RENAとお気楽パパ・ママ

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出産


長い前駆陣痛(1週間続いた)からやっと本当の陣痛が始まりました。
まだ陣痛の間隔は10~15分あったので、一日家で耐えました。

<平成14年12月23日>
祝日でしたが朝から病院へ向かい、そのまま陣痛室へ。
このとき陣痛の間隔は5~10分くらいでしたが、子宮口が全然開いていなくて(病院に着いた時は1cm)また1日陣痛を耐えました。
日中はお義母さんが付いていてくれ、夜は夫が交代して付いてくれました。

私は出産が進むように歩き回ったり、痛みを逃すのに必死でした。
看護師さんが「見ていて可哀想」と言うくらい、大変でした。
唇は乾きひび割れ、顔は浮腫んでいました。
痛みが来るとベットで横になっているのが辛くて、ベットから飛び降りて床でうずくまったりしていました。

仕事で疲れていた夫は、私を励ますより自分が寝ないようにするので必死でした(苦笑)
何度か診察に来た看護師さんに「どいてください」と冷たく言われていました(笑)

初産で予定日超過(予定日は17日)だったので、お医者さんは「もう切って(帝王切開で)出そうか?」と何度も聞いてきました。
私の中では『自然分娩より帝王切開の方が、何倍も辛い!』と思い込んでいたので、「子供に影響がない限り、下から産ませてください!!」と泣いて懇願しました。

<平成14年12月24日>
「今日中には産んでもらいます」と、お医者さんから宣告されました。
朝から陣痛促進剤を入れました。
疲れと栄養不足(丸1日、殆ど何も食べていないので)でフラフラだった私は、和痛分娩を施してもらうようにお願いしました、
背中から麻酔(硬膜外麻酔)をしてもらったのですが痛みは全く軽減されず、促進剤の影響で強い痛みの波が次々とやってきて吐きそうになったりしました。

4時間ほど促進剤で様子を見て、やっと子宮口が全開大まで開きました。
午後1時半過ぎ、陣痛室から歩いて隣の分娩室へ。
私が分娩台に乗って準備している間に、立会い出産希望の夫も白衣に着替えていました。
「ここまで時間が掛かり過ぎてるから、一気に出すよ。」
お医者さんと助産師さんは私のお腹をグイグイと押し、ほぼ馬乗り状態でした。
分娩室に入ってから僅か15分ほどの午後2時52分、2754gのRENAが誕生しました。



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