらないならこのままでいいじゃない

愛情も 寂しさも・・今始まったことじゃないのに

なんだか恋しくて、何だか切なくて

何だか寂しくて・・何だか泣けちゃって

せめて声が聞けないかなぁ・・とか

オヤスミ・・のメッセージ届かないかなぁ・・とか

我が侭な気持ちばかりが溢れてる

そうじゃなければ、昨日より少しでも・・

早く眠れないかなぁ・・なんて

自分に言い聞かせるように空を見る

ちょっとだけホッとする そんな不思議な恋心









【Heart】


ちいさな恋にも夢がある

わずかな期待にも光はある

想いに命を吹き込んで

あなたのはぁとに語りかける

1%の夢に賭けてみる

1%の期待にしがみつく

失敗したっていいじゃない

生きてる限りやり直せるよ

光を追って両の手を伸ばす










【扉の向うに】


     夢の扉 愛の扉 涙の扉 

     心の扉は無数にあるのに

     その先に不安や恐れを持って

     勇気が出せない情け無い今

     手を伸ばしてごらん

     ちょっと扉に触れてごらん

     扉の向うにはきっと希望がある

     信じていいよ 一歩前に踏み出せば

     そこには笑顔が待っている

     きっと光が射している

     きっと空気が澄んでいる

     扉の向うに・・あなたが居る   










【密かな願い】


毎日会えるわけでもなく

毎日声を聞けることもなく

全てを知ることもなく

あなたの色々を勝手に思い浮かべて

あなたの毎日を勝手に創りながら

夢を見てるわたしが居る

知りたい気持ちは凄くあるけれど

話したくないことなら無理に答えないで

嘘を告げられるくらいなら秘密の方がいい

そんなことを思いながら今日もまた

あなたを夢物語に誘い出す

独りでは寂しい真夜中の夢











【矛盾】


 アイシテル・・気持ちを確信した一秒後の

 心の隙間に入り込む浮き心が多分無いとは言えない

 そんな確信のない愛に全力でぶつかることに不安がある

 じゃあまたね・・の翌日に思いも寄らぬ出逢いがあったり

 ずーっと好き好き・・って言ったその声で

 他の愛を語ることだって無いとはいえない

 遠いのは居場所の距離ではなく

 きっと心の距離なのね

 うろたえたり、泣いたりしないで

 しっかりと受けとめられたらいいね

 あなたに・・わたしに・・

 距離の受け止め方を問うのなら・・

 明日はわからない・・あさってはなおわからない・・

 それでも愛してしまう・・トマラナイオモイ










 【不可解な心】

 ある仄かな恋心が芽生えたとき

 愛する人は他の人を見ていて

 ジェラシーな心に疲れていた

 それでも愛情は冷めないし

 別のところで芽生えた恋心は加速する

 心が二つに割れていく

 けれど認めたくなかった・・

 新たな恋は切り捨てようと思った

 そんな気持ちが愛情に翳りを見せ

 結局わたしは独りになった

 何年か経って振り返ると

 想い出として在るのは切り捨てた恋

 愛情が本物で無いと結局残らないのね

 昔むかしの恋物語・・懐かしき想い出













 【恋とか愛とか】


 雲の流れが速くなると逆らいたくなる

 高鳴る心を両手で押さえて恋してる

 欲しがったり奪ったり泣いてみたり

 恋なんて早く卒業してしまいたい

 気持ちを落ちつけて 心を広く持って

 与えることが幸せと思える愛を感じたい

 恋と愛情は違うのね・・今は恋して

 まだ余裕が持ちきれない女です

 よりどころがジェラシーなんて

 自分を醜くしていくだけなのに

 子供っぽいわがままは風に任せて

 雲の流れに逆らうのはもうやめて

 わたしなりの夢を抱こうね

 空がどんどん高くなる・・

 それに合わせるように遥か彼方へ

 ありったけの愛情で微笑みをあなたに










【free-way】


   好むような女になりたい

   かわいい女で居たい

   頼られる心の広さと

   頼らずには居られない

   女の弱さを持ちながら

   甘えられたい母性と

   甘えたい幼さを

   併せ持つ女になりたい

   愛することに躊躇はしない

   寂しさは埋めてあげる

   哀しみは包んであげる

   辛さは抱きしめてあげるから

   元気を出して!自信を持って!

