今を大切に笑って生きる事。

今を大切に笑って生きる事。

後遺症





  子宮ガンの手術では、子宮だけでなく、骨盤のリンパ節も一緒にとるのが一般的。
  (円錐切除や単純子宮全摘は別だと思う。)

  その為、リンパ液の流れが悪くなるので、浮腫みなどが出る。
  それがリンパ浮腫。

  リンパ浮腫について→ diary

  そして、排尿障害。

  膀胱の近くに子宮がある事から、膀胱の神経も傷付けてしまう為
  (中には全部とってしまう方もおられるとか)
  尿意もなくなり、自力で尿が出せなくなる。
  (神経を全部とっていなければ、尿意も段々と戻りマス)

  その為、導尿による排尿となる。

  以前はお腹に力を入れたり、お腹を押して膀胱を圧迫させ尿を出すという練習をさせられていたようだが、
  それでは膀胱に負担がかかる事が分かり、今はしばらく膀胱を休ませる為、
  自己導尿と言って自分で尿道口に管を入れ排尿する練習をする。

  自己導尿について→ diary

  私の場合、リンパ浮腫はかなり軽い方だ。

  多少の浮腫みやピリピリ感はあるものの、生活に支障のある程ではない。
  酷い人は、靴も入らない位だったり、日々の生活にも支障があるようだ。

  排尿障害も、もちろん尿意はないが、膀胱の神経をなるべく残してもらっている為、
  術後半年の今、少しづつ尿が溜まっている事が分かるようになってきた。

  初めは、力を入れても尿が出ない。

  それが段々と、チョロチョロと出始める。
  私は、術後1ヶ月半で自尿が出せるようになった。
  (多分、とても回復が早い)

  自尿が出せるようになったら、その後自己導尿で、残尿を出す。
  (まだ自尿では完全に排尿出来ない為)

  残尿が少なくなって来たら自己導尿を卒業出来る。

  私は、3ヶ月経つ頃には残尿が少なくなってきた。

  段々自己導尿の回数も減らした。


●2006年2月28日●

  泌尿器科で膀胱の検査。

  膀胱に造影剤を入れ、撮影。
  その後排尿し、残尿がない事を確認。

  自己導尿を卒業☆

  膀胱の造影検査について→ diary

  でも、まだ尿意は完全ではないので、時間を決めてトイレに行かなければいけない。
  すんなり尿が出る訳ではないので、まだ力を入れなければ出ないけれど、
  段々回復している。

  おしっこするって当たり前の事だけど、
  普通におしっこするって嬉しい事なんだって気付けたのも、貴重な体験だと思う。
  ガンにならなければ気付かなかった事だった。

  おしっこの事で、一喜一憂する自分が、
  自分で言うのもナンダケド、可愛かったかも?


back next





© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: