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あけましておめでとうございます。マイペースにも限度があるやろ!と言いたくなるような私ですが。本年もよろしくお願いいたします。 父が今年初めてのショートステイに行ったのですが。ショートステイ中に尿のバルーンが詰まって大騒ぎ。夜中の3時すぎにショートステイ先から電話をいただき、病院で待ち合わせ。そして、処置していただき一件落着。今朝の事です。 ショートステイ先、病院にはご迷惑をおかけしました。寒かった…。
January 12, 2011
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父は耳が遠いので、話しかける時は耳元で大きな声で話します。父は耳が遠いので、自分が話す時も大きな声で話します。父がハイテンションになると、とても疲れます。父は耳が遠いので、テレビは字幕を出して見ます。私は耳が聞こえているのについつい、字幕を追ってしまいます。これまた、疲れる。私が仕事している時は、父は字幕入りのテレビを見たり、ヘッドホンで大音量で聞いたり。私は私で、音楽をかけてます。そんな父ですが。デイケア先のレクリエーションで、レーザーカラオケを見て来たらしく。父の音楽魂に火がついてしまいました。そして、このまえテレビで大和田伸也さんが宣伝してた「昭和の演歌」のCDセットを買いました。おまけの時計を手にとって「これが欲しかってん!」と言ってます。(うそをつけ!!)ウチの家に演歌がやってきてしまいました。CD12枚…! 全216曲!!今、父は私の後ろで「南国土佐を後にして」を唄っております。(私もそうですが)父はおそろしく唄が下手。なくなった祖母は、父の唄を「御詠歌のような…」と表現していました。しばらく私は父の御詠歌を聞く事になりそうです。唄を唄うと御詠歌になる父ですが、うがいをしても下手な念仏のようです。失礼な話ですが、かなり笑えます。ますますお元気で絶好調の父でありました。
January 27, 2009
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父のプラモのオークション。133点めまで、出品しました。でも、まだまだあります。一体、いくつあるんだろう。車とかガンダムとか船とか戦車とか…。古いものなので値段も低くからのスタートやし、今のところ順調に売れています。2回ほど、???という事があったけど、気の弱い私は、メールでubonさんに相談したりして。ubonさん、その節はすみませんでした。土日に商品の写真撮って、ネットにアップして。落札されたら、連絡メールして、発送して。入金確認やら、お礼評価やら。顔の見えないオークションやけど、落札していただいた方に丁寧なメールや心のこもった感謝のメールをいただくと、本当に嬉しいです。仕事もあるし、父の世話もあるし、我が身の体力温存のため、発送はゆうパックだけで発送と思っていたけど。落札した方の身になって考えると、定形外であったり、ヤフ-ゆうパックであったりのほうが安いし。結局、コンビニや郵便局に持込んだりして。私は一銭の得にもならないのに、なんでこんなに頑張っているのでしょう?とは思うけど、この行動もまた人の為でなく、自分の為なんやろうなぁ。オークションに出品する・落札される。 父のためとも言えるけど、 父の喜ぶ顔を見ると自分も嬉しいし、 部屋も広くなるし、 結局、自分のため。発送のため、コンビニや郵便局に持込む。 落札者のためとも言えるけど、 高い送料で送ってしまうと自分が心苦しいので、 結局、自分のため。ほんとに、自分のためとは言いつつ。先は、長い。明日は父のショート。実家にあるアンティークな足踏みミシンをもらってくださるご夫婦が八尾から来てくださるので、実家で待ち合わせ。その後、待望の加川さんのライブへ!!明後日も実家へ。荷物の整理。体力もつかしら?加川さんのライブで元気をつけてこよう。
July 19, 2008
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今日はケアマネージャーさんが来てくださいました。父はとても元気よく、「しんどい。」とか「もう、あきまへん。」と言っておりました。(元気なのよ、基本。歩けないだけ。)ケアマネさんに、「バランス良く、(介護生活が)うまくいってる」と言っていただきました。って事は、バランス悪くうまくいかない家庭もあるわけですね。同じ介護なら、うまくいくにこした事ない。週3回のデイケアと、ショートステイのおかげです。はたから見ると、私たちは仲良し親子に見えるらしい。本人たちは、そうは思ってないんだけどね。朝食後、新聞見ながら、父はウトウト。「もう、眠たいのん?」と聞くと。「眠とぅおます…。(眠たいです)むにゃむにゃ…。」と答えるので。ついつい、「そうでっか。それは困りましたな。」とおっさんのような返事になってしまう。言葉使いが、おっさん~な今日この頃。父はオークションにわくわくです。私もわくわく。少しづつ、あの荷物を減らすのよ。ubonさんも入札してくれてはります?すみません、あほな親子のプラモですのに。(箱は)きれいじゃないですよ。何卒、ご了承を。
June 10, 2008
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これは、何でしょう?父のお店(10年前には商売やめました)の在庫商品です。父と祖母は、文具・プラモデル・裁縫用品の店を昔やっていました。すべての商品は古くなり、業者に引き取っていただけるレベルでないので。整理してるんですが。糸はもう切れるで、とか。ノートは黄ばんでるで、とか。言葉をつくして、商品価値のない事を納得させてますが。どうもプラモデルは父の中では別格らしい。高く売れると夢見る81才~。(どこまで、欲どしいねん!!)10年以上前のものやし、悪くすれば20年前のものもあるやろうし。箱は汚いし。どう考えても、ネットオークションがいちばん確実かなぁという事で。今日、一部をヤフオクに出しました。15点ほど。写真撮って、コメント考えて、アップして~。私にとって、一銭の得にもならない事に時間を費やしました。この作業は、間違いなく親孝行と言っていいでしょう。(休日を返せ~)
June 8, 2008
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早いもので、父と暮らして半年がたとうとしてます。慣れてきて疲れがでてきたのか。29・30日の1泊2日のショートステイを目前に、また楽しみにしすぎたのか。しんどい!これは父の口癖ですが、今日ばかりは私が使おう。体力温存の言葉を胸に、日々暮らしてきたのに。頑張らない、無理しないを心掛けてきたのに。(どんな介護や…)あー、今日はしんどい。でも、元気にならなくちゃ。29日には甲子園に行くんだから!這ってでも行くぞ!もう、寝よ。今日一日、だめだめやったけど、明日の朝には、復活してるかもしれない…。
April 26, 2008
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父の手の腫れは少しましになってきて、少しシワも出てきました。ぱんぱんに腫れてる時は、シワがのびて、ものすごく太った若者の様な手やったから。でも、まだ痛いらしい。ついでに、首も痛いらしい…。最近、父は泣き虫さんになってます。最初の頃は、ある程度、泣く原因が推測できたんやけど。 娘が帰るとか、テレビの介護番組見るとか、感動話見るとか、手が痛いとか…。ここんとこは、突然泣く。この前なんか「おはよう朝日です(関西の情報番組)」見て泣いていたし…?なんでや?美山のおすすめスポットを紹介してただけやのに?「うえーん」とはっきり発音して泣いた時は、びっくりしました。今まで、ほんまに「うえーん」と発音して泣く奴を見た事なかったから。デイケア先でも、泣いたというので。えっ、ヨソのじいさんばあさんと喧嘩したんか?と聞くと、そんなんと違う。急に泣きたくなってん。とおっしゃる。手が痛かったんか?うん。(そんなん、みんなびっくりしはるで…)私は慣れたけど。泣くんやけど、5分後には大笑いしてるし。情緒不安定ですな。写真は庭の芝桜。友の家から嫁にきた芝桜。昨年はちらほらとしか咲かなかったけど、今年は元気よく咲いてます。
April 21, 2008
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月曜日くらいから、父の左手の甲が腫れていて。痛いらしくて、弱音、はきまくり。夜中も「痛い~、しんどい~。」と唸っているので、こちらも睡眠不足です。レントゲン撮ってもらったけど、骨には異常はないらしく。腫れがひくのを待つしかないんやな。2月・3月は、咳きが止まらなかったし。(流行っていた百日咳?)便秘と下痢と咳と…。年寄りって、次から次へとしんどい事が起こるんやなと思っていたら、今度は手の腫れ。しんどい度に、「僕はもうあかん、死ぬ一歩前や」と言うんやけど。残念でした。便秘(10日出ない事もあったわね。)・下痢(2週間とまらん事もあったわね。)・咳(軽く1ヶ月は止まらなかったわね。)。でも、それぐらいでは死なないから。ましてや、手の痛みで死んだ奴はおらんから。と、訳わからんなぐさめを言う私でした。早く手の腫れひかないかなぁ。写真は月曜に見た京北の桜。大きい木でした。
April 17, 2008
