PR
さえママ1107
さえりんの部屋へ来ていただいてありがとうございます 2019年6月、長女を突然交通事故で亡くした母親です 娘を想いながら日々を一生懸命生きています
サイド自由欄
さえママへのメッセージはこちらから
源氏物語〔34帖 若菜…
New!
USM1さん
痛みが酷くなってき… New! とらきーちゃんさん
宝登山神社にお礼参…
New!
ハピハピハートさん
--< 伊勢鉄道の車両…
New!
いわどん0193さん
エンジェルトランペ… New! じじくさい電気屋さん
不在票 New! エンスト新さん
紅葉に染まった京都… New! chiichan60さん
紫大根の甘酢漬け。 New! naomin0203さん
不安しかない New! odetto1990さん
帰宅しました〜(^o^) New! かずまる＠さん
New!
USM1さん痛みが酷くなってき… New! とらきーちゃんさん
宝登山神社にお礼参…
New!
ハピハピハートさん--< 伊勢鉄道の車両…
New!
いわどん0193さんエンジェルトランペ… New! じじくさい電気屋さん
不在票 New! エンスト新さん
紅葉に染まった京都… New! chiichan60さん
紫大根の甘酢漬け。 New! naomin0203さん
不安しかない New! odetto1990さん
帰宅しました〜(^o^) New! かずまる＠さん
カテゴリ
カテゴリ未分類
(3)娘のこと
(52)日常
(55)家族
(242)交通事故
(8)二次被害
(6)事故後のこと
(14)TAV交通死被害者の会
(1)心の病・・・
(22)思い出
(27)生命のメッセージ展
(35)未来へ・・・
(87)裁判
(13)心模様
(143)友達
(5)記念日
(3)お出かけ
(32)夢の話
(6)交通安全への願い
(6)検察
(8)親の願い
(36)お庭
(42)加害者への思い
(12)気晴らし
(0)気分転換
(5)ささやかな幸せ
(5)法要
(6)世間へ訴えたい事
(17)子供を亡くした親
(365)ブログ
(13)病気
(4)被害者遺族の声
(117)気持ちを新たに
(14)民事へ向けて
(4)真実へ向けて
(5)交通事故が起きないために
(129)新しい出逢い
(4)荒れる心
(2)お詫び
(0)快適生活への道
(8)ごめんなさい
(1)病
(12)交通事故撲滅へのボランティア活動
(299)ブロ友さん
(1)体調不良
(17)加害者との対峙
(5)旅日記
(20)講演会
(10)グリーフケア
(2)体調
(19)夢に向かって！！
(2)くらランド
(10)オタク活動
(7)家族・仲間の存在
(129)奉仕活動
(3)おまけの人生
(16)家庭崩壊の危機
(1)新しい暮らしへ
(34)夫婦の事
(8)災害
(1)お散歩
(20)趣味・好きな事
(34)亡き娘から託された夢
(0)亡き娘からのバトン
(1)Ciel Sarry
(10)コメント新着
キーワードサーチ
▼キーワード検索
2020年10月30日
カテゴリ： 子供を亡くした親
一昨日、夕食を1階のキッチンで作っていたら、母がきました。
父と母は先日受けた健康診断でそれぞれ引っ掛かったところがあり再検査になり、
父は今度11月の初めに一泊入院をして検査をすると、母が話してくれました。
「お父さんは別にそんなに大ごとじゃないから、あなた達に言わなくても
いいって言うんだけど、家族だから心配するといけないから言っておくね」と。
母は「私は薬の関係で入院しての検査ができないから、日帰りで検査して
結果が良くなかったら入院するんだって」と。
私は言葉もなく「何かできることがあったら言って下さい」とだけ言いました。
母は続けて言いました。
「私、さえちゃんと約束してるからまだ死ぬわけにはいかないんだ」
と言いました。
私は「えっ、紗愛理となにを約束したんですか？？」と聞きました。
母は「実はさえちゃんに内緒の約束だよって言われていたんだけど、○○ちゃん
(次女）が大学に合格したとき、さえちゃんに頼まれたんだ 『パパとママが頑張
ってお仕事しても大学の授業料は高いから、あーちゃん妹の大学費用を助けて
ください。 妹が大学を卒業するまでは元気でいてね』 ってさえちゃんに頼まれて
いたんだよ！！だからまだ元気でいなくっちゃいけないんだ！！」と。
私は思わず零れそうになった涙を必死でこらえ向こうを向いて隠しました。
さえりんがこんな風に私たちの家計のこと、妹の学費のことを心配して
母に頼んでいたなんて全く知らなかったんです。
確かに私の体を心配して「ママもうお仕事やめてもいいよ。妹の学費は私が
助けるから」と言ってくれてはいましたが、きっと自分だけでは無理だと思い
