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2004年12月15日

今日は銀行の「中国投資信託＆中国茶セミナー」へ行ってきました。

私も定時であせって会場に向かいました。
銀行１階の隅で、１時間のセミナー。そのなかで中国茶も
いただけ、商品説明はほとんどない、中国は投資に今
いい時ですよーというさわりの内容でした。

紹介されたのは、「ＣＡ　グラン・チャイナ・ファンド」。
運用会社はクレディ･アグリコル・アセットマネジメント。
世界で一番運用成績がいいファンドで、４２兆円運用しているそうです。

よく聞く単語ですが、知らなかった～）

「中国株」は下記のようにわけることができます。
＜香港市場＞
・Ｈ株・・・香港市場上場の中国企業／資本も登記も中国大陸の企業
・レッドチップ・・・資本は中国大陸だが登記は香港
・香港株･･･Ｈ株とレッドチップ以外の香港上場株式

＜中国市場＞
・Ａ株・・・上海・深セン市場上場の中国企業（中国投資家と一部の海外投資家のみ）
・Ｂ株・・・上海・深セン市場上場の中国企業（海外投資家のみ）

＜その他＞
・台湾株・・・台湾企業

・Ｎ株・・・ニューヨークに上場の中国企業
・Ｓ株・・・シンガポールに上場の中国企業

今回は投資信託の紹介だったわけですが、投資信託とは、
などの説明もなく、あとは中国経済の魅力・現状の説明がありました。

運用会社の説明担当者さんは、先週上海に行ってきたばかりだそうですが、

経済発展においつかず電力がたりないようで、夜、歩道の街灯は
一部しかついておらず、暗くてちょっとこわいそうです。
経済発展に伴い、公害もすごいそうです。
光化学スモッグで、昼間も太陽がちゃんと見えないくらいで
上海に行かれる際にはマスクを持っていったほうがいいそうです。
しかし、中国は、こういった状況を、日本をはじめまわりの国が経験しているので
公害などに対応するノウハウ・時間を、お金で買うことができる
という強みがあります。

また、中国では巨大プロジェクトが数年にわたり控えています。
今年の９月には上海でＦ１グランプリが開催されました。
新聞でも話題になっていましたが、１枚５万円のチケットが売り切れたそうです。
２００５年には香港にディズニーランドオープン。
西気東輸ガスパイプラインも開通。
２００８年には北京オリンピック。
日本でいう東海道新幹線のような、北京上海高速鉄道も開通。
２０１０年には上海万国博覧会。
上海ディズニーランド建設着工予定もあります。

ユニバーサルスタジオの建設予定もあるそうですが、あまりに
そういったものが上海に集まりすぎるので、中国政府はまだ認可
していないとのこと。
中国は、共産党・イデオロギー（言った事はやる）国なので
これらのプロジェクトも大きな変更なく、ちゃんとやっていくはずとのこと。

今まで参加してきたなかで、一番商品説明が少なくて
一番中国のことがわかったセミナーでした。
後半は中国茶試飲会。
中国から茶葉を仕入れている会社の方の説明もあり、４種類試飲できました。

＜緑茶：龍井（ろんじん）茶＞
中国でもっともポピュラーな緑茶。
中国一般家庭では、ガラスのコップに直接葉っぱをいれてそのまま直接飲むそうです。
喫茶店などは別として、普段緑茶を飲むときはあまり急須は使わないそうです。
味は、すごくこい！日本の緑茶を出しすぎたときみたいなかんじが
一瞬するのですが、でも渋みはなく、ああ、緑茶だ、というかんじです。
親しみやすく、一番有名な緑茶という言葉に納得です。
ビタミンＣをたくさん含んでいます。

西湖龍井 50g《送料無料》※日時指定配送・ラッピング配送ご指定の場合を除きます。

＜青茶：凍頂烏龍茶（とーちうーろんちゃ）＞
日本でもかなり有名になってきたお茶です。
台湾で作られている良質の凍頂烏龍茶は、じっくり葉っぱを乾かすので、出したとき
色がうすいです。特別な製法をするので、葉は丸くなります。
なんといっても飲みやすく、私も何袋も愛飲しています。
色はうすいのに味はしっかりでていて、体もあったまるので
冬には特におすすめです。

＜健康茶：苦丁茶（くうりんちゃ）＞
薬用植物からとられ、昔からその効果は注目されており、高級品として扱われていました。
ビタミン・天然アミノ酸を含み、新陳代謝促進・血圧コントロール・便秘にききます。
味はにがい！でも甘さもあり、甘さとにがさが一緒にくるかんじです。最初、にがっ、と思いますが、甘さが舌に残っている不思議な感覚です。