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昨日の話。あったくて、天気はよくて、桜は満開。このまま桜をきちんと見ないで、この季節がすぎてしまうのは悲しいので、父をつれて無理矢理お散歩。桂川沿いの嵐山までの道は、桜がいっぱい。体力の続く限り車椅子を押し続けるぞという覚悟の散歩やったけど、父は「もう、帰ろう」を連発です。結局1時間のお散歩でした。もう少し、散歩したかったなぁ。父はですね、桜とか紅葉とかお月見とか、そんな事には全く興味のない奴で。「きれいやな、さぁ、帰ろう」という奴で。散歩の提案に全然乗り気じゃなかったんやけど、かばんに水筒入れてる私に「お菓子も持って行く」とおっしゃる。お前は、幼稚園の子か!と心でつっこむ私でした。今日もあったくて、天気はよくて、桜は満開。でも、今日は仕事するにゃー。昨日は拓郎の誕生日。お誕生日、おめでとうございます。
April 6, 2008
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父のデイケアをお願いしている老健。新しくて、きれいで、明るくて、何より介護の方々がとても感じがいい。デイケアから帰ってくると父はとても上機嫌です。そんな父を見ていると、こちらも嬉しい。そこは、男性ショートのお部屋は1部屋(4人部屋)しかなくて、ロングの方のキャンセルが出たときにしか泊めてもらえないんです。で、今まで泊めていただいた事はなかったんやけど。この前、介護の担当者会議みたいなのが、我が家であって。ケア・マネージャーさん、ヘルパーさんの事業所、デイケアの事業所、介護レンタルの会社の方々が集まってくださって、話し合いがあったんやけど。その感じのいいデイケアの事業所の方に「あんたとこに、泊めて欲しいなぁ」と父が直訴。で、今日、私が面接に行ってきたんやけど。今なら、1週間泊めてもらえるかも♪という、棚からぼたもちのようなお話。21・22日に他所でショート予定だったんやけど、そちらをキャンセルして、1週間のショートが手にはいるかも~。と、ウキウキやった私でしたが。デイから帰った父は。「明日からでも泊まるかと言われたけど、断った。」とおっしゃる。えー、なんでー。しくしく。3月はですね。21・22日の1泊2日のショートが私の支えで、昨日までは「早くショートの日が来ないかなぁ」と普通に暮らしていたんやけど。今日、夢の1週間ショートのお話に「よっしゃ、ラッキー!」と心でガッツポーズとったのに…。一瞬でも夢を見せてもらうと、昨日までの「1泊2日のショートを心待ちにするけなげな私」は消えてなくなり、「1週間ショートぼたもちがなくなってめっちゃ悲しいくやしい私」になってしまう。でも「めっちゃ悲しいくやしい私」は、その感情をどこにも持っていけず、うなだれるのでありました。「あんたが泊まりたいって言うから、面接の時間をとっていただいて、私も面接行っったのに、今さら何ゆうてんのん!人の時間を何やと思てんのん!泊まる気ないんやったら、最初からそんな事言うな!」という率直な気持と。「そうやんなぁ。泊まってはみたいけど1週間はかなんよなぁ、今日言うて明日はかなんなぁ。また今度泊めてもらおうなぁ。」という優しい気持と。(父の気持はおいといて)「棚からおちてくるぼたもちを、キャッチされ棚に戻されてしまった感じ。やっぱ、1週間ショートなんて最初から無理な夢の話やねんな。」という夢やぶれた感じと。いろんな思いがかけめぐり…、でも、時間のせまった仕事があったので、その件については父には何も言わず、仕事する。でも、何かしくしく。悲しい気持になる私。がっくり。
March 17, 2008
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ヘルパーさんと父の会話。ヘルパーさん「風邪に気をつけて、ぶりかえさないようにして下さいね。」 父「そうですな。気をつけるようにしてるんですけど。また、花粉も飛んできますしな。」ヘルパーさん「花粉症なんですか?」 父「いいえ、違います。」ヘルパーさん「……?」仕事しながら聞いてたんやけど、笑ってしまった。ヘルパーさんも笑ってはった。常々思っていたけど、なんて、ツッコミどころがたくさんある父でしょう。笑わせてもらうわぁ。なんて時はいいんやけど。仕事に没頭していると、後ろで父の独り言。意味の分かる独り言なら分かるんやけど。意味わからん事を、大声で言ってみたり。ぶつぶつ言ってみたり。仕事に必死の娘の気をひこうとして言っている時もあるけど。なんだか恐いんやなぁ。ぼけてきたのではないか?と思って。歩けないから徘徊はないとしても。ぼけてもらったら、困るなぁ。
March 2, 2008
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見てきました。映画/結婚しようよ。古い話ですみません、2月9日の事です。ほんとにすいてました。がらがら。ゆっくり見れましたけどね。9日は、父がショートに行ったので、映画にも行けるという事です。映画の内容は書かないでおきます、まだ公開してるかもしれんし。ものすごくお腹がへって、ものすごくビールが飲みたくなる映画でした。ひとときの休息ののち、忙しくしてました。なんだかんだ。(今月は、私、1日たりとも仕事休んでないし。)そうそう、父は要介護3やったんやけど、今回の認定では「要介護4」にレベルアップしました。あら…。介護度があがると、使える介護サービスの点数は増えますが。同じサービスを受けても、料金が上がります。うーん…。もし私の稼ぎのみで父を看なければならないなら、それは無理。おむつだって介護サービスだって通院代だって…。無理、無理!!父は自分にかかるお金は持っているので、その点は安心です。将来、年寄りになった時、けっこうお金かかります。皆様、お金ためておいたほうがいいですよ。かくいう私も貯金はありませんが。それにしても、「要介護4」の次は「要介護5」しかないし。そこが一番上やし。父はそんなに悪いのかしら?なんか実感わかないなぁ。客観的に見て、「要介護4」いうほど大変な感じはしないねんけど。いやいや、いろんな事柄を考えて客観的に介護認定があるわけやから、やっぱり父は「要介護4」なのか?うーん…。
February 21, 2008
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すっかり、御無沙汰してしまいました。忙しかったり、体調悪かったりで…。(言い訳です)更新しないままやのに、毎日3つずつくらいのなんか変な書き込み。うっとおしいですね。父が1泊2日のショートステイに行ってきました。男性のショートステイはなかなか取れなくて。 圧倒的に女性のお年寄りが多いので、男性ショートのベット数が少ないから。ショートは2ヶ月前から予約を入れるのやけど、とてもじゃないけど取れません。ましてや、何月何日から何泊なんてのは無理っぽいです。キャンセル待ちして、やっとこさ行ける。ケアマネージャーさんにはお世話かけてます。で、そのキャンセル待ちがあたった感じです。父にとっては「ふってわいた災難」、私にとっては「棚からぼたもち」。1泊2日やけど、父を送って行ってからなんだか世の中が輝いて見えました。洗濯物を干していても楽しいし…。らんらんらん♪(私って親不孝やなぁ。)ショートに行ってもらうというのが、ここ最近の夢でしたが。現実化し、日程が決まってからは、ショートが「鼻先にぶらさげられた人参」状態で。私は人参のために走るお馬さん状態で、体調までおかしくなってしまったみたい。腰も痛かったし。物事を楽しみにしすぎるのは良くないですね。ま、平日やし、仕事あるし。夜飲みに行ける~♪ぐらいのラッキー加減なんやけどね。なんてささやかな幸せでしょう…。父と暮らして3ヶ月ぐらいたちました。デイケアは機嫌よく行ってくれるようになったので嬉しいです。 職員の方々が皆さん優しいから、父は喜んでます。食欲は来た頃の「私の2倍は食べる!」から「私の1.5倍食べる!」に変化してきました。 今の生活に慣れてきたんだと思います。来た頃は興奮してたから。情緒は不安定なままで、大笑いもしますが、泣いたりもします。橋元さん知事当選の時に抱え上げた鯛は、たかじんが贈ったという事を私に伝えようとして、途中で感極まって泣き出したので、びっくりです。男の友情に感動するような人やったんか…と新たな発見です。振り回されてもいますが、楽しませてもらってもいる今日この頃です。今日はデイケア。仕事しよっと。
February 1, 2008
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前に入院患者を公園に置き去りにするというニュースがあったけど。あれは、びっくりしたなぁ。そんな事を病院の人がするなんて。置き去りにした人も、また連れて帰ったら上の人に怒られるし仕方なかったんやろうなぁ。置き去りにされた人も、生活保護を受けてはるなら、お金は払わないとあかんやろうとか、いろいろ思ったんやけど。でも、単純に「患者を公園にほる(捨てる)」という行動が、非現実的で面白すぎる。よく思いついたなぁ、どこからそんな発想が…。関係各位には申し訳ないけど、うちの家ではその話がギャグになってます。あまりにも父がワガママさんな時には、「そんなんばっかり言うてたら、隣の公園にほかすよ。それともこっちの病院の前にほかそうか。」と言うと。(うちの左隣は公園。右隣は病院。父はそこにかかってます。)「ふぁっ、ふぁっ、ふぁっ~」と父は大笑い。父「そんなんしたら、あんた警察に連れて行かれるで。」私「えらいこっちゃ、私が警察行ったら、誰があなたのご飯作ってくれるでしょう?お父ちゃんも一緒に警察行く?」父「そら、困ります~。」腹のたつ事もあるんやけど、こんなあほな事話してたら、腹立ちの原因はどこかへ飛んでいくのでした。あほな親子。今日、病院で院長先生に「最近は具合はどうです?」と聞かれ。父は神妙に「まあまあです。」と答えていたので。家に帰ってから。「最近は具合はどうです?って聞かれたら、私に言ってるみたいに、[しんどいっ!!]って大声で答えたらいいのに。先生びっくりしはるで。」という話題で30分は笑いました。二人してお腹が痛い、笑いすぎやで。ほんまにあほな親子。平和や。
