不惑過ぎても惑いっ放し

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rose_chocolat @ Re:今年下半期に観た映画(12/31) こんばんは。 この中に、見逃してしまっ…
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rose_chocolat @ Re:2009年下半期に観た映画(12/31) 『パチャママの贈りもの』は未見です。 …
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2006.03.05
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カテゴリ: 免許
無事大特一種免許を取得し、引き続き大特二種免許に挑戦することにしたのですが、ここで疑問に思う方もいるでしょう。「大特二種免許って、役に立つの?運転出来る車両ってあるの?」

そこで調べてみましたが・・・どうもなさそうな感じ・・・としか言いようがありません。二種免許ですから、旅客を乗せて運転することが可能ですが、旅客を乗せる大特車など聞いたことがありません。

「雪上車があるじゃない!」と思われた方、確かに雪上車はどう見ても大型特殊車両の様ですが、何故か昭和43年の道路交通法施工規則の規定により、「カタピラを有する自動車のうちスキー及びカタピラを有する雪上車は大型特殊自動車とならない」とされており、要するに一般的な雪上車は大特車に該当せず、普通自動車もしくは大型自動車に分類されるのです。

仮に雪上車が大特車だったとしても、今の日本で定期運行している雪上車なんて聞いたことがありません。せいぜい旅館やホテルの自家用送迎用程度でしょう。

昔はあったらしいですね。身内の話で恐縮ですが、新潟県妙高市の赤倉温泉、ここは名だたる豪雪地帯で冬場に数メートルの積雪は当たり前。いまでこそ除雪体制も整い、温暖化の影響もあり積雪量は減っていますが、昔はそうではありません。冬になると道路は通行止め、自動車の通行は出来ませんでした。

しかしながら赤倉温泉は豪雪地帯だけあって、いくつものスキー場があります。温泉もあります。冬場こそ稼ぎ時です。それなのに道路通行止めでお客さんが来られない、では死活問題です。

そこで智恵者がいたんですね。冬期間は通常のバスが運休する代わりに、雪上車を路線バスとして使用したのです。その貴重な写真が下記アドレスに出ていますので、興味のある方は是非ご覧下さい。
http://www.alpico.co.jp/kbc/museum/index.html

実際に乗った人に話を聞くと、「ゴトゴト飛び跳ねて乗り心地は最悪!おまけに運賃は通常のバスの倍額以上した。」そうで、スキー客はともかく地元の人はあまり利用しなかったみたいです。では地元の人達は普段どうしていたのでしょうか?冬中ずっと集落に冬ごもりしていたのか?いえいえ、そんなことはありません。第一小学生は冬期間分教場(昭和59年頃廃校)に通えば良いですが、中学生は麓の学校に通わねばなりません。しかしバスは高い!では通学手段は何?



もっとも、行きは良い良い、帰りは何とやら・・・帰宅時は延々と坂道をスキーを担いで、1時間以上も歩いて帰ったそうです。ちなみに荷物輸送には馬そりが活躍したそうです。

冬期間の雪上車バスは、道路の除雪体制が整うにつれ、いつの間にやら姿を消しました。現在の赤倉温泉は冬期間でも問題なく大型バスも通行可能です。

ちょっと後半話題がそれましたが、一言で言ってしまえば「大特二種はけん引二種と並んで、非常に実用性の薄い免許」と言えるでしょう。各種自動車免許を所持しているタレントの北川えりさんも、この2種類だけは持っていないそうですし。

それでもせっかくだからチャレンジしてみます。なぜなら「そこに免許種目があるから」(高名な登山家のパクリ)





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Last updated  2006.03.05 17:07:24
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