心に薄いヴェールをかぶせて
言葉に嘘をほのめかし
態度に冷静を装って
視線を別の人に向けながら
あなたへの想いを隠したら
そこに友情なんてものが生まれていた
私自身も錯覚するほど自然な形で
あなたへの愛を封印していたのね
永い間の沈黙を・・
解き放してもいいのかな
・・そんな夢を見て目覚めた朝
時の流れに逆らえない現実に
諦めもあり軽い痛みも感じる
懐かしき情の中で・・
ほんの少し夢を見たと
静かな笑みがこぼれていた