December 27, 2007
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なんて忙しいんだ、12月。12月って、こんなに忙しかったっけ?父と一緒やから忙しく思うのか?仕事に追われ、お世話に追われ、昨日何してたのかも思い出せない今日この頃です。早くお正月が来ないかなぁ。写真はぬり絵をする父です。老健では、レクリエーションなのか、リハビリなのか知らないけど、ぬり絵なんかもやらせてくれはるんです。前までは、「ぬり絵なんてあほらしくてやってられるかい!」と強気やった父やけど。この前、はじめて老健でぬり絵をやってきて、「すごいやん、上手にぬれてるやん。手が動かなくなったらあかんし、あほらしいと思っても頑張ってやらなあかんよ。」とほめちぎりました。最近、手が上手に動かないと言い出したので、折紙でも一緒にしょうかと、広告の紙で鶴を折り始めたら。「こんなん嫌や、ぬり絵ならする」と言うので、やってもらっているところ。この時は、たまたま、水彩画用の下絵があったから、それをぬっているんやけど。これから先、何ぬってもらいましょう?81歳の父やから「ショーワどらえもんぬり絵」とかじゃ、テンションさがるしなぁと考えたところ。いい考えが浮かびました。今まで仕事で描いたイラストが段ボールいっぱいあるのです。捨てるに捨てれなかったんやけど。それをぬり絵にいたしましょう♪父には新しく24色の色鉛筆を買ってあげました。
December 23, 2007
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この前、デイケアに行ってる老健で体重を測ってもらったらしく。49.5kgと連絡帳に書いてありました。(連絡帳があるんやね、ほんと幼稚園みたいやわ)あんだけ食べさせているのに!また、痩せたんかい!筋肉がおちているのか、食べさせ方が少ないのか?大変だ。父は私より軽い体重になってしまった。ものすごく食べてはるんやけどなぁ。写真は、先週のある日。私が夕食の支度をしてるのは分っているけど。目の前のパンを食べようかどうしょうか思案しながらテレビを見る父。理性が勝って、結局その時は食べへんかった。
December 5, 2007
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仕事と父のお世話でばたばたとしていたら、ブログの更新ができず。風邪でもひいてるんちゃうかと八尾のおっちゃんから電話をいただきました。心配かけてごめんなさい。そうやんね、私が逆の立場やったら倒れてるんちゃうか!?と心配するやんね。昨日の父。車椅子を動かす音がしていて、ほどなく。「うぉー、痛い!痛い!あぁー、あぁー。(ぺッ、ぺッ、ぺッ!)」一体何事?と思って見たら。みかんを取りに車椅子を動かしていたら、車椅子と壁に手を挟まれ、手の甲が擦りむけた模様。血も出てないし、大丈夫やでと言うんやけど、「痛い!痛い!(ぺッ、ぺッ、ぺッ!)」ぺッ、ぺッ、ぺッ!というのは唾を手の甲につけている音です。擦りむけただけやねんから、咄嗟になめるというなら話もわかるけど…。あんな風に、唾を手の甲にはく人というのは初めてみました。野生の猿か、あんたは?と思ったけど。猿でも、きっとなめておくだけやわ…。やっと落ち着いて父の独り言。「恐い、恐い。何があるかわからへん、恐い世の中や。」そんなたいそうな…。そう言えば首が痛いだけでも「首の骨折れた」と言ってたし。父の父(私の祖父)は、グリコのおまけのおもちゃを踏み、足の裏から血が出ただけで、気を失ったらしいので。(それを見た祖母は「あかんわ、この人」と思ったらしい。)きっと、父のあかんたれなところは祖父譲りなのでしょう。そんな父ですが、うちに来てくださるヘルパーさん達の間では「癒しの○○○さん」と呼ばれているらしくて。「○○○さんのとこへ来ると癒される~、かわいい~♪」という事らしい…。ちゃんと、ありがとうが言えるようになったからでしょうか?(私はいっこも癒されないけど…。)うちの父でヘルパーさんが癒されるという事は、よその家ではハードやったり厳しい状況やったりするんやろうなぁ。たいへんな仕事やなぁ。
December 4, 2007
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父には言ってるんやけど。私は娘やからあなたの面倒は看ます。でも、私が身体を壊したり、先に死んだら、息子や娘に介護を頼まないでね。孫に祖父の面倒をみさすなんて、仕事もあるし将来もある身やから、息子や娘がかわいそうだと。その時がきたら財産全部処分して有料老人ホームへ行ってください。何があっても、私の子には頼まないでくれと。父は私に体力的に負担をかけているのはわかっているし、私は煙草もたくさん吸うし「もしかしたら、自分の方が娘より生き延びるかも」と思い始めていて。私が死んだら、息子に頼むと言い出しました。それだけはあかんよと言ってあるのに。今日の夜、マンションの理事会に出席するため、息子にお留守番に来てもらったんやけど。あの父ときたら、「ikuが死んだら、あんた面倒みてな」と直談判したらしい。帰ってから、息子にそれを聞いたんやけど。「仕事もあれば将来もあるんやから、そんなん了解したらあかんよ!私が先に死んだら、おじいさんには悪いけど、老人ホームでも特老でも行ってもらわないと、将来がめちゃくちゃになるよ。断るんやで。」と息子に言っておきました。47歳にして、なんでこんな遺言みたいな事言わんとあかんのやろ??でも、それだけは言っておかないと!私の母は35歳で癌で亡くなっているので、私は長生きする自信がないんだなぁ。祖母は103で亡くなっているし、父がそのレベルまで生きはったら、あと20年。(たぶん、20年は生きる!)その時、私67歳。生きてる自信がない…。別に暗い話ではなくて、孫にまで迷惑かけたらあかんよという話でした。今日はデイケアの日。今日はどうやった~と聞くと。「今日は高雄まで車で行った」との事。へえ~、高雄まで紅葉見に?そんなプチ遠足もあるん?ええなー、京都住んでいても、なかなか高雄なんか行けません~。車こむし。ええな~。私だって1回しか見た事ないよー、高雄の紅葉。プチ遠足のせいか、いつもよりたくさんのおやつを食べて報告する父でした。父は花より団子の人なのです。薬がなくなったから、医者も行ったんやけど。なんだか血液検査の結果もよくて…。健康な人に近い価になっていて。お父さん!もしかして長年の倹約生活のせいで栄養不良で、溶血性貧血やったん違うのん?うちに来て、栄養バランス良くなったから、治ってきたんじゃないの~。うーん、絶対長生きしはるわ、きっと。そして私は毎日運動会のあとぐらいの疲れ具合で、ぐっすり眠れるのでした。そういえば、私も前よりたくさんバランス良く食べているかも。こうなりゃ、二人で長生きしよか?
November 26, 2007
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天気もよくて、けっこう暖かくて。嵐山の紅葉はきれいやろうなあと思いつつ。(昨日は9万人の人出らしい)遊びには行けないなぁと肩を落とすわけですが。せっかく暖かいねんし、スーパーへ行こうじゃないか!と車椅子の父と外へ出ました。嵐山へ行く車がいっぱいで、道動いてません。近所のスーパーへ前に行った時には入口のスロープに花が売っていて車椅子が入れなかったので。もう1軒、遠いスーパーへ。車椅子での移動は、結構父もびくびくものなんやけど。それよりも、私の方がびくびくです。「大丈夫よー。」と声かけしてるけど、内心「ほんまに大丈夫なん?」と思っているわけで。何げなく歩いている道も、車椅子を押す身になると、こわいもんがあります。平らな道がいかに少ないかと思い知らされます。歩道へ登る所は若干ブロックが低くなって乗りあげやすいようにはなっているんやけど、場所によっては上がれない所も多々あり。歩道/一般道/歩道/一般道のくりかえしですから、そのたびに上がれるのか…と、どきどき。手間取っていると、道行く方が助けてくださったりします。今日は2回も助けてもらいました~。何だかんだでたどり着いたひさしぶりのスーパーに父はテンション上がり。「あれ買う。これ買う。」と眼をキラキラ。菓子パンなんか5つも買ったし…。あんまり荷物が多くなると、帰り道がまた大変やねんけど。家に戻ったら、私汗だくでした。外に出ると、家に戻ってきたら車椅子のタイヤをいちいち拭かなきゃならないので結構これもめんどくさかったりして。今日の3時のおやつ。父はご機嫌にジャムパンとあんパンとヨーグルトを食べました。今、5時前なんですけど…。父の深~い溜息が聞こえてきました。きっとお腹すいたんやわ…。お米研がなくちゃ!
