アリス君、幸せに・・

会社に捨てられていた、アリス君。ほんとに小さかったアリス君。「このまま死なせるわけにいかない」と思った。この子の状況に、泣けた。なんで生まれてすぐに、こんな不幸に見舞われなきゃならないのかが、わからなかった。ただただ悲しかった。陽の当たる場所にダンボール箱に入れられ、捨てられていた。もう・・・その時の悲しい状況は胸が苦しすぎるので、やめておきます・・。
里親さんを探した。もうすでに、情がうつっていた私にとっては手放す事が出来るのか?と不安だった。けれど、うちでは私のわがままで飼ってもらったにゃんこが3匹いる。私がいつもウチにいるのならともかく、身体の悪い母親に子猫の面倒を見させる事は出来ない・・・・と思い、優しい里親さんを探した・・。
神様は、見捨ててなかったと思った。今では本当に幸せそうな表情をしたアリス君が、里親さんの元で暮らしています。里親さんからアリス君の写真をいただく度、「幸せになって良かった」と心から思い、里親さんに深く感謝し、それと同時にせつなさと、(さっきは書くのをためらいましたが・・)院内感染によって亡くなった兄弟の事を思い出し、今頃もし生きていたら・・なんて考えて、また胸が痛くなったり・・。けれどアリス君は十分「兄弟」の分の幸せ、愛情を里親さんからたっぷりもらい、幸せに暮らしている。だから、自分が辛いのがあるんだけど、悲観的には考えない。きっと魂がある限り、またいつか生まれ変わる。信じてる。短い生涯だったけれど、幸せ、もっとあげたかったけれど・・・。私の中にはたしかにその子達が存在してる。忘れない。忘れない事があの子達が存在していた事を証明する事になる。だから絶対に忘れない。忘れてしまう事が一番悲しい。楽しい思い出だけ記憶に残そうと、努力してる。・・・なんだけどそう日記書いてる傍から涙と鼻水が止まらない(汗)
アリス君(横顔)
アリス君(箱座り)
送っていただいたアリス君の写真です♪今度会いに行くつもりです。里親さんともいっぱいお話ししてこようと思ってます♪アリス君にとっても、私にとっても「素敵な出会い」というか「運命の出会い」ですね。とても大事にしたいです。
人間の勝手、動物達の不幸。許せない、悲しい。自分が出来る事なら、精一杯してあげたい。不幸な動物達が、少しでも少なくなって欲しい・・。・・・本当は悲しい事は見たくない・・けれど身近にそういう子がいるなら助けたい。アリス君見ていると、そういう気持ちが膨らみます。私が出来る事って言ったらごくわずかかもしれない。思い上がりかもしれない。けれど「助けたい気持ち」や「目を背けない勇気」は捨てないようにしようと思います。


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