   あなたは自由なのだから・・

   ホントは自由なんだから・・













 【呼 吸】


    あなたの声に気持ちの高揚を感じたり

    隣に居ることにホッとしたりして

    あなたに優しく包まれている

    わたしはいつもちっちゃなつぼみ

    だけど時には弱さも見せてね 

    ちっちゃなつぼみも開かせてね

    あなたをあったかく包む

    真綿のような存在で居たい

    あなたの音が刻むリズムに

    わたしのトキメキが重なって

    速すぎる鼓動をその手で押さえて

    眠りたくなるゆらぎになっていく







   【恋に落ちたら】




   髪に触れてもいい?

   腕を組んでもいい?

   チョッと甘えていいかしら・・

   ・・愛してるって言ってもいい?

   恋に落ちたら夢ばかりふくらむ

   恋に落ちたらあなたしか見えないから

   ちょっとだけ目を背けてみるの

   ねぇ・・だけどやっぱりあなたなの

   心に頭に浮かぶのは・・あなたなの

   恋って切なくて甘くて・・

   逢いたくて 逢いたくて・・







   【空の月】

月は空に身を置いて・・

地上への希望の道しるべ

空はいずこもおなじもの

まぁるく奇麗な月鏡・・

遠きあなたを映し出す

月をとりまく無数の星は、

遠きあなたへの路あかり

飛んで行きたい今宵ほろ酔い







【限界まで・・】



声が枯れるほど叫びたくなる寂しさ

声が聞こえなくなるくらいの切なさ

目を閉じてしまうほど強い風に

髪が凍るほどの冷たい空気

限界まで・・限界まで・・

全てを出し尽くしたら

きっとそれからは綺麗に愛せる

閉じ込めないで 隠さないで

押さえつけないで 鍵かけないで

このちっちゃな空間から

飛び出したい・・飛び立ちたい

『好き』にはそんな力がある










                         【カモフラージュ】




                       心に薄いヴェールをかぶせて

                       言葉に嘘をほのめかし

                       態度に冷静を装って

                       視線を別の人に向けながら

                       あなたへの想いを隠したら

                       そこに友情なんてものが生まれていた

                       私自身も錯覚するほど自然な形で

                       あなたへの愛を封印していたのね

                       永い間の沈黙を・・

                       解き放してもいいのかな

                       ・・そんな夢を見て目覚めた朝

                       時の流れに逆らえない現実に

                       諦めもあり軽い痛みも感じる

                       懐かしき情の中で・・

                       ほんの少し夢を見たと

                       静かな笑みがこぼれていた













【窓の外】


真夜中の寂しい闇の中

静けさと不安で眠れなくなる

何かの音ではなく誰かの声が

温風の暖かさではなく人の温もりが

電波ではなく心の振動が欲しくなる

そばに居なくてもいいの

ちょっとだけ窓の外を見てね

あなたの夜と、わたしの夜が

空を越えて闇を通して

一つになって手をつなぐ

あなたの存在が安眠の元になる








         【夜の顔】


             夜の闇・・星の輝き・・

             心はどちらに傾いているのか

             闇の静けさに抱かれて眠る

             安らいで闇に沈む夜もいい

             星の輝きに抱かれてはしゃぐ

             はしゃぎ疲れて眠る夜もいい

             自らの気分と逆な夜を

             自然に選べる自分で居たい

             天秤が傾いて零れ落ちないように

             心ごと抱きしめて欲しい・・あなたに












【哀しみを風に】


哀しい人はたくさん居る

それぞれの思いを抱えて

一体どこへ行くのでしょう

強く生きることは