November 24, 2007
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いつものように、朝食もりもりおかわりもする父です。朝食後、バナナも食べました。ヘルパーさんに清拭してもらって、ご機嫌やったはずやのに。テレビも消して、大人しく新聞読んでる。(寝る時以外はずっと私達はリビングにいます。父は車椅子に座りテレビ・新聞で時間をつぶし、私は仕事。私の姿が見えないと不安になって「ママがいないよ、うえ~ん、うえ~ん」状態になる父。実際に泣きはしませんがパニックになります。買物へ行くのも言ってきかせて納得させて、ダッシュで行きます。ひとりのお留守番は20分が限度。)あれ、なんか調子悪いのかな、元気ないなと思いながら仕事していたら。「僕、しんどい…」と言い出した。そういえば元気ないなぁと話を聞くと、また結局「何か食べる」という事でした。うーん、もってまわった奴やなぁ。おやつが食べたいならまわりくどい事言わないで、最初から「何か食べる」と言いなさい。心配して、損した~。ジャムパンひとつ食べて元気になった父です。しかし、燃費の悪い身体やなぁ。なんぼほど食べなあかんのやろ?ガリガリに痩せているのに…。低燃費の私は午前中はコーヒー1杯やでー。どうやら朝・昼・夜の三食と10時と3時のおやつをもりもり食べないと「僕しんどい」になっちゃうらしい。でも、ほんまにしんどかったら食べられへんちゅうねん。食べてるうちは安心ですわな。昨日の昼ごはんの時、ごはん並べるから車椅子のテーブルを拭きなさいね♪という意味で、台ふきんを渡したら。「僕、しんどいねん。」と言う。「違うでしょ?しんどいんじゃないでしょ?眠たいだけやん、見てたら分かります!」と言ったら。にやりと笑う父。図星のようです。「僕、しんどいねん。」という言葉は何にでも使える万能の言葉らしい。語彙の少ない人やなぁ。
November 23, 2007
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父は、今日もデイケアの日。今朝方、4時頃。「痛い~、痛い~。」という声で、起こされ。何が痛いのん?と様子を見に行ったら。「首の骨が折れた!」というので、首の骨折れたら死ぬやろう?とツッコミながら話を聞くと。首が痛くて回らないという事らしい。毎日毎日なんなとあるなぁ。折れてないから大丈夫と安心させ、寝かすと。5時頃。「首が痛くてあかん。もう、起きる!」とおっしゃる。お願いですから7時までは寝ててください。身体がもたないと言うと。大人しくするから、起こしてくれと言う。大人しくするからって…、あんたは幼稚園の子か!と思いつつ、7時までは起こしてあげませんと宣言。うとうとしながら、父がよその子供のコロッケを奪ってまで食べるというロクでもない夢を見てしまいました。朝食のあと。「僕はこんなに身体の調子が悪いのに、人の心があるんやったら『今日のデイケアは行かなくていいよ』と優しい事、よう言わんか?」と言う父。「首が痛いんやったら、よけいデイケアは行かなあかん。固まってしまったらえらい事やで。」と訳のわからない説得です。そうか~、「人の心」に訴えてきたか~。往生際の悪い奴やけど、精一杯の抵抗と受け止め、送りだしました。あと、仕事・買物。近所のお店で、三人会のメンバーとランチ。急に思い立ったんやけど、あとの二人もOKとの事で、決行です。ひさしぶりの外での食事です。よく着てるウール。これもまた、可愛らしいです。帯を地味めに。今日はるのひさんから銀杏を送っていただきました。割れ目をつけて、トースターで焼いて食べよう♪ビールとともに♪
November 21, 2007
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昨日、はじめてのデイケアに父は言ったわけですが。帰ってすぐに「お腹空いた」と言い、クリームパンとバナナとみかんを食べました♪デイケアでも、おやつをいただいているはずやねんけど…。で、夜もしっかり食べ、元気してます。口ではしんどいしんどいの連発ですが。しんどいと言うから話を聞いてると結局、「何か食べたい」というところに話は落ち着くので、最初からそう言わんかい…と思いつつ、父の旺盛な食欲をサポートです。デイケアの事を何も言わないので、あんまり根掘り葉掘り聞いてもあかんかしら?とこちらからは聞かずにいると。夜に八尾のおっちゃんからの電話に、「今日デイケアに初めて行きましたが、立派な近代的な設備でした。僕もこれからリハビリ頑張ります」と所信表明してました。安心しました。帰って来た時、ものすごく無口だったのは、お腹が空いていたせいなのね。(はじめての幼稚園を心配するおかあさんのような私。目指せ、お泊まり保育!)父の話を「はい、はい。」と電話で聞いてくれる八尾のおっちゃん、ほんまに感謝です。まだ、父は会った事ないのにすっかり八尾のおっちゃんを慕って(?)います。月曜・水曜はデイケア。入浴・リハビリ・昼食・おやつ。火曜・木曜・金曜・土曜はヘルパーさんが来てくださって清拭。(30分間づつ)こんだけしてたら、身体が不潔になる事は無いでしょう。朝起きるときにも、ざっと身体拭いてあげてるし。写真は今日着ている着物。最近オークションで買った格子のウール。800円で落札、送料だ振込だで、トータル1460円の品。まっさらですよ。(ご自宅保管の品かな?)黒地やし、少しぐらい赤入っても、そんなに派手じゃないでしょうと思ってましたが、着てみたら、なんと可愛い♪私には可愛らしすぎる感はありますが、ま、いいかという事で。つい最近まで暑い暑いと思っていたのに、もうウールが着れる季節になったんですね。
November 20, 2007
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今日はじめてのデイケアに、父は行きました。デイサービスには行くとは言わないけど、デイケアなら行くと言うので。リハビリとお風呂が目的です。とても私はお風呂には入れられないので。歩けないしね。朝から「僕身体の調子が悪いねん。今日行くのは無理やねん。」と、パン2枚・豚汁2杯・バナナ1本食べて言うのです。(ちなみに私はコーヒー1杯です。)「何言うてるのん。久しぶりにするリハビリやし、ゆる~くやってくださいって言うたらええやん。それにお風呂も入らなあかんし。大丈夫。」と励まし続け。幼稚園に行きたくないよーとだだをこねる3歳児のようです。弱気な父を、励まして励まして。さきほどお迎えがきたので出かけました。頑張るのよ!よし、仕事するぞ!!しばらく着物から遠ざかっていたけれど、父のお世話で生活が変わり腰がやばくなってきました。やばい腰には着物と帯。これが一番。今、椎間板症になるわけにはいかへんのよ。
November 19, 2007
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なんと父が「いただきます」が言えるようになりました。昨日言えるようになってくれたら嬉しいなぁと思っていたのに、もう言えるようになるなんて。車椅子のテーブルに食事を並べて「もう食べていいよ。」という意味で、「いただきます♪」と(別に楽しくはないけど楽しげに笑顔で)言って手をあわせたら、つられるように父も「いただきます♪」を言いました。出来るんやん…。「いただきます」と「ごちそうさま」を言ってくれるようになったけど。手をあわせて「いただきます」と「ごちそうさま」はいいねんけど。頭もしっかりさげるので。そんなに丁寧にしていただかなくても…と、少しかわいそうになったりして。なんだかぎこちない「いただきます」と「ごちそうさま」やけど。そのうち板についてくるでしょう。けど。なんか素直になってもらうと今度は、「いやー、ごめんごめん。お父ちゃんの好きにしたらええよ。無理せんでええ。」と言ってしまいそうになります。どっちやねん、私。でも、「いただきます」と「ごちそうさま」ぐらいは言ってもらおうかなぁ。なんか複雑。
November 17, 2007
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昨日は実家に植木やさんが入るので、どうしても実家に行かなければならず。20分のお留守番さえ不安でたまらない父に、半日留守番させたら気がおかしくなってしまうでしょうという事で、息子に留守番に来てもらいました。9時から3時まで。父と息子は(おじいちゃんと孫は)仲良く留守番です。息子は、年寄の扱いがうまいのか、優しいのか、実にうまくやってくれました。あー、よかった。これからは、どうしても…という時は息子に頼もうっと。その二人の昼食のためにおでんを作っておいたんやけど。父は「こんな美味しいもん、食べた事ない!」と大絶賛!オーバーな奴やなぁと自分でも食べてみたら、「これほんまに私つくったん?」というお味。なんかの加減で、ものすごく美味しいおでんになったんやなぁ。たくさん作りすぎなかったのが勝因かもしれない。ご飯のあとに父は「片づけて!」と命令口調で言うので。この前から「ご飯終わったらごちそうさまって言ってくれる?そうじゃないと、終わったかどうかわからないから。」と言ってたんやけど、いっこうに「ごちそうさま」と言わない。あいかわらず、今日も「片づけて!」と言うので、これは遠回しに言っても気づかないなと思い。「ご飯終わったらごちそうさまって言ってくれる?片づけて!ではお手伝いさんになった気分やし。ごちそうさまって言ってくれると気持よく片づけられるから。」と言ったところ。ちゃんと「ごちそうさま」が言えるようになりました。ヘルパーさん等お世話になる方に「ありがとうございます」は言えるようになったので。あとは「いただきます」だけやな。
November 16, 2007
