西遊記 vol.2 | Relax on Larix

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2006.11.04

西遊記　vol.2

カテゴリ：カテゴリ未分類

こんなクソ忙しいというのに、
外でオッサンが風に飛ばされた帽子を照れながら追っかけてます。

胸の辺りが熱ってきます。

飲み屋でバイトしていた時の客でやけに懐いてくれていた、
常連の桃太郎さん(自称58歳の平成生まれ)が酔ったついでに
トリカブトの事をニワトリ頭のカブリ物だと思っていたらしく、
アレは実は毒なんだよ…
と悲しそうに言って来た時程、胸を締め付けられた今日この頃。

皆様イカレテますか？

写真を交える事が出来ないのが本当に残念です。

西遊記二日目。

タカヤ宅で清清しい昼を迎え、タカヤは学校へ。
今日は船旅が予想以上に体を蝕んでいたので、
リラックスにあて、近所の巡回をする事にした。
周りにはこの旅の足になる竹田駅。
伏見コンクリート工場等がある。

そう、以外に何もない。
なのでまず家に帰り、
タカヤが居ない間に何をしといてあげるのが居候としてのケジメか？
について議論する。

1.部屋を荒らす。

コレはおキマリ。
親に初めてプレゼントをあげる子供のように目を輝かせ、
最初に一致したケジメ。
ドMなんで泣いて喜んでくれるだろう。

玄関前のカメラを部屋のテレビで見れるというハイテク技術を
利用した悪戯。
カメラの前をウロチョロしたり、ポーズをとったりする。
悪戯一人と部屋で審査する者が一人という、二人の合わせ技。
そしてその後ちゃんとタカヤと仲良く話す場面等を、
住人に目撃される事が重要なキーポイントになる。

コレは後ほど住人のヒソヒソ話でボディブローのように効いてきて、
その噂が立つ頃には俺達は居ないというイリュージョンな悪戯。

3.インターホンには必ずでる。

コレは本人になりきるという離れ業。
訪問販売等はじっくり吟味するのがポイント。
俺達には羽毛布団が無いため、布団の販売が来たら即購入を考えていた。
自給自足。支払いは住人に任せ、キメ台詞は

風邪っぽいから買った…ゴホゴホ＠オレorマサキ

コレでキマリ。

後は自分の趣味に合わないエロ本は捨てて、
エロ本も自分の趣味に合わせておく。
そん位でいい。

十二分に悪戯を堪能した後、京都の中心部四条に行く。
スギタは足があるんだが、タカヤは足が八本なだけ。
タカヤ宅に世話になる以上は電車位余裕で乗れるようにならんと
ならん。

てな訳で竹田駅へ行き、京都中心街、四条へ行こうと思ったのだが、
さすが関西、本数が違う。
出来るだけ自分達で考えたくない俺達は、タカヤに聞く。
そして乗り四条に着いた。

街の基準などにより高さは大体平行で大体三階位で統一されている。
当然マクドナルドはマクドと呼ぶスキル。
看板茶色いし。クソガッ
四条には着いたのだが、チンチンカンプンなので、
どっちに何があるのかでは無く、何が正しいのかもわからん。
大通り位で考えてたのが仇になった。
まぁプラプラして服屋、レコ屋等チラチラ見た後、
みたらし団子を食べ甘くない事に驚き、オトナを満喫しつつ帰る。

その夜は近所のお好み焼き屋で乾杯して終わる。
普通に美味かった。

自分の行っている店を褒められるとタカヤは有頂天になるので、
ここは冷静に美味かった以外は言わないスキル。
肉眼じゃ確認出来ない位しぼんでいたと思う。
皆で皆ゴルをして飲み明かして夜がふける。
いい夜だった。

んで次の日タカヤwith俺達という弱そうなチームで、四条へ。
さすが未知な道をグイグイ進むタカヤは勇ましくも見えた。
ブラブラしていて急に電池が欲しくなったので

タカヤ～電池買いたいんだが百均連れってってくれ＠オレ

よろこんで～＠ホストタカヤ

スイスイ歩き無駄の無い誘導で、少したくましかった。
んで着いた場所がファーストフードのファーストキッチン。
京都はファーストフードシステムの百均があるんだねぇ……

…んな訳ねぇ。
完全に字のごとくファッキン。
しかも、

え？百均かぁ～、イントネーションが悪ぃよ～ニヤリ＠タカヤ

これは完全な確信犯。
しかもニヤリが付いてるので罵られる事を望んでやがる。

ファッキンジャップ位分かれバカヤロー＠アニキ

イントネーションとアクセントの意味の違いで口論しながら、
百均へ。
そんで夜はスギタと合流して、軽い飲み屋へ。
京都ではお茶漬けを出されると帰れという意味合いがあるらしい。
出されないまま、二件目へ。

二件目はスギタがチョイスした、Bar。
なんて顔に似合わない事をするんだと思いながら店内へ。
まぁまぁコジャレタ店内で、トイレを探していたら壁が開きだし、
TOILETの文字が。
そこでスギタはニヤリ。

なんなんだこの関西コンビはッ。

祇園を通りながら帰ろうか～なんて言ってたら、
両脇に腕を組んで舞妓風な飲み屋の姉チャンが、
行かへんの～？御出でやすぅ～の連呼。
コレはやられた、行きたい(逝きたい)。

けど無駄遣い厳禁なので唇から血を流しながら諦めた。
変態マサキは、お前等それでも人間かとご立腹なので、

オ○ンコに手紙でも書け、となだめる。

んでナンパ橋を眺めながら帰宅。
スギタが足を持ってたのでとても楽だった。
滋賀県と言っても、一時間位で着くらしい。
なんで車のセールスが来たらこの旅の間の足の為に、
購入を考え眠った。

この日は家に帰ってからよく笑い、
感動したりでとても良い夜だった。
人それぞれが自分が主人公のドラマに主演しているという事だ。
そんな夜だった。
こんな日がずっと続けばと思い目を閉じた。

次回は最終回長編、いつになることやら。
これだけは言えるのはどの土地もいいんだろうが、

京都はいい。
おいでやす。

次回はこの人との出会いがあります。↓
ほな。

Film 036 Medeski, Martin & Wood / Uninvisible