哀しみに立ち向かうことではない

哀しみにどうなじんでいくか

どう受け止めて、どう変えていくか

その処方箋は「愛」・・

自らをしっかり愛せるならば

きっと哀しみは柔らかな風になる

愛してあげましょう

哀しみを風に変えて暖かな笑みを・・   











チョッと手を伸ばせば届くのに

チョッと勇気を出せば掴めるのに

チョッとの何かが僕に足りない

チョッとの夢に逃げ腰になる

愛してるのに素直じゃない

欲しいくせにあまのじゃく

駆け引きよりも常識よりも

大切なのは気持ち、そして心

世間と恋するわけじゃない

常識と同棲するわけじゃない

情熱の夏・・君に逢いたい




*****************************************


【記憶の中で】


日々 記憶の中でしか逢えぬあなたが

日を追うごとに鮮明になっている

けれどそれは錯覚ね

記憶は希望のヴェールを被り

想い出は好ましい所だけ色づいていく

実感の無い分空想が盛り上がる

感触の無い分想像が歩き出す

遠い存在でも好きで居られるけれど

あなたの・・あなたの幸せを

願い続けられるだけの度量が

今のわたしには無いかもしれない

もっともっと自分を磨いて

外見だけではなく心を鍛えて

もっと優しくなりたい

もっと大きくなりたい






*********************



【独り思い】


思い通りに生きてきたわけじゃない

押さえなきゃいけないことも

隠さなきゃいけないことも

受け止めるには重過ぎるときも

全て通ってきた道・・

嫌だった・・そんなこともあった

勿論嬉しいこともあったし

助けられたこともあった

でもね・・自分の意思で動いてきた

・・そんなわけじゃなかった

レールに乗っかって、のほほんと

なのに不満だらけの今までだった

意固地になったり、すねてみたり

自分を隠して押さえ込んで

心身喪失・・なんて時もあった・・

今、この歳になって思う

それは自分の今までの在るべき姿だった

あえて否定はしないけれど

私・・という人間が、この先を考えると

そろそろ自分の意思で動いてもいいような

・・そんな気がする。そしてそれを望んでいる

毎日の生活も、時々のドキドキも全て楽しく

思う道を歩き出してもいいんじゃない?!

守るものも成長する。個の人生を歩み行く

残されて・・寂しく泣くよりも

放たれて・・楽しく笑いましょ!

そんなこれからを望んでる自分が居る









 【物 語】



    愛する人との時間は安らぎであって欲しい

    わたしが癒せる存在かどうかは

    あなたにしかわからないけれど

    あなたはわたしにとって優しい風

    だから元気になる だから勇気も出る

    心の中にあなたとの物語を創りながら

    歴史のアルバムにそっと仕舞って行きたい

    あなたの身体に心地よい風が吹いて

    あなたの心に物語を刻めるような

    そんなわたしになれたらいいなぁ

    温かい気持ちになれる安心と自信を

    どうしたらあなたに届けられるのか

    非力だけれど 無力とは思いたくない

    夢を語れたら 心はきっと豊かになる








  【こころうた】


百万回の愛してるを伝えても構わない 

もっともっと叫びたい気持ちです

百万回の愛してるを言われても

あなたじゃなけりゃ響かない

どれだけ時を重ねても

どれだけ言葉を交わしても

留まらない。欲張りになっていく。

昨日までより明日を夢見て

綴っていきたい・・心のうた





 【揺れる】



 愛情を何かで表現するより

 流れに任せてゆらりふわり

 人の心なんて愛情のかたまり

 本気で向かえば本気で返る

 伝えたい気持ちを風に乗せて

 真心をエンジンにして旅立つ

 あぁ・・あなたまで流れたい

 夢メッセージのかけらでもいい

 反れずにあなたまで届けたい

 恋の夢 風の華 百の形に姿変え

 揺れて揺られて優しく流れて

 崩れない・・バランス保ちながら

 揺れて揺られて 揺られて揺れて









    【あなたまで・・】


恋は・・優雅を装い美しく響く音色

狂おしい想いは女の心に言葉を生む

気持ちを伝えるための洒落た皮肉も

言葉を尽くした恋歌も願いを込めた真実

月に涙を流しつつ 風に素肌をさらしつつ

愛で息づく天使の羽に勇気を与えられ

糸をたどってあなたまで飛んでいく

情に流され 優しさに呼び戻され

結局・・あなたを想わぬ日はないと気づく






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