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父には友達はいません。友達をつくるとお金がかかるというのがその理由です。お互いの家を行き来するには土産のひとつも持っていかなければならない。来てもらったらお茶のひとつも出さなきゃいけない。そんな事はお金がかかるし無駄な事という理屈です。お金を始末して始末して、倹約質素をモットーに生きてきました。お金をためるのが趣味みたいな。亡くなった祖母もです。前に父の名で脳内メーカーなるものをやってみたら「金」と「食」の二文字のみ。当ってる!!なんかね、人に対する「愛」とか「感謝」がないんですよ。娘の私に対しても通常の分かりやすい「愛」じゃない気がします。そんな家で育った私は反面教師というか。それは間違っているのではないか?と全く反対の人になりました。友達は大切。出会いも大切。質素倹約もいいけれど、子供のためにはお誕生日会だってクリスマスだってやろうじゃないか。(実家では誕生日がどうしたという感じでしたので)本だって読むし、音楽だって聞くし、ライブだっていくし…みたいな趣味にお金を使う人になりました。お酒も飲めば、煙草も吸う人になりました。賭け事は宝くじだって買いませんが。なもので、若い頃は衝突ばかりで、全く相容れないわけです。今だってそれは変わらないのですが。親一人子一人なもので、私しか看る人がいないし、覚悟を決めて、こういう事になってるわけです。京都に来てから、父は毎日いろんな人に会いました。得意先やら私の友達やら。ヘルパーさんやケアマネさんや、介護用品の会社の可愛らしい営業さんや。今日も、いつも三人会をしてる72歳の友人がたくさんのおかずの差し入れを持ってやってきてくださいました。もう一人の72歳の方は先週、お菓子を持ってやってきてくださいました。得意先の方はカレーをつくったからと持ってきてくださいました。(前に来て下さった時に、老健でカレーを食べたけど美味しかったと父が言った事を覚えてくださっていたのです。)みんな私を心配してくださっているわけです。八尾のおっちゃん一家だってそうです。(ほんと私は人に恩をうけるばかりで、どうやってこの恩を返したらいいのやら~な人です)不思議な事に、友達はいらない・他人とはかかわらないぞ!と生きてきたはずの父が、いろんな方に親切にされて実に嬉しそうなんですよ。ストップをかけないとずーっとしゃべってるんですよ。楽しそうに。何やったんやろうか?父は人嫌いではなかったのか?「友達なんていらない!」と言っていた父は、誰よりも人と関わりたい人やったのか?なんか、そんな気がする。歩けなくなって「要介護3」がついて娘と暮らすから、日和って娘に合わせているのではなく。ほんとは誰よりも、人が好きやったのではないだろうか?ものすごい人付き合いが不器用な男やったんやないやろか?でもそんな単純な事でもない気もする。なーんて考える今日この頃。人付き合いが不器用な口の聞き方を知らないじいさんに、「いただきます」「ごちそうさま」「ありがとう」を教える私でした。
November 14, 2007
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1週間たちました。父はトイレでうんうん出来るようになりました。前後の介助は必要ですけど。おむつでするよりは、浣腸で出すよりは、嬉しいようです。食欲はすごいです。車椅子で座りっきりの父がなんであんなに三食きっちり食べなあかんのか理解できない。おやつも食べるし。果物も食べる。私の3倍食べると言っても過言ではない。病院・老健の生活で父は6kg痩せたらしいです。身体がえらかったから痩せたのではなく通常の量の食事やったから痩せたんやと確信しました。そういうえば、救急車で運び込まれたその日から病院食は完食やったもんなぁ。食事の量もおやつの量も全然足りなかったんやわ…。がんがん食べても太らない父はある意味、ダイエットしたい人から見たら喉から手がでるほど欲しい身体なのでは?8月からの騒動で、私は3kg痩せ、体脂肪も3%落ち、燃えやすい身体になり、体内年齢にいたっては30歳になってしましました(実年齢は47歳やのに!)。昨日なんか28歳って出たよ。ふらふらやったけど。このままではいけない!と、さきほどカップヌードルを食べました。トイレで倒れて起き上がれず熱中症になり、こわい思いをした。老健で火災報知器が誤作動して耳の遠い父は、こわい思いをした。という事で、かなり精神が不安定です。お留守番ができません。不安で不安でたまらないらしいです。近所のスーパーへの買物30分のお留守番が限界です。私、ダッシュで帰ります(泣)。1時間以上になりそうなお出かけは、父のために誰かに来てもらわなければなりません。この前。八尾のおっちゃんが電話をくださって奥様と話している時に、父が「もう寝る」というので、電話を切ったら。寝たいわけではなくて、私が電話してる事に怒っていたのでした。「僕は電話なんか嫌いや。20分も話して、なんでこんな時間に電話するねん!」実際は7分しか話していないし、父の世話で大変やろうから9時という時間を選んで電話してくださっているんやろうし、父の世話だけしてろというのか?私は友達を持ってはいけないのか?!友達との付き合いを断てと言うのか?!と、言い合いになりました。その時に「僕は淋しくて淋しくてたまらない…」と言い出したので。えっ、一緒に暮らして世話してるだけではダメなのか?と、寝る時以外はずーっとリビングで一緒にいててもダメなの?同じ部屋にいて電話しててもダメなの??背中を向けて電話する事になるので、お互い背中を向けていると淋しいんだって。ほんなら、電話に出る時は車椅子を電話の方にむけて顔が見れたらいいのと聞くと、うなずく。耳も遠いし、ひとりぼっちになった気がするんかなぁ、同じ部屋にいるのになぁ。ひともんちゃくあった後、八尾のおっちゃん家に電話して事の次第を話して、状況を伝え、父にも電話に出てもらい、おっちゃん一家の写真も見せて父を電話の輪の中に巻き込みました。そしたら納得してご機嫌さんになりました。八尾のおっちゃん、あなたはほんまにええ人やなぁ。父の話を「はい、はい。」と聞いてくれて。親子のもめ事に付き合わせてるようなもんやね。なんて日記書いてる夜中でも「痛い、痛い~」と大声の父です。尿のバルーンのところが痛いというので、おむつをつけかえ様子を見てきました。大騒ぎのわりには、すぐにおさまったけど…。夜は寝てください、お父さん(願)。朝はきっちり、7時5分に「起きる~!」って言うんやから。ああ、時間が欲しい。体力が欲しい。
November 12, 2007
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昨日、老健を退所して父との生活が始まったわけですが。久しぶりのシャバの空気に(!)、父は嬉しいのか興奮状態。その勢いで、夕べはこれからお世話になる病院に診察に連れてゆきました。雨の中、車椅子を押す作業というのは私は傘させないんだねー。(子育ての時は、片手でも乳母車押せたという事やな。)今度からは合羽を着よう!と学習。昨日、父がおやつにジャムパンとクリームパンとあんパンを食べました。うそっ!そんなに甘いものに飢えていたのか?老健でもおやつは出てたよな、確か。夕食も私の5倍くらい食べるし。父の食欲旺盛ぶりに、食欲減退気味の私…。父は食後もみかん3つ食べてるし。信じられへん。12時まで起きて、しゃべりっぱなし!頼むし、寝てください(涙)。興奮してたんやなぁ。父はおしっこが出なくて、入院以来尿のバルーンをつけてます。便も出なくて、入院以来、浣腸して出してます。かわいそうやなとは思うけど、介護初心者の私には、排便関係は楽できるかなといいように考えていたら…。今朝、ちょっと買物に行ってる間に、父がおむつにうんうんを。うそっ、出ないんじゃなかったの?覚悟もないまま、否応無しにおむつ替え~。出来るもんですねー、必要にせまられると。「75日ぶりに自分で出来た~!」と父は喜んでおりました。私は「75日も出なかったのに、いきなりかい!」と思いましたが。こうなりゃ、トイレで出来るようになるといいね、お父ちゃん。でも。ベットから起きて車椅子に移る、車椅子から便座に移るというのがなかなか大変です。手助けはしないとひっくりかえるし。つかまり立ちも出来るけど、つかまりながら歩けるのは3歩が限度かな。いいように考えると、ぼけても徘徊はできないという事ですね。まぁ、まだぼけないと思うけど。三度三度しっかり食べるという事は、三度三度しっかり食事をつくるという事で。今までの私の不規則な生活からは考えられない話です。なぜなら、私は自営業の自由業~。けど、「食べるのが楽しみ」な人に「待て」はつらい事なんやろうから配食サービスも取り入れようかと考えたり。同居人がいると、ヘルパーさんにご飯つくってもらったり、父の部屋の掃除してもらったりは出来ないんだって。そんなぁ…。ご飯の支度に追われ、おしゃべりに追われ、排便に追われ。仕事するのって結構大変やなぁ。今日は、頭割れそうになりながらの仕事でした、とほほ。
November 6, 2007
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いよいよ、父の老健の退所の日です。お迎えに行きます。頑張れ~、私。いろんな方に応援していただき、支えられてるなぁと実感してます。加川さん友達の八尾のおっちゃん一家には友の家との家具の交換のため、お泊まりで手伝っていただきました。今まで使っていたソファは大きくて(3人がけ)おまけにリクライニングになるので、車椅子の父の通行の邪魔になり、またつたい歩きが出来るようになったら、リクライニングがあぶないのでした。八尾のおっちゃん一家さん、ほんまにありがとう!お泊まりにギターも持ってきてくれて、遊びまくる私達。奥様ともより親しくなれた気がして、嬉しかったわ。(そやけど、受験の大事な時に、ごめんね、息子さん。)おっちゃん一家に、あんな大変な事頼んでしまうぐらい仲良しになれた事、嬉しいです。人の縁はどこにあるか分からんもんやな。(おっちゃんは今回の父の事心配して、電話やメールでたびたび励ましてくれるのさ。ほんまにありがとうね!)一人のラスト1ヶ月という事で、10月はライブ行くわ、旅行行くわ、友達にも泊まりに来てもらうわ、仕事するわ、面会行くわ、準備するわ、病院やケアマネさんと打ち合わせするわ…。結構ばたばたでした。頑張れ~!と得意先にもお食事・飲み会してもらうわ。(2軒の得意先に…)まだ何もしてへんのに、いろんな方にいろんな風に支えられ。こうして、介護な生活は始まってゆくのね。なんて思っているうちに、今日の日がやってきました。お迎え、行ってきまーす。写真は我が家にやってきた椅子。ソファのクッションに派手な生地でカバーをつくりました。
