酒と映画と歌と、酒と映画と歌と、酒と映画と歌と、酒と映画と歌と、

紹介：監督、牧野省三

[編集] 来歴・人物
京都北部の北桑田郡山国村（現・京都市右京区）に生まれる。父は、明治維新時の民兵組織「維新勤皇山国隊」の隊長だった「藤野斉」、母は義太夫師の「竹本弥奈吉（牧野やな）」。非嫡出子であったため母の手で育てられ、幼少時から芸事に親しみ、母親の経営する寄席の高座で芝居ごっこに興じて過ごした。その後、母親が洛西に「千本座」という小劇場（後の千本日活）を手に入れると、そこの経営を手伝いながら、時折高座で義太夫や芝居を披露した。

1908年、千本座で活動写真の興行をしていた横田永之助から映画制作を依頼される。横田よりカメラとフィルムを借り受け、当時千本座の舞台に上がっていた中村福之助や嵐璃徳の出演で、『本能寺合戦』を撮る。これが日本最初の劇映画になる。

1909年、岡山で見つけた旅役者尾上松之助を主演に『碁盤忠信・源氏礎』を撮る。派手な立ち回りの得意な松之助は爆発的な人気を得て、以後10年間松之助主演の映画を大量に撮ることとなる。歌舞伎、義太夫、狂言などに登場するありとあらゆるヒーローはもちろん、その激しい動きを生かして怪獣・忍術ものも多く作られた。どの作品も善玉・悪玉がはっきりとしたわかりやすい筋書きで、活動写真の人気は子供にも浸透することとなる。製作モットーとして有名な「1.スジ、2.ヌケ、3.動作」もこのときの経験がベースになっている。

1920年前後から、東京で松竹キネマや大活が東京で映画を製作しはじめ、京都映画界の地盤沈下に危機感を感じ、1921年日活より独立し「牧野教育映画製作所」を設立する。翌1922年「マキノ映画」と名称を変え、関東大震災で製作中止した大活や国活から内田吐夢や阪東妻三郎が参加し、若いスタッフたちの自由な発想で作ったリアルな剣戟が人気をよぶ。しかし、経営的には苦しく、東亜キネマと提携したが、1925年「マキノ・プロダクション」を設立。1928年大作『実録忠臣蔵』を撮るが、主演の伊井蓉峰との対立、編集中にネガが引火して撮影所が全焼するなどのトラブルを引き起こすなど失敗作となり、それを機に第一線を退く。マキノプロダクションも解散の憂き目にあい失意のうちに1929年7月25日、心臓麻痺で死去。享年51。

長女冨栄、次女静子、三女勝子（夫は東映取締役、中部支社長竹本辰夫）四女マキノ智子、五女博子。

息子は、長男マキノ雅弘（映画監督）、次男マキノ光雄、三男真三。

孫は、長門裕之、津川雅彦、マキノ正幸、マキノ佐代子。

ひ孫は、牧野アンナ、真由子。

非嫡出子に映画監督の松田定次。

ウィキペディアより引用

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