RiSu*が飛ぶ♪

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ウーマン・イン・ブラック☆in UK Original


*** 『The woman in black』in LONDON ***

womaninblack-london


上演されている劇場は『フォーチュン シアター』という、
座席数が約440ほどの小さな劇場でした。
1階席はたぶん、およそ300人程度のキャパだと思います。
パルコ劇場より2周りくらい小さくした感じでしょうか。
舞台も客席のすぐ目の前です。舞台の奥行きもあまりないようで、
舞台の手前から奥に向かって高くなるように、傾斜がついていました。
劇場の建物は、ロンドンの数ある劇場に比べれば、
比較的新しい建物と、ガイドブックには書いてありましたが、
ちょっとボロッと来てるかしら…という印象を受けました。
イスも座りごこちは決して良いとは…(笑)

そして何よりお客さんの年齢層が若い!!!!
たまたま高校生らしき団体が入っていて、
何やら『観劇レッスン』のようで、みんなレポートをとりながら、
観ていました(ひょえ~っ!!)。
その団体を除いたとしても、やっぱり若い人達が多かったように思います。
で、気軽にひょいと観にきている感じでした。
良い席が当日券で2500円くらいで買えてしまうなら、
夜ご飯を食べた後に「ちょっと観にいこうか」という気にもなれますよね~。
なんだか文化の違いを感じてしまいました…

で、お芝居ですが…
すみませ~~~~ん!!!「ワタシ、エイゴ、ワカリマセ~~~~ン!!」
なんです。なので、台詞がどうであったかとか、
細かいところなんてわかるはずもなく…
(そんなんで、観に行くなぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!(爆)
あ、でもスパイダーが女の子であったことはわかりました。
「She…」って言ってました(って、わかったのはそれだけかいっっっ!!)
(注+「スパイダー」…芝居中に登場する犬。もちろん本物の犬が登場するわけではなく、
パントマイムのように姿は見えないけど、登場してくるの…)
東京で観劇していたからこそ、楽しめたお芝居だったと思います!!!(笑)

そういうわけで、雰囲気だけお伝え致します(^^ゞ。
セットはほとんど同じ。籐籠の箱の横には文字が書いてありました。
(なんて書いてあったかは忘れました(^^ゞ)
効果音も同じでした。
またお客さんが若いせいか全体的にとてもフランクな感じ。
少なくとも「上川さんを観るぞ~~~~~!!!」という気負いみたいなものはなく…(笑)
ジュースとかビールなども飲みながら観られるし…
お芝居の始まりも、ブザーが鳴っても客席は暗くならず、
(後で気がついたのですが、芝居中、オールドキップスはオールドキップスに、
ヤングキップスは役者に戻る時には、客席も明るくなりました)
ヤングキップスはブザーが鳴る前から後に控えているし、
台詞を話し始めた後も、ヤングキップスが歩いている、
まさにその横を、遅れて入ってきたお客さんが通るし…(笑)
で、黒衣の女性の登場の仕方がいつも、
これでもかーっ!!!ていうくらい、コワイのよ~~~っ!
思いきり皆を驚かせてやろうっていう感じで、
ド派手に登場されました!!
「ここで出てくるのよね~」とわかっていても、すんごい怖かったです。
顔も怖かった…
でもってお客さんが、これがまた高校生達が思いきり、
役者の思う壺にはまったように、きゃー、きゃー悲鳴をあげて、
役者もやることが派手なら、お客さんのリアクションも派手で、
もう場内、お化け屋敷状態とでも言いましょうか…(爆)
役者さんたちもその反応を楽しんでいるように見えました。
まさに役者さんとお客さんが一緒になって、
ひとつの空間を作りあげて、盛り上げているような…
こんな体験をしたのは初めて!すごく楽しかった!
(すんごく怖かったけど…何度も言っちゃいます。ほんっとに怖かったの!!)

恐怖は思う存分味わわせていただきましたが、
“情”の部分までは感じられなくって、
これは言葉がわからないせいもあると思うのですが、
この点に関しては、上川さんと斎藤さんの表現の方が、
細やかで丁寧だったと思います。
何気ないちょっとしたしぐさや、
表情がとっても細やかだったと、改めて思いました。
スパイダーとのからみなどは、
「やっぱり上川さん、凄いわ~~~!!」と思ったくらい、
ロンドンではあっさりしていました。
あと照明の演出も日本公演の方が、
効果的だったと思います。
これは多分、照明装置の違いにもよるのかと…
日本の劇場の方が新しい装置だと思うので、
いろいろ出来るのではないかと…
と、あくまでも想像ですが…

え、息子ですか?
とても楽しかったようですよ。
きゃーきゃー怖がる事ができて…
東京では、皆さん静かに怖がっていらっしゃったので(笑)、
声を出さないようにするのが大変だったらしいです。


◇ 日本公演とロンドン公演の違い(気がついたところだけm(__)m)◇

+++ 小物のドレス +++
上川さんが最初のほうで、自分にあてがって首をかしげていたシーン。
ロンドンではありませんでした。

+++ オルゴールの音楽 +++
ノクターンではなくて『白鳥の湖』でした。

+++ ろうそく +++
日本公演ではむき出しでしたが、ロンドンではろうそくのまわりに、
ガラスの筒がついていました。この方が消えなくていいですね。

+++ 最後のほうで、お酒を飲むシーン +++
上川さんは吹いていましたが、
ロンドンキップスは飲み干していました。

+++ カーテンコールでの黒衣の女性 +++
バックの半分透けたカーテンの後に“顔だけ”、
“顔だけ”ですよぉ~~~~。
浮かびあがっていました!!!
あ~~~~コワイ!!
でも日本でのように大きな拍手を浴びることなく…
ちょっと可哀相でした。あんなに驚かせてくれたのに…

[diary 2003.11.28]





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