November 5, 2007
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父はまだ入院中。老健探していただく予定でしたが、なかなか無いのか、入院中の病院でリハビリ中です。(救急病院やから、リハビリは出来ないと言われたのは気のせいだったのか?)手のリハビリ。足のリハビリ。頑張ってます。リハビリをしてくださる担当の方、看護師さん、医師の先生。頭下がります。ほんまに、ありがとうございます。昨日は実家で、父の持って来る荷物をまとめてました。京都に持って帰ってみたものの、どこに収納したらええのやら~。山積み。私の荷物を整理しなあかんなぁ。まだ、持ってこないとあかんものもたくさんあるし。介護生活が始まる前に、しなければいけない事たくさんあるんやねー。とりあえず、引き出しチェストを2つネットで買いました。(一つに6つの引き出しタイプ)引き出しチェストを2つという事は、押し入れの下段をからっぽにしなければならないという事です。今ある荷物はどないしましょう。ちょっと涼しくなったかなと思うと、「きもの着たい熱」が出てきて、ついついオークションを覗いたりするこの頃ですが、今日はおそろしく暑かったです。きものはいつ着れるのやら。きもの着るには中途半端な髪の長さだったので、髪も切り、用意はできているのやけど。気温が高すぎます…。
September 17, 2007
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介護認定の見直しのための面談のため、病院へ。調査をしてくださった看護師さんが、可愛らしい素敵な方で、父も嬉しそう。入院して以来、全く歩かず、また座ってない父が、(ベットのてすりを持ってはいたものの)ベットに腰かける事ができました~。20分も。そして、車いすに座ってお食事♪嬉しい~、おっちんできるやん。上手にご飯食べるやん。一瞬やけどつかまり立ちできたやん。いやー、嬉しいわー。おっちんできるなんて思ってへんかったよ。なんか、父のお母ちゃんになった気分。座れた、立てたなんて子育てしてるみたいね。でも、お母ちゃんは嬉しいよ。これから前向きな気持で歩く練習してね。そやないと京都に来られへんよ。なんて考えてたら、ハイジになった気分。「クララが立ったー!」みたいな。これからリハビリにくじけそうになるクララを励まして、怒って、「クララのばか!」という展開になるのかしら?写真は車いすで食事する父。ベットを起こして食べる時は、思うような角度にならなかったのか、ぼろぼろ落としながら食べてたけど、今日は上手に食べました。はたして、介護認定は何がつくかしら。リハビリの施設は見つかるかしら。
September 11, 2007
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父が入院してから2週間。まだ退院できていません。これからどうなるのやら。歩けないのは確かやな。前回の日記にいただいたコメントにすいぶん助けていただきました。ご心配をかけ、助言をいただき、ほんまにありがとうございます。自分の仕事と、父の用事と、病院通い。時間が足りません。時間がないと言いつつ、2日の日曜日、甲子園に行ってきました。代打・桧山の登場に「ひやまー!!ひやまー!!」と叫んできました。あいにくセンターの正面の打球でしたが、ネクストバッターズサークルにいる時からの興奮は特別なものです。ものすごい高揚です。なんでこんなに好きやねん、私。桧山がひっこんでからは「もう、私の仕事(?)は終わった」状態で野球を観戦。盛り上がりもないまま、負けてしまうのかなぁと思ってましたが。ところがどっこいです。8回、9回の攻撃は素晴しかったです。ものすごい応援です。「わっしょい、わっしょい」状態です。面白い試合でした。今まで見た中で一番面白い試合やった。どきどきでした。だだ勝ちとか、だだ負けとかよりも、やっぱり、ひっくり返す試合は面白いなぁ。元気もらいました、あの試合。まだ持続してます、もらった元気。今日は、息子に病院に行ってもらいました。息子が今日来るというので、「飛んで火に入る夏の虫」状態の息子は、母に請われるままに病院へ。私はその間仕事に集中です。ありがと、息子。今週には何らかの動きがあるんやろうな。病院と介護度の区分変更。これから父が実家で一人暮しという線はもうなくなったし、父の受け入れ準備もすすめなあかんし。実家で軽い引越荷物つくらないと。そうそう、実家の冷蔵庫の中身全て捨てなきゃ。ん?ゴミ出すという事は朝から行かんとあかんなぁ。銀行も行かなきゃ。いつ、行くんや?うーん、やっぱり時間が足りない。
September 3, 2007
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日曜に運び込まれて、水曜に病院から電話いただき、病状と今後について先生からお話があるという事。今日・木曜日に行ってきました。びっくりしました。血液検査の結果が悪い。床擦れがある。痴呆もある。胃カメラを飲んでもらいたいけど、痴呆状態のお父さんにサインしていただいても…。栄養状態が悪い。救急病院なので、長く入院はできない。戻っても独り暮らしは無理やから施設を紹介する。今までどうやって暮らしてきたのか?お父さんに関しては、もう何もかもハテナなんです、スタッフ一同。等等等。あれ~。血液検査の結果が悪い/だって父は昔から溶血性貧血なんだもん。床擦れがある/お尻のはずーっと座ってるからやけど、他のはトイレでこけた時の傷よ。痴呆もある/いえいえ、まだ全然ぼけてませんよ。父はかなりの変人で普通のコミュニケーションがとれない人なのよ、昔から。耳も遠いし、それに拍車がかかってるだけなのよ。お医者さんも、看護師さんも父がぼけてると信じて疑わなかったらしい…。栄養状態が悪い/ここんとこ、お腹こわしてたらおかゆしか食ってないだけさ。施設を紹介する/要支援1では施設は無理でしょう?と言ったらお医者さんも、看護師さんも「え~っ!」と驚いてました。今の状態では「要介護3か4やと思ってた」と言われてしまった。私の説明に、皆様、半信半疑なお顔でした。ものすごい誤解です。父はかなりの変人やけど、ぼけてへんしね、まだ。この普通のコミュニケーションがとれない父にもし身寄りがなかったら、痴呆という事になって、本人の意見聞いてもらえず、どっかの施設にほりこまれるという事なんやね。お医者さんも看護師さんも誰一人気づいてくれないんだよ。こわい事です…。父は変人やけど、ぼけてへんしね、まだ。ま、足の事を考えると介護認定のレベルはもうすこし高くてもいいと思いますが。変人やから、世の中の人になかなか理解してもらえないとは感じてはいたけど。医療のプロにそこまで、誤解されるとは!(もしかして、父の事分っているのは世界で私一人かも。)息子の小学1年のはじめての家庭訪問の時。「鉛筆は持った事あるのか?ボールをさわった事はあるのか?世の中のペースはどんどん早くなってるんですよ!このままのペースだと息子さんは車にひかれて死にますよ、お母さん!」と学校の先生に言われたんやなー。教育のプロにそこまで言われた私。なんか似てるなぁと帰り道に思いました。他者に理解されないマイペースさはカクセイ遺伝??父も息子も、ええ子なんやけどなぁ。というわけで、あれこれ検査してくださるそうです。リミット2週間ぐらいまでは看ていただけるのかな。まだ一歩も歩いてないし。歩けなくなってるんちゃうやろか。
August 23, 2007
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朝の7時に父から電話もらって無事を確認するというのは、たびたび書いてるのでご存じかと思いますが。日曜日の朝。7時に電話がなかったんです。もう82歳になったし、ちょこっと忘れんぼになってきたのか、こちらから電話したりすると「え?僕、電話してなかったか?」などと言う事もあるし。ご飯食べてたとか言う事もあるし。(去年までは、きっちり7時に電話してきたはったんやけど)今回もそれかなとあんまり心配しないでいたんやけど、こちらから8時半頃電話しても出ない!足が悪いから電話が鳴って電話に出るのもひと苦労なので、なるべく電話はかけてあげないようにしてるんやけど。何度電話しても、出ない!どちらにしても、実家に行く日だったから。実家に行ったのですが。電車の中で、最悪の時の場合と、ただ単に電話のし忘れの場合の事をあれこれ考え。実家につくと開いてるはずの玄関がしまってて。こら、あかん!(鍵は持っているものの普段開け慣れないからなかなか開けられない私)奥座敷にも、隣の寝間にも、父がいなくて。電気はついているし、扇風機は動いてるのに。台所にもいないし。まさか、トイレ?まさかのトイレで父がひっくりかえってました…。実家のトイレは手前が男の人用。その奥が洋式トイレ。その狭いふたつのトイレのところで父がひっくりかえってました。朝起きて、まずトイレに行ったのでしょう。おしっこたれてるし、用をたす前にこけてしまったやな。電話がないという事は少なくとも7時から、もしかしたら5時くらいから。父は狭くて暑いトイレで、ずーっとひっくりかえってたんです!座ってて立ち上がる、寝てて立ち上げるが困難な父は、狭いトイレでこけたので動きがとれなかったんです。声かけても、理解してくれないけど、手はあわあわ動いてるし。よっしゃ、生きてる!!起こそうかと思ったけど、骨折ってたらあかんし起こさないで、即、救急車を呼ぶ。救急車が来るまでの間、お茶を飲ませて、うちわぱたぱたして風を送る。大丈夫やでー、すぐに来てくれはるでー。(自分でも不思議なくらい冷静。)というわけで、病院に運ばれ、入院となりました。39度4分の熱。脱水症状を起こしてたし、あのまま私が行かなければ間違いなく熱中症を起こしてた。あー。こわいー。ほんまに、こわいー。実家に戻り、入院の準備しつつ、洗濯と掃除して。週に2回往診してくださってる接骨医の先生と、ケアマネージャーさんに連絡とって。病院にもどったら「病院は(涼しくて)ええわ。僕ここに1ヶ月くらいいてたい。」と父の気楽な発言。看護師さんに優しくしていただいて、気分がよかったんでしょうね。こけたとか、救急車とか全く覚えてないんだって。覚えてなくてよかったよ~。シャツにパッチに腹巻姿でおしっこたれて搬送されたなんて、意識があったら恥ずかしいやろうし。たいへんびっくりした日曜日でした。今日の夜は得意先のたかちゃんに病院まで送っていただき、お見舞いもしていただいて、帰りも送っていただきました。彼女はほんとに優しい方です。昨日の別れ際には、興奮もあるのかどちらかといえば上機嫌な父やったけど。今日はすっかり病人みたいな父。2~3日の入院という事やったけど、明日には退院は無理かも。今の感じでは歩けないな、きっと。退院したら、しばらく京都にいなさいという事を父は承服してくれるでしょうか…。
