りゅうちゃんミストラル

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2010.10.26
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カテゴリ: 読書


海底2万マイル

海底2万マイル

価格:651円(税込、送料別)


児童向けの小説でも読んでいない作品が意外に多い。
これもその中のひとつ。

「八十日間世界一周」や「二年間の休暇」(「十五少年漂流記」)など。
多くの作品は小中学校時代に読んだのだが、これだけは読まなかった。

ネモ船長の名前がラテン語の「無名」なのは知らなかった。
潜水艦ノーチラス号がオウムガイを意味することを始めて知った。

世界各地で目撃された、海に生息する謎の巨大生命。
その正体を明らかにすべく、アメリカの軍艦リンカーンは出航する。

フランスのアロンナクス教授とその従者コンセーユ。
そしてカナダ出身で銛打ちの名手ネッド・ランド。

リンカーンは巨大生物に遭遇するものの、あえなく撃退。
前述の3人は海に投げ出されるが、その生命に救われる。

謎の巨大生命は科学の粋を集めた潜水艦だった。
艦長はネモ船長。
秘密を知った3人を解放することはできないと宣言する。

電気が動力源という潜水艦ノーチラス号は世界の海を探検する。
アトランティス大陸やサルガッソなど、1870年発表とは思えない。
されの作品が単なる空想ではないことは、後の世が証明している。

ジュール・ヴェルヌで思い出すのは映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。
エメット・ブラウン博士(通称ドク)はヴェルヌのファン。

妻となる女性クララもヴェルヌのファン。
ふたりはこれをきっかけに親密となる。

子どもたちの名前もヴェルヌにちなんでジュールとヴェルヌ。
あの世で本家ヴェルヌはさぞや驚いているだろう。

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関連記事

ジュールベルヌの海底2万マイルと潜水艦の歴史

↑世界初の原子力潜水艦は名前がノーチラス。
この作品にちなんでいる。

結びで、平和な航海を望んでいたアロンナクス。
だが現実は潜水艦の多くが軍の所属であることは皮肉か。

『海底二万里』ジュール・ヴェルヌ

↑この作品に関する本と映画のリスト。
興味深いので紹介する。

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最終更新日  2010.10.26 18:56:09


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