以前少し書いたのですが、部長の早朝の
「起きろ」
コールはかなりイヤらしい。
私達がどうされると嫌がるのか、知り尽くしているのです。
それは大体午前4時に始まるのですが
寝室の引き戸が 「ガタ、ガタガタ」
(←たてつけ悪い)
と開いたかと思うとまず部屋の隅の見えない場所から
『バシン!バシン!』
という非常に不愉快な音が聞こえ始めるのです。
それがもう絶妙な感覚で続くので、こちらは寝ることもできず
かといって起きる決心もつかない状態がしばらく続く。
この音、押入れドアにつけている子供のカバン等をかけておく
ベルトのようなものを、部長が爪で少し引っ張っては離すという
ことを繰り返すことでベルトがドア面に当たって生じる
非常に、非常に不愉快な音です。
しかしこちらが 『もうダメだ!!』
と思ってのそりと起き上がると
部屋の隅で隠れてバシンバシン鳴らしていた張本人(猫)が
スタスタスタ!と走ってくる。
これが実は「ご飯の催促」かと思いきや違うのです。
『さっさと下りてこい』といわんばかりの部長の誘導について
一階に下り、部長の給餌マシーンのところへいくと
そこにはちゃんと定時にマシーンが出してくれたご飯がある。
じゃあ部長は何をしたいのだ?というと実は
『食べるのを見ていてほしい』
のです。私がそこで立ちすくむと
『それでいい』
というような勢いでご飯を食べ始める部長。
もちろんこちらは眠くてフラフラなのでそこ数十秒でリターン。
でも、そこから2度目が始まることはなく部長のその嫌がらせは
だいたい一度で終了します。
あの起こし方は本当に勘弁していただきたい。
写真を撮りたいのですが、私が少しでもベッドから起きる音を
させると察してすぐ走ってくるのでそれはできず…。
もう一つの手段で「オモチャの飛行機ガタガタ編」があったのですが、それはオモチャを撤収することでなくなりました。
猫って本当に頭がいいですね。
でもなぜに見られていないと食べないのか謎です。
昼間はそんなこと全くないのに…。
『部長、本当にやめてくださいね。』
新潟市、早朝や夜分は秋がそこまで・・・の気配です。部長が過ごしやすくなるのは嬉しいですが、私は少し淋しいです。