August 20, 2007
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父ですが、この前申しましたように要支援1がつきました。使えるサービスは少ないけど、助かります!土曜にケアマネージャーさんとお話して、近くの事業所からヘルパーさんが週2回来て下さる事になりました。1回につき1時間~1時間半。ゴミの日にあわせて、月曜と木曜に来ていただきます。火曜と金曜は、接骨医の先生が来てくださるし。日曜に私が行けば、週7日のうち、5日は誰かが父に接する事になる。私との毎朝の安否確認電話もあるし。なんか安心やなぁ。買物に出なくなった父に食料補給しなあかんというのが、いちばん心配なところで、週に1度は必ずいかなあかん!!という使命感(?)から少し解放されて。最悪私の体調が悪くなっても、ヘルパーさんが買物に行ってくださるので安心です。これで安心して風邪もひけるというもんです。ひきたくないけどね。ヘルパーさん、先生、私。ケアマネージャーさん。いろんな女の人に支えられ、父の一人暮らしが幸せ方向に向かえばいいなぁ。今まで他者とかかわってこなかった分、これから人と仲良くなれて感謝する人になったらいいなぁ。と楽天的に考える反面。娘の私が、父の納得いくようちゃんとしてあげられないという事(実家に戻って同居するという事)に対して申し訳ないなという負い目もあります。まだまだ先は長い親孝行。
June 11, 2007
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19・20日。19日は実家へ。uriちゃんにお土産をいただいたんやけど、なんと父にもお土産を買ってきてくださって。父にuriちゃんにいただいた「ごまたまご」というお菓子を持って行きました。父は甘いものに目がないんやけど、美味しい、美味しいと立続けに3個も食べて。目の前にある「ごまたまご」の箱を見つめて「僕、もっと食べたくて仕方ないねん」と悲しい顔するんだわ。なんて大人気ないと思いつつ。いっぺんに食べたらあかん、我慢しなさい!と箱を父の目の前から隠す。父は元気そうでした。よかった。父が元気にしててくれるから、仕事もできるし、友達とも会えるし、桧山も見れるというもんです。20日は、ぺこねーさんとMさんと会いました。ほんとは骨董市に行く予定やったんやけど、やってなくて。天王寺からなんばへ。お二人の相方さんにも会え、Mさんちのワンちゃんにも会えました。また大きくなってないかい?ワンちゃん。ぺこねーさんの相方さんにとっても大きな屋久島の「じねんじょ」をいただきました。感動するくらい大きくて食べるのが楽しみ。というわけで、ばたばたしてたここんとこです。
May 20, 2007
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結局、先週は3度実家に帰りました。医者に同行したり、介護認定のための質議応答に立ち会ったり。家に来て下さった市役所の女性の方に、上機嫌で答える父。よく聞く話やけど、出来ない事まで出来ると言い出すんやねー。きれいなお姉さんに向き合ってもらうと。そんな時は、横からちゃちゃを入れて、間違いを正したりして。5月末頃に結果がでるらしいけど。「要介護」はつかないやろうけど「要支援」ぐらいはついてくれると、父も私も安心やねんけど…。平日に実家に行くという事は、夜中に仕事したりして結構ハードでしんどかったけど。喉元過ぎれば熱さを忘れるタイプの私は、もうそのしんどさを実感として覚えていない。得な性格、得な忘れっぽさ。今は3・4・5・6の連休を楽しみに。4・5に娘と一緒に春一のコンサートへ行く事を楽しみに。仕事したりしてる今日でした。それにしても、いい天気やなぁ。
April 30, 2007
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土曜くらいから、父が首が痛いと言いだして。水曜日には、実家に行ってきたんやけど。痛いと言ってる首よりも、足がかなり弱ってきたように思います。去年は、まだ頑張って歩いていたけど、ここ最近はどんなに近くでもタクシーに乗ってるし。畳に座ると、立上がるのがとても大変。うーん。枚方市役所に、介護申請を申し込んだり、医者に意見書を書いてもらうようお願いに行ったり。まだ、頑張って自分でご飯を炊いているけれど、この感じでは先行き不安(父も私も)。出来うる限り、あの家で暮らしたいというのが今のところの父の思いやけど、それを維持するためには私がしょっちゅう実家に行かなければ行けない。京都に来てこの家で暮らすという覚悟はまだできていない父。いずれは、一緒に暮らそうとこの家を買ったのに「マンション売って帰って来てくれ」という事も言い出すし。困ったなあ。「たいして儲からない仕事(!)なんか辞めて、僕の介護をしてくれ」という事も平気で言うし。私が何もかも捨てて仕事も辞めて実家に戻り、父の世話をするというのが父の願いやけど。そんな…。かなんなぁ。というわけで、今週は父に振り回されている私です。父は変わった人なので、ヘルパーさんにしても、家政婦さんにしても、他者とはうまくやってゆけない男だから。やっぱり、私が何とかしないといけないのか。でもなー。考え出すと堂々回りです。
April 20, 2007
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お正月以来、行ってなかった実家へ行ってきました。お掃除、整理。お風呂入れ。父の部屋にある箪笥を(おそらく8年くらい開けていない)整理しよう!と頑張りました。おばあちやんの着物も出てきましたが、全て虫食い。唯一、浴衣1枚無事でした。しばらく使っていなかった箪笥ゆえ、中に入っているものも、黄ばんでるし。なんと、6年前になくなったおばあちゃんのへそくりが出て来ました。前のバージョンのお札です。10万くらい出て来ました。父に渡しときました。少しぐらいくれないかしら?と思ったけど、やっぱりくれなかったなぁ。やっぱり、あの人はケチだわ。頑張って片付けたので今日は疲れてしまいました。仕事もあるけど、元気がでてこない。お風呂でも入ろうかしら。なんとか、実家をきれいにして、人間らしい暮らし(?)をさせたいと考え、お掃除頑張っているわけですが、父はそんな事これっぽっちも望んでいないので、(家は広いので不要品とゴミに囲まれていても気にならないらしい)「こんなにたくさん、ゴミの日によう出さんで。」と愚痴っておりました。なんだか、とっても不毛な感じ。ま、いいか。
January 20, 2007
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父とは、毎日朝7時に電話で話して、無事を(?)確かめるわけですが。ここんとこの父の話題。藤原紀香(←こんな字でしたか?)さんが、陣内さんと結婚するらしいという事。かなりびっくりして、かなり興奮する父。私もめざましテレビで見てびっくりしてたので、父が驚くのも分かるような気もするけど…。その話題で4日は引っぱりました。よっぽど、残念な事らしい。父は若くてきれいで賢そうな女の人が好き。前、いつも行ってる銀行の(優しい)窓口のお姉さんが転勤になると聞いたときは「僕、気を失いそうになってふらふらした。」と真面目な顔で言ってた。どんだけ、ショックうけてんねん!どんだけ、好きやったんやろ…。
November 20, 2006
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父親。一人暮らしなので、心配やから、毎朝7時に電話をかけてもらってますが。昨日の電話で、夜中にトイレに行く時にこけて、腰が痛いと言う。「あんた、来てえな」というけど、今日言うて今日は行けない、その日にいる仕事もあるから。無理!と電話は切ったものの、冷たかったかなぁと、昨日一日反省したりして私は気分が悪かった。で、今朝の電話。きっちり7時にかけてきたので、ちゃんと歩けているじゃないか、じゃ、日曜に行くわと返事する。「そうか。日曜か。」と納得するので、日曜に行こうと思っていたら。9時頃また電話してきて。「僕は最近頭が痛い、こけたので、腰も痛い。買物に行きたくても、出られない。今日は新聞だって取りにいってない。雨戸がつぶれて開かない。電気をつけているけど暗い。そもそも、僕は身体が弱い。」とえんえん話しだし、「ケアハウスに電話して家政婦さんに来てもらったらいくらか電話で聞いてくれ。今すぐ聞いてくれ!僕は耳が遠いから話しが聞こえへん。」と言い出した。私は、仕事モードになっていたので「ええー、何言い出すかなぁ。」といらいら。父のいうフリーダイヤルに電話したら、京都は地域外らしくつながらない。ああ、もうイヤ!今日発送しなければならない仕事だけ大急ぎでして、午後から実家に行きました。で、実家で雨戸を開け(壊れてなんかなかった!)、父の話にあったケアハウスに電話して家政婦さんの金額を聞く。私が動けない最悪の時は、お買い物でも病院の付き添いでも家政婦さんにお願いしなければならないと料金体系を聞いたわけやけど、父の感想。「やっぱり、高いなぁ。あんたやったら、タダやしなぁ。」やって。あきれて、口もきけないです。そして買物に。驚いた事に父が「僕も行く。」と言って、一緒に行ったわけさ!!頭痛くて、腰痛くて、雨戸も開けられなくて、新聞も取れない、買物にも行けない!というから、来たのに「僕も一緒に行く」だって。何だ、それ?私は一体、何しに来たの?父は私に仕事をやめて僕の面倒を見てくれと言うけれど。たとえば私が男で、大会社に勤めていても、同じ事を言うのだろうか?