母に助けて欲しいと頼んでいたのだと、初めて知りました。
母はまだ言いました。
「実はお父さんも気にしていたことがあるんだよ。それは○○ちゃんの学費を
ママが奨学金を借りようかと言ったとき『奨学金は後で本人が返済するのが
大変になるから借りるな』と辞めさせたことをずっと気にしてるんだよ。だから
お父さんも○○ちゃんが大学を卒業するまでは学費の援助してやらないといけない
から元気でいなくっちゃと思っているんだよ。 お父さんはあなた達には何も言わ
ないけど、助けてやりたいと思っているんだよ 」と母は言うのです。
確かに両親は毎年年度初めに次女に学費のかなりの額を援助をしてくれています。
次女には「いつか働くようになったらじーちゃんとあーちゃんに返すんだよ」と
言いながら、いつかお借りした分は私たちで返したいと思っていました。
その陰にはこんな話があったとは全く知らなかったのです。
私は父に「次女のために奨学金は借りてはいけない」と言われたことに意地になり
私が働いて何とかしようとムキになっていましたが、そんな私をさえりんは全部
知っていて心配して、こんな風に母に頼んでいてくれたなんて(´；ω；`)ｳｯ…
本当にさえりんの優しさをまた垣間見ることができて、
私は切なさと温かさに包まれたような気持ちになるのです。
先日私が頭痛で2日間寝込んでいた時に次女にこんなことを言われました。
「私とお姉ちゃんはママの『調子が悪い』という言葉と『家出する』という言葉に
慣れてるから少々のことでは動じないよ！」と言うのです。
私は「調子悪いはよく言った覚えがあるけど、家出するはそんなに言ったこと
ないよ」と反論すると、
次女は「何度か言ってたよ。最初はすごく心配したけど、そのうち慣れっこに
なってお姉ちゃんと2人でママは私たちがついて行かなければ絶対にすぐに帰って
来るから大丈夫だって相談してそう思うようになったんだよ」と言ってきました。
私は確かにさえりんが高校3年生で次女が高校1年生の時、同居の主人の両親に
いろいろと不満が溜まって家出すると一人で大騒ぎしてた時のことを思い出しました。その時さえりんと次女に「ママは今から家出するけど一緒に来る？？」と
聞いたら、さえりんはゲームをしながら「ママ気を付けていってらっしゃーい」
と言い、次女は「私はこの家がいいから行かない」と言われてしまい、じゃあと
一人で家出をしようとしたらパパが慌ててついてきたことを思い出しました。
結局家出はパパと数時間のドライブで終わり夕方には家に帰ってきたのです(^-^;
今考えたら、本当に幸せの絶頂だったのになんてわがままで自分が恥ずかしく
なりました。両親に腹を立てていたことだって今考えたらほんの些細なすれ違い
や、誤解、意思の疎通がうまくいかないだけのことだったのです・・・(;'∀')
娘たちは私の知らないところでいつの間にか大人になって、私の扱い方や、
パパとの関係、両親との調和を考えるような子に育っていたのです。
それは小さい頃から祖父母のたくさんの愛情や、私たちの愛情をもらって、
受け止めて育ってきたからだと思うのです。
本当はお互いを思い合って、とっても温かい家族だったのに・・・
今はただただこの家族から、
さえりんが奪われてしまったことだけが悔しくてならないのです・・・(>_<)
（さえりん6歳 自宅にて）
昨日1週間ぶりに大学へ行った次女が夕方電車で帰ってきたので、駅まで迎えに
行ったら次女が「実は重大なことがあったんだ・・・」というのでドキッと
しました。次女は「 大学の最寄り駅に置いておいた自転車が盗まれてたんだ。
ごめんね・・・(;'∀') 朝、自転車が無かったから大学まで歩いて行った」と
申し訳なさそうに言うのです。
私は一瞬えっとなりましたが「なんだそんなことで済んで良かった！！」と言い
ました。今の我が家にとっては自転車が盗すまれたことなど、大した問題では
ありません！！命が無事なら他のことはそれほど大したことではないんです。
夜仕事から帰った主人も「交通事故じゃなくって本当に良かった！！そんな
こともあろうかと3年間の盗難保険にも入っているので、警察に盗難届を出して
新しい自転車を大学の近くのお店で買っておいで。盗難保険も全額は出ないから
足りないところは自分のバイト代で何とかしなさい(^-^;」と、主人も私も
そう言いました。
もちろん自転車を盗まれたことはショックではありましたが、そんなことより
我が家の中ではもはや、命が無事ならそれ以外は多くを望まないのです！！
そして、元気でいてさえくれたらもうそれだけで充分だと思えてしまうんです。
次女が無事で元気に帰って来てくれただけで本当に良かったと、さえりんを喪った
今の私たちには心からそう思えるのです！！
