りゅうちゃんミストラル

りゅうちゃんミストラル

2009.01.30
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カテゴリ: 読書




この本は、著者が裁判の傍聴を体験したことについて書いている。
警視庁近くの東京地裁、高裁、簡易裁判所で見た、各裁判について。
不謹慎な部分もあるが、裁判を紹介した本としてはこれでいいのかも。
この本でも紹介されているが、「傍聴マニア」は各裁判所にいる。
そうした人の中には法務省の人よりも人事に詳しかったりすることもある。

人を殺しておいて、ドクロのプリントされた服を着て出廷する被告。
その格好で「反省しています」と主張しても説得力がない。
こうした人は現実に存在する。

私も裁判は何回か傍聴したことがある。
著者と同じく東京地裁と高裁で。
そこにはいろいろなドラマがある。
六法を忘れて検察官に借りる弁護士。
裁判中にもかかわらず、居眠りしてしまう裁判官すらいるという。
閉廷後はエレベーターなどで弁護士や検事と話もできる。
(向こうから話しかけられることもある)

テレビドラマでしか見られない裁判が、「すべて本物」で見られる。
しかも無料で。
逆に言えば、国民が裁判を監視することも時には必要だ。
裁判がいつも正しいとは限らないから。

裁判所前で主張をアピールしている人の話は参考になった。
自分が敗訴した裁判について、本を自費出版して裁判所前で売る人。
世の中にはいろいろな人がいるものだ。

裁かれるのも日本赤軍やオウム関係者など多岐にわたる。
かと思えば、「どうしてこんな人が」と首をかしげる人もいる。
「見た目善良」な人が、人殺ししていたりする。

近く始まる裁判員制度。
多くの人は、裁判を傍聴すらしたことがない。
それでいて死刑判決が出るかもしれない裁判に参加する。

この本を読んで、裁判を傍聴してみないか?


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最終更新日  2009.01.31 12:14:44


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