りゅうちゃんミストラル

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2009.02.02
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カテゴリ: 読書




「バスジャック」を読んだ後、この作品を読むかどうか考えた。
買う気になれない本を読むには図書館を利用するのが便利。
しかも図書館に行った際、偶然この本が目に入った。

三崎の文章は読みやすい。
アマゾンで書評が多く書かれているのはそれが理由でもあるだろう。

ある日突然、隣町と戦争することになってしまった。
戦争することで地域の活性化を図るという。

日常は何も変わっていないのに、毎日戦死者は出ている。
この「リアリティーのない戦争」で情報収集の任務を与えられた主人公。
役所の女性職員、香西さんとともにスパイとして隣町に引っ越す。

物語の後半、香西さんの弟が戦死する。
作者としたらそれで「戦争の痛み」を語ったつもりになっているのかもしれない。
しかし「戦争ってそんなものじゃないだろう」という疑問は残った。
とてもじゃないが、私には高く評価することができない。

なお、この作品は江口洋介の主演で映画化された。


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最終更新日  2009.02.06 12:36:03


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