The Joy&Luck Club

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ネイティヴな言葉って・・・

「Uくんはなに語しゃべるの?」
    って、よく質問される。

実は、妊娠中の時から子供に何語しゃべりかけるか質問さた時、

「私達のそれぞれのネイティヴの言葉で・・・」
    って、答えていた。

全世代からブラジルに移民していた日本人同士の親から産まれた私の母国語はポルトガル語である。幼稚園に入るまで家庭内では私は日本語で喋っていたようだけど、学校に通い始めたら親もポルトガル語を使い始めた(親同士は日本語のままだったけど)。
大学までずっとブラジルの学校で勉強したので私が一番ネイティヴな言葉はポルトガル語である。自分の子供にはそのポルトガル語で話すのが一番自然だと思う。

アメリカ生まれの中国人同士の親から産まれたバイカー夫は3才の時に家族と香港へ移る。中学校まで香港で勉強し、高校からまたアメリカに戻る。彼は英語と広東語のネイティヴである。しかし、英語より広東語の方が後で子供たちに役に立ちやすいという考え方から、子供たちに広東語を教えることになった。

ポルトガル語はラテン語から基礎され、広東語は中国の広東州の中国語で、言語構成や発音からそれぞれ全く違う言葉である。

でもそれの前、子供たちが両方の言葉に慣れていても、住んでいる国(我々のの場合、タイ)の言葉の方が自然に耳に入るんだろう。きっと彼らはタイ語のネイティヴになるのではないか?

彼らの周りの環境に従い、タイ語がメインな言葉であってもどうしたら、折角小さい時に喋っていたポルトガル語と広東語をなくさないようにできるのか?

それが私達、親の、大きな課題である。


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