不惑過ぎても惑いっ放し

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2006.03.03
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カテゴリ: 免許
3月2日(木)午前、5回目の大特技能試験日です。前回完走出来たので、今日こそは何とか決めたいという思いが強いです。相性の悪いA試験官以外なら、何とかなりそうな気もします。

この日は少し早めに家を出て、7時40分頃に試験場に着きました。面白いことに朝この時間帯だと、10分違うだけで大渋滞になったりするのです。今日はさほどの混みようではなく、順調に来られました。

駐車場から建物に向かう途中、試験コースを眺めると制服姿のお巡りさんが何やらやっています。コースの点検や車両の点検、中には発着場でホウキとチリトリを持って熱心に掃除している人もいました。なかなか好感が持てます。自分の職場を綺麗にする当たり前の行為、と言ってしまえばそれまでですが、試験官も決して採点業務だけしているわけではありません。裏金作りに精を出していた馬鹿者どもにも是非見習っていただきたい。普段より早く来たお陰で、良い物見させてもらいました。

受付は8時半からなので(実際はその15分前に始まりますが)まずは持参のパンを朝食代わりにします。眠気覚ましに自販機の100円カップコーヒーも合わせて。それでもまだ時間があるので、解放されている試験コースを下見がてら歩きます。前回注意された右折時中央線寄せの為に、どの位まで寄せれば良いか、コースを歩いて確認します。5回も受験すれば、1・2号コース共に完全に頭に入っています。

8時20分過ぎに受付を済ませると、前回同様2号コースで受験番号も同じく4番。この日は大型二種は3台も出ていました。大型一種は2台。その他普通車も合わせれば、合計で10人以上の試験官が出ています。それなのに、ああそれなのに、何故に大特はまたもやA試験官なのでしょうか?コース、受験番号はともかく、試験官まで前回と同じでなくて良いのに・・・「大特、けん引の方、お集まり下さい。」とA試験官が言った瞬間、”何とか決めたい”という気持ちが一気にしぼんでしまいました。

今日の受験者は大特5名、けん引6名。いつもの通りの説明が終わり、A試験官と受験者が発着場に向かいますが、何故か今日は1番の人ばかりでなく、私以外の大特受験者全員発着場に降りていきます。私は寒いのでパス。しばらくは待合室から眺めさせていただきます。

1番の人は方向変換をせず、外周を走って帰ってきました。2番の人は9割方完走ペースでしたが、減点超過になってしまったのでしょう。前回二種受験の人が途中中止になったのと同じコースで帰ってきました。ここで発着場に降ります。3番の人の走りは発着場から眺めます。どうやら早々に中止になってしまった様で、あり得ないコースを走って帰ってきました。

いよいよ私の番です。いつもどおり所定の手続きを終えて発車。外周に入って最初の課題千八百回転走行です。一瞬でも達すれば構わないらしいですが、極力維持して走ります。課題速度を終えて左折、ここは前回ハンドルの戻し遅れを指摘された所です。今日はたまたま曲がる先からバスが出てきたのでゆっくり通過。道幅は広いのでぶつかる心配はありません。余り切り過ぎずにしっかり戻して直線維持。その先右折3回で方向変換です。勿論センターラインにしっかり寄せて。

方向変換は入れるのは簡単です。後輪操舵なので普通車が頭から突っ込むのと同じですから。しかし、今日は少し左が開き過ぎています。3回目の試験では、このパターンで強引に出ようとして切り返し過多になってしまいましたので、同じ過ちは繰り返しません。一度真っ直ぐ前に出して、左一杯に車体を誘導します。そして左折して出庫、まずは左前輪が縁石を通過出来る事を確認して、ハンドルを左に切ります。この時右後輪の動きをよく確認し、接輪しないタイミングでハンドルを固定して前進し、右後輪が右縁石角を通過したら、一気にハンドルを左一杯に切って出庫します。無事出られました。切り返し1回は減点なしですから、”これは無理だ”と思ったら迷わず切り返しです。