ご訪問いただきありがとうございます！！
いつも温かいコメントありがとうございます
よろしければこちらも応援おねがいします。
さえパパの 「可愛いさえりん１分間動画💛」 ぜひ見にきてね！！
さえりん動画はこちら
さえりんの部屋別館
父と母は先日受けた健康診断でそれぞれ引っ掛かったところがあり再検査になり、
父は今度11月の初めに一泊入院をして検査をすると、母が話してくれました。
「お父さんは別にそんなに大ごとじゃないから、あなた達に言わなくても
いいって言うんだけど、家族だから心配するといけないから言っておくね」と。
母は「私は薬の関係で入院しての検査ができないから、日帰りで検査して
結果が良くなかったら入院するんだって」と。
私は言葉もなく「何かできることがあったら言って下さい」とだけ言いました。
母は続けて言いました。
「私、さえちゃんと約束してるからまだ死ぬわけにはいかないんだ」
と言いました。
私は「えっ、紗愛理となにを約束したんですか？？」と聞きました。
母は「実はさえちゃんに内緒の約束だよって言われていたんだけど、○○ちゃん
(次女）が大学に合格したとき、さえちゃんに頼まれたんだ 『パパとママが頑張
ってお仕事しても大学の授業料は高いから、あーちゃん妹の大学費用を助けて
ください。 妹が大学を卒業するまでは元気でいてね』 ってさえちゃんに頼まれて
いたんだよ！！だからまだ元気でいなくっちゃいけないんだ！！」と。
私は思わず零れそうになった涙を必死でこらえ向こうを向いて隠しました。
さえりんがこんな風に私たちの家計のこと、妹の学費のことを心配して
母に頼んでいたなんて全く知らなかったんです。
確かに私の体を心配して「ママもうお仕事やめてもいいよ。妹の学費は私が
助けるから」と言ってくれてはいましたが、きっと自分だけでは無理だと思い
母に助けて欲しいと頼んでいたのだと、初めて知りました。
母はまだ言いました。
「実はお父さんも気にしていたことがあるんだよ。それは○○ちゃんの学費を
ママが奨学金を借りようかと言ったとき『奨学金は後で本人が返済するのが
大変になるから借りるな』と辞めさせたことをずっと気にしてるんだよ。だから
お父さんも○○ちゃんが大学を卒業するまでは学費の援助してやらないといけない
から元気でいなくっちゃと思っているんだよ。 お父さんはあなた達には何も言わ
ないけど、助けてやりたいと思っているんだよ 」と母は言うのです。
確かに両親は毎年年度初めに次女に学費のかなりの額を援助をしてくれています。
次女には「いつか働くようになったらじーちゃんとあーちゃんに返すんだよ」と
言いながら、いつかお借りした分は私たちで返したいと思っていました。
その陰にはこんな話があったとは全く知らなかったのです。
私は父に「次女のために奨学金は借りてはいけない」と言われたことに意地になり
私が働いて何とかしようとムキになっていましたが、そんな私をさえりんは全部
知っていて心配して、こんな風に母に頼んでいてくれたなんて(´；ω；`)ｳｯ…
本当にさえりんの優しさをまた垣間見ることができて、
私は切なさと温かさに包まれたような気持ちになるのです。
先日私が頭痛で2日間寝込んでいた時に次女にこんなことを言われました。
「私とお姉ちゃんはママの『調子が悪い』という言葉と『家出する』という言葉に
慣れてるから少々のことでは動じないよ！」と言うのです。
私は「調子悪いはよく言った覚えがあるけど、家出するはそんなに言ったこと
ないよ」と反論すると、
次女は「何度か言ってたよ。最初はすごく心配したけど、そのうち慣れっこに
なってお姉ちゃんと2人でママは私たちがついて行かなければ絶対にすぐに帰って
来るから大丈夫だって相談してそう思うようになったんだよ」と言ってきました。
私は確かにさえりんが高校3年生で次女が高校1年生の時、同居の主人の両親に
いろいろと不満が溜まって家出すると一人で大騒ぎしてた時のことを思い出しました。その時さえりんと次女に「ママは今から家出するけど一緒に来る？？」と
聞いたら、さえりんはゲームをしながら「ママ気を付けていってらっしゃーい」
と言い、次女は「私はこの家がいいから行かない」と言われてしまい、じゃあと
一人で家出をしようとしたらパパが慌ててついてきたことを思い出しました。
結局家出はパパと数時間のドライブで終わり夕方には家に帰ってきたのです(^-^;
今考えたら、本当に幸せの絶頂だったのになんてわがままで自分が恥ずかしく
なりました。両親に腹を立てていたことだって今考えたらほんの些細なすれ違い
や、誤解、意思の疎通がうまくいかないだけのことだったのです・・・(;'∀')
娘たちは私の知らないところでいつの間にか大人になって、私の