November 9, 2006
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今日は実家へお掃除に行きました。しんどかったら、やめとこうと思ったけど、頑張って行ってきました。朝の電話ではノリノリの父は、お墓参りも行く!と豪語してましたが、やっぱりやめておくとの事。よかった。なるべく体力を温存したい、私。実家に行く道の公園で、桜が咲いてた。まぁ、きれい。満開はすぎたのか、葉もでてきて、花びらも道に舞ってる。えっ、待てよ!今10月やんな。桜って、3月末から4月あたまやんな。何だ、これ。しげしげと見たんやけど、どう見ても桜なの。カメラ持っていたら、良かったのになぁ。今の季節で桜と似てる木ってあるんかな。桜みたいやったけど。父がおいしいもん食べたい~と先日から言っていて、父の美味しいもんって何やろう?と思っていたら、風月堂のゴーフルという事らしい。京都を出るとき、高島屋で1缶買って持っていったら喜んで早速食べてた。父 「この頃、ポテトチップス食べたら腹こわすねん。」私 (えっ、そんなん日常的に食べてるんか!)父 「最近はビスコ食べてるねんけどな、飽きて来た。」私 (ほんまや。ものすごい大人買いのビスコの山。)父 「ト-ハトのキャラメルコーンはあかん。甘過ぎる。」私 「心配せんでも、ト-ハトだって、80のじいさん向けにキャラメルコーンを作ってへん!」あんた食欲ありすぎやで。それでお腹壊したって、しょっちゅう言ってるし。
October 8, 2006
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父の病院ゆきについてゆきました。父は、だんだん年とってきて、日々、調子が良かったり、悪かったり。でも、ひとり暮しがまだ出来ているんやから、元気なほうです。身体は弱ってくるやろうけど、頭はきっと、ぼけないわと思っていたんやけど。今日は、「あんた一体どうしたんや!!ぼけたんか!」と思う事が3・4回あって。おまけに、病院のレストランで父はコップ倒して思いきり水こぼすし。ま、コップ倒すぐらいじゃ、こっちも驚かないんやけどね。コップ倒れて水びたしでも、声ひとつあげない父と私。落ちついたもんやで。先週は中島みゆきしかかかってなかったレストランのバックミュージック。今日は明るい洋楽でした。ちょっと、期待はずれ?もっと期待はずれだったのは、てんぷらそばのえびの薬臭い味。帰りの電車で。「次は四条~、四条~」の車掌さんのアナウンス。降りなきゃと思ってたら。「あっ!急ブレーキがかかります。お気をつけください!」車掌さんのアナウンスで「あっ!」って初めて聞いたなぁ。急ブレーキというので、それなりの心構えで(足ふんばりつつ)ドアのほうへ行ったら。急ブレーキはかからず、ゆっくりゆっくりと、ホームへ電車はすべりこみました。その間、ピコンピコンと警報器みたいな音がずっと鳴ってるし、ホームにいる人達もいぶかしげな感じ。何があったのかは分からないけど、車掌さんの「あっ!」聞いただけでも値うちあったかも。
September 19, 2006
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今日は父の大腸検査で、大阪の病院へ。昨日は検査食とかいうものしか食べられず、下剤も飲み。今日は朝の9時半から1時までかかって洗腸剤を2リットルも飲んで。2リットルって多いなぁ。(ほんとは1時間半ぐらいで飲むものらしい)同じように飲んでらっしゃる若い方でも辛そうやったし。どんな味ですか?と女性の方に聞いたらポカリかアクエリアスを濃くした感じとの事。そら、しんどいなぁ。私、どっちも普段飲まないし、まして濃かったら飲みにくいで。少し飲んでは、歩く父。(歩くといいんだって。)足痛いから、普段歩かないのに頑張って歩いてる姿はかわいらしかったなぁ。私は人事やから、頑張れーとか言ってるだけ。検査自体は1時間もかかって。また人事の私は寝てしまうし。(なんて冷たい娘でしょ)ああ、もうしんどいという事で、枚方までタクシーで。家に入ると、汚い~、掃除したい~!そういえば、しばらく掃除してあげてないし。でも、仕事があるから、また休みの日に来るわと約束して帰ってきました。来週は、実家の掃除と、もう一度病院へ行かないといけない。体力はあるのか?時間はあるのか?写真は前に仕事で描いた「セグロセキレイ」大腸検査なんて話題やから、爽やかな絵で、緩和しようと思ったけど。爽やかでもないかな。そうそう、検査のあと、病院のレストランで食事したんやけど。かかってる音楽、ずーっと、中島みゆきでした。中島みゆきは好きやけど、病院でかかっているのはどうなのかしら?と思ってしまった。道に倒れて誰かの名を~とか、あたしの黒い喪服を目印に、とか。
September 12, 2006
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父が胃カメラを飲むというので、いつもの大阪の病院まで行ってきました。家から、駅へ向かうのに大きな橋を渡るのですが、歩いていると暇やから、ついつい川面をみます。雨のあとやし、川の水、茶色いな~と見ていたら、流れに逆らって、何かが泳いでます。おおきな魚やなあ、鮒?鯉?えっ、しっぽあるやん?尾びれじゃないよね、しっぽやんね。いたち?ビーバー?いやいや、いたちのしっぽやないよ。茶色の濃い色で、長いし、先細いし。あんた、誰?うーん、桂川にビーバーなんかいるのかしら?いない気がする。かわうそ?かわうそって、川にいるの?なんか、ぬーとかいう生き物もいなかったか?答の出ない私をおいて、その子は上流へ泳いでゆきました。誰かしらんけど、お元気でね。関西テレビ、扇町公園の横にある大きな病院が父のいく病院です。胃カメラぐらいやったら、大阪までいかなくても、枚方の病院でええやんと思いますが、そうもいかないらしい。そのたびについてゆく私や私の息子はたいへんやねんから。結果は良し!胃には何も悪いとこがないそうです。もしわるいとこ見つかったら、そのまま入院かもしれん。どうしようとうろたえる父でしたが、胃が痛くないのに、入院なんてありえない!と一蹴する私。じゃあ、一体どこが悪いんやろうとまた心配する父。どんどん、父は足が弱っています。今日、父の後ろを歩いていて気がついたけど…。父の歩き方は、吉本新喜劇の間寛平ちゃんの「わしゃ、止まると死ぬんじゃ」と杖を振り回すおじいさんに似ているという事。寛平ちゃんはギャグやけど、父は杖をついて、真剣に歩いているのだから、笑い事ではないけれど。事実だけを言うならば…、似てたなぁ。いずれは、父と暮らす事になるとは思うけど、その時に、父と一緒に、父の漬けている漬物が樽ごと引っ越してきてはイヤやから、最近、私は冷蔵庫でお漬物つけてます。父のぬか床は樽で、でかいし、常温やし、くさいし、うちへ引っ越してきたら、我が家は漬物の臭いしかしなくなるので臭いのしない、冷蔵庫漬物づくりをはじめたわけです。父は、長年のぬか床と決別する事ができるでしょうか?私のぬか床でも良しとするでしょうか?
July 4, 2006
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「あんた、掃除しにきてやー」「僕、お風呂はいりたいねん。来てやー」と父に言われ続け、やっと今日実家に行く事ができました。父は一人暮らしですが、掃除をしない!足が元気でなくなってきたので掃除まで手がまわらないのでしょうが。私は今日は掃除しまくり。私も腰痛がすぐ出るので、無理しないようにしながら、ひたすら掃除。整理整頓ができない父は、なんでもかんでもとっておくので、部屋はえらい事になっているのです、帰るたびに。今日は私も比較的元気だったので、気合いをいれてやってきました。大きいゴミ袋2袋分の飲み残しのお薬!平成4年のもあった。薬にも消費期限があるからもう飲めないんだから、処分しようと説得し続けてやっと今日OKしてくれたのでした。でも去年のものは、「とっておく」と言われてしまったな。父はお風呂が嫌い。若い頃でも、夏以外は1週間に1度しか入らなかったのです。だから、私はお風呂やさんに通ってましたね、家がお風呂を毎日炊かないから。私はお風呂は毎日入らないと絶対いややけどなぁ、世の中のたいていの人はそうやと思うけど。実家のお風呂はなんか深くて入りにくいんですよ。足の悪い父はお風呂に入る時にひっくりかえったらどうしょうと心配で、ますます入らなくなって。今日は風呂に入る父をこけないように見て、脱衣場で待機する私。風呂嫌いでも、お風呂に入ると気持ちよかったみたい。一緒に暮らすようになったら、絶対毎日はいってもらうぞ、せめて2日に1回!あー、疲れた…。明日腰が痛くなりませんように。
April 2, 2006
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