発着場には1番と3番の人達が待機しており、「完走ですか、凄いですね!」「いやあ、もう5回も受けていますから。」「実は今日が初めてなんです。」「僕も初めてなんです。」なんて会話を交わします。2人共真っ直ぐ走れない、という初心者共通の悩みをかかえていましたので、以前親切な試験官に教えてもらった、ハンドルの握り玉をガッチリかかえず、手のひらを当てて操作する方法を教えてあげました。「私も最初はヒドイものでした。でもその方法を教わってから大分マシになりましたよ。」とアドバイス。そうこうしている内に5番の人が、方向変換も終えずに戻って来ました。途中で中央線をまたいで逆送扱いで試験中止になったそうです。時刻は10時過ぎ、これで大特試験終了です。残りはけん引6人だから、最低1時間はかかるでしょう。

発表窓口前の待合室で時間を潰します。なにせ待ち時間が長いので、イオンカードの会員誌1冊と、その他雑誌を半分程度、余裕で読み終えてしまいました。11時半頃放送が入り、窓口前に集合します。「大特のiさん、合格です。1,650円の証紙を購入して、12時50分に2階の4番窓口に行って下さい。」と合格者カードを渡されます。今日の合格者は11名中、私のみでした。言葉を交わした受験者の方達に祝福されてお別れです。

昼食も持参のパンで済ませ、指定の時間に窓口前に向かうとタイミング良く「午前の技能試験に合格された方はお集まり下さい。」との案内。全部で15人程度でしょうか。今までの中で一番少なかったです。まずは窓口で申請書類が渡されて、それを持って写真撮影に向かいます。ここで点数を確認すると、90点となかなか高得点でした。けん引二種は85点、一種は75点ですから、過去最高得点です。大型二種は手続きがちょっと異なる為、点数は確認していませんが、恐らく90点なんかいってないでしょう。

写真撮影場所で申請書と合格カードを渡し、引き換えに「運転免許証受領書」を受け取ります。この用紙も色分けされている様で、指定自動車学校卒の場合だと、黄色の用紙になるみたいです。ちなみに技能合格者は水色。この用紙に必要事項を記入し、免許証発行手数料の証紙を貼付します。隣の建物の交付窓口前で待つ内、1時20分頃に案内が入ります。ここで受領書とこれまでの免許証を渡して、新しい免許証を受け取ります。「本日は大特車の合格ですね。おめでとうございます。」と言われ、1か月ちょっとお世話になった免許証とお別れです。

というわけで、5回目の試験にて大特免許を取得することが出来ました。さすがに大型特殊自動車というだけあって、本当に特殊な動きに悩まされました。諸先輩方の体験談を見ると、「練習なしでも楽勝」とかありましたが、とんでもない!少なくとも私には練習なしでは無理でした。セミATだから簡単とは言うものの、車の特性を理解しなければ技能試験合格は至難の業です。よく考えてみれば、原付や自動二輪免許しか持っていない人が、普通AT限定の仮免試験を練習なしで受験して合格出来るか、と考えればそりゃ難しいですよね。

試験だと方向変換前で中止になってしまうと、たかだか5分程度で終了してしまいます。それにひきかえ大和自動車教習所では、50分間みっちり走り込みが出来ましたので、あれは大きかった。あの1時間の教習のお陰で、最低限まともな走行が出来る様になりました。今にして思えば右に左に盛大に蛇行した1回目の試験、乗っていたA試験官、きっと恐かっただろうな、失礼しました。

最後に総決算です。

 22,000円(技能試験受験料5回分)
 10,500円(大和自動車教習所入所料)
  7,350円(同1時間練習料)
  1,650円(免許証発行手数料)


ということで、何とか5万円以下で免許取得出来ました。公認教習所よりは安いと思います。

さあ、次はいよいよ最終種目、大特二種に挑戦です。引き続きその模様を綴りたいと思いますので、これからもよろしくお願いします!





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Last updated  2006.03.03 17:45:10
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