りゅうちゃんミストラル

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2006.09.10
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カテゴリ: 薬物


水谷修氏の講演に行く

ここでは前の記事で書けなかったいくつかのことについて書きたい。
ひとつは宮崎での講演キャンセル問題。
もうひとつは水谷氏が「兄のように思っている」という筑紫哲也との関係について。

まずはキャンセル騒動。
水谷氏は8月27日宮崎での講演(日本PTA全国研究大会)をキャンセルした。
突然のキャンセルは会場にいる人たちを驚かせただろう。
この騒動は新聞(全国紙)にも掲載された。
いくつかのブログはこの件について書いている。

夜回り先生のこと

まず最初に断っておく。講演はビジネスではない。
だからビジネス=水谷氏の講演と考えることはできない。

しかし宮崎という場所で水谷氏の講演を楽しみにしていた人たちはいたはず。
そうした人たちは果たして今回の講演中止に納得しただろうか?
また、「講演では直接の言葉を大切にし、モニターを使用しない」というポリシーがあったとする。
しかし水谷氏はすでにテレビという媒体で薬物問題について語ってもいる。

水谷氏は私の聞いた講演で「テレビが嫌い」と語っていた。
「真実が編集によって違うものになる」という理由からだった。
しかしいくら嫌いとは言っても今までに教育テレビや民放などで水谷氏が出演を引き受けたことはある。
水谷氏が今回だけ講演をキャンセルするとは私には理解できない。
モニターからでもいいから講演をしてほしかった人もいたのではないか?
その人たちの想いはどうなってしまうのだろう?

後援を中止して得るもの。そして失うもの。
その二つを水谷氏はどう考えたのか?
私が聞いた講演ではこの「キャンセル問題」に一言だけ触れた。
「いいかげんなことはしたくなかった」

彼の言いたいことは私にも理解できる。
それでも講演を中止にする必要があったのか?
私自身ももう一度考えてみたい。

このキャンセル騒動については以下の記事も言及している。

講演中止について思うこと

日本PTA研究大会ハプニング

泣いても(k809031a)

身勝手先生と呼ばれたいのか

夜回り先生が講演を突然中止

↑「本当にモニターでは言葉が伝わらないというならば、なぜテレビ出演をされるのでしょう」
という意見は私と同じ。まったくその通りだと思う。
現実に教育テレビでは水谷氏の講演の様子を放送したことがある。

「夜回り先生」…嗚呼、おおいなる勘違い

夜回り先生はやはりタダ者ではなかった。わたしは以下の記事を読んで心から感動しました。なかなかできることではありません

夜回り先生

夜回り先生講演中止

夜回り先生とのつきあい方

夜回り先生

頑張って!水谷先生!

↑後援を中止した水谷氏を擁護する記事。
こうした意見があったいいと思う。
みんながみんな同じこと考えるわけがないからだ。

夜回りより謝罪行脚をした方がいいのでは?(夜回り先生講演ドタキャン)


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一方、水谷氏が信用する筑紫哲也について。

検索してみると筑紫哲也はマリファナについてこんな発言をしたとある。

筑紫哲也

>井上陽水のマリファナ使用問題に対しては、「自分もアメリカでマリファナを吸ったことがあるが、タバコよりは害が少ないことは医学的に明らかであるし、これを日本で使用すると違法ではあるが、そのことと絡めて井上陽水の歌まで否定する一部の意見は間違っている」というテレビ発言をそのとき一緒に出演していた朝日新聞同僚記者が激怒して話題となり、このことから芸能人と若者から慕われるようになった。

この発言が本当にあったのかどうかはまだ確認していない。
(私にはどうも本当にしか思えない)
しかしもし本当なら水谷氏と考えが大きく違うことは明らかだ。
水谷氏によると大麻は有害で依存性がある。
だからこそタバコよりもやめるのが困難だと講演でも繰り返し訴えていた。
二人の間でこの問題はどうなっているのか?

ここで大切なのは、筑紫哲也の考えがどうだ、水谷氏がどうだということではない。
「事実はどこにあるのか?」ということだ。
一部には「大麻はタバコほど有害ではない」という意見がある。

薬物について多くの人は私も含めて何が事実であるか知らない。
何がどう有害で、人体にどう影響するのか?
「知識人」と呼ばれる人の意見が違うと、知識のない大衆はもっと困る。

筑紫のこの発言についてはこのページにも記載されている。 

『ニュースキャスター』筑紫哲也について

>筑紫哲也は、井上陽水がマリファナで逮捕され、担当番組の会議で話題になったとき、「私はこの騒ぎが過剰制裁(オーバーキル)に思えてならなかった」という。その理由として、「沖縄─アメリカ暮らしの中でマリファナがどの程度のものかは知っていたし、ワシントン特派員としてマリファナに関する大統領諮問委員会の分厚い報告書を読み、その内容を記事にした」。その報告書には、「マリファナの人体に及ぼす悪影響はタバコよりははるかに少なく、中毒性もなく、他の麻薬へと進む階段を用意する作用もない」と書かれていたからだという。
 しかし、筑紫のいた新聞社は、「陽水の歌の世界は麻薬の上に築かれた『砂上の楼閣』だったと断じていた」。これに筑紫は「こういう全否定に腹を立てていた」という。筑紫の考えは少数意見だった。番組の中で日比野和幸論説委員らと論争になった。「自分の私見、自己主張をブラウン管の中でやったものとしてはこれが初体験」と本人が書いている。


私は以下のページで薬物問題に触れている。

素人が語る薬物問題

私が考えるに大麻は有害だ。
法律で禁止する必要がある。
もしタバコよりも大麻に害がないというのなら、タバコの規制を強化すればいい。
「大麻容認論者」はタバコ規制を果たして訴えているだろうか?
そして大麻は他の禁止薬物への入り口になる。
さらに、大麻の流通で誰が得をするのか考えてみれば、大麻の解禁はありえない。

大麻についてはっきりと否定してくれ。
そうしないと混乱するだけだ。



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2005-11-09 14:42:20
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最終更新日  2007.01.10 22:29:10


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