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ウンム・カルスーム@ レイチェルの妊婦姿 ●「蜂」でさらしていた妊婦姿はメイク(っ…
2006.05.31
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カテゴリ: カテゴリ未分類
原稿をバタバタ仕上げて(水虫の話=季節柄)、大急ぎで映画館へ。「ナイロビの蜂」。最初のシーンを見逃さないでよかった。

エイズ検査にかこつけた結核治療薬の治験(とは名ばかりの人体実験)。これが本当に行われているなら、いや、行われていそうなことだからかえって重い。同じ地球上で、すでにあからさまな格差があって、自国の生き残りのために、国どころじゃない大陸そのものを搾取する。人命の重さと安易に言ってしまう、その重さの軽重の違いを知らずに、何を盾にして斬り込んでいけるのか。アムネまでも含めて問いかける。

でもラブストーリーなんだよね。
何も知らない外交官が、とてつもなく急進的な妻を愛したばっかりに、そして彼女を失ったばっかりに、知る必要もないことを知ろうとする。取り残されちゃって。掘り起こしていくうちに、周囲のすべての男が信用できないヤツで、彼らが一様になんて言うかというと「オレのせいじゃない、オレは弱い人間だ」みたいな。

やっぱり究極のラブストーリーです。彼女は彼をそんな男にしたくなかったから。これからの男と女の在り方までも、教えてくれるレイチェル・ワイズ(アカデミー助演女優賞受賞)の名演技。

交互にエピソードを組み合わせるのは監督の手法に決まってるけど、終盤はもうそんなことも気にならない。何を言いたいか。それももうわかってる。言わなくてもわかってるよね。だから言わないよってな感じ。そのくらい、さりげなさとえげつなさが、ギリギリのところでちゃんと、政経社会から夫婦の愛情物語にまで成り下がって(上がって?)いる。それは承知の上。明らか白人目線のみで描いてるんだから。





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Last updated  2006.06.01 01:07:52
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レイチェル情報  
ウンム・カルスーム さん
●参考情報。レイチェル・ワイズに赤ちゃんが生まれたらしいです。父親は映画監督のダーレン・アロノフスキー。

(2006.06.04 00:21:36)

Re:レイチェル情報(05/31)  
ウンムさん

(2006.06.04 01:05:38)

レイチェルの妊婦姿  
ウンム・カルスーム さん
●「蜂」でさらしていた妊婦姿はメイク(っていうんだろうか?)で作っていたはずですね。

 「結核治療薬の治験」というのはありそうですね。アメリカの場合。もっともケニヤ政府はこの映画に関して、ケニヤ国内ではこのようなことは一切行われていない、という政府声明を出しているので、信じている人がいるのかもしれません。でも、撮影は許したんですね。ケニヤ政府。

 治験で何でもやりそうだ、というのは、アメリカが戦後、旧日本軍の化学兵器部隊の製造開発過程の記録を全部持っていったり、アメリカのロス・アラモスという核実験施設周辺で囚人を使った核兵器の人体に与える影響を調べたりした「実績」があるからですよね。


(2006.06.06 13:39:42)

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