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桜木建二

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アミティ039 @ Re:新しい仕事(09/30) ますます忙しくなりますね。 ファイトです!
2005.06.19
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カテゴリ: 今日の出来事!
今朝は早くから、いつも私がお世話になっている勉強会(私の勉強会と違い、規模が大きいのですが)の奉仕作業がありました。

いろいろと作業があったのですが、その時、私とペアを組んだのは
22歳の西ノ宮から4月に来られた、新入社員の青年でした。
測量機器のメーカーの営業をされているとのこと。
しかし、顔が沈んでいました。どうしたのかな?と思っていると。彼が、
「実は、会社で自分の立場が、まずいんです。今月だけで3回、事故を起こしてしまったんです。会社としては、自動車に乗って営業してもらうわけにはいかない。かといって、事務の仕事は人が足りていてやることはない。どうするか良く考えて、月曜日に教えてくれ。」と。
暗に自主退社を薦めるような感じがしたと。

もちろん、ここで辞めることは簡単です。

私はかつて修業時代の京都で、疲れもあって、私の不注意だったのですが、居眠り運転をして会社の新車を1台廃車寸前にしたことがあります。



営業は自転車で回れ、これが会社の指示でした。会社がいいというまで、バイクにも乗るな!・・・・仕方がありませんでした。ここで辞めることも出来ました。
しかし、それでは、私をこの会社に紹介してくださったうちの仕入先の社長にも申し訳が立たない。

私は自転車で、ただでさえ暑い京都の町を走り回りました。その時のことです。
捨てる神あれば、拾う神あり。私が一心に自転車で営業している姿を見て、応援してくれる得意先の方々が出てきました。

「暑いのに、ご苦労さんやなぁ~。なんで自転車で回ってんねん?」

「そうか、そりゃ辛いやろが、頑張りどきやで!根性見せたりや。」

私には心優しき得意先がいました。

その励ましをバネにして頑張ったのです。

私はその青年に「今が、頑張り時やで。やめることはいつでも出来る。根性見せたらいいんや!『自転車で回らせてください、私はこの会社が好きで入社したんです。ご迷惑をかけただけで退社するわけにはいきません。一ヶ月私を見てください。頑張らせてください。一生懸命やります!』って土下座するつもりで、直角に頭を下げて頼んだらええんや。最初はみんな様子を見るやろ、けど、必ず分かってくれる人はいる。必ずいる。負けたらあかん。」

「雨の日は、合羽着て営業回るんや!そしてな、行った会社の玄関先の外で合羽脱ぐんや。そしたらな、やさしい得意先は『なんで、そんなとこで合羽ぬぐんや、濡れるやないか!こっち来て脱いだらええやないか。』って言ってくれはるは、そしたら、『そんなことしたら、玄関先が雨で濡れてしまいます。』って言うんや。『何いってんねん!そんなこと気にしてどうするんや、はよこっち来て脱いだらえやないか。』って言ってくれる。それで『すんません』って玄関先入って、脱がしてもらって、『ありがとうございます。』深々と頭下げてお礼を言うんや。そうしたら、『あんた、ほんまに一生懸命やな、えらいわ。』って褒めてくれる。そうしたらその人は、ほんまにあなたのことを応援してくれる人なんや。」

私は、そう言ってその青年を励ましました。

その青年の目はうるんでいました。

辛い時のあたたかい言葉は身にしみるものです。

上の雨の日の話は京都時代の私の実話です。
この文章を書いているとき、その時のことが、フラッシュバックしてきて、涙が落ちそうになりました。

辛い時期でしたが、頑張りぬいた時は、台風一過の青空のような清々しさを感じたのを良く覚えています。


彼にも勝ち抜いて欲しいのです。





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Last updated  2006.07.12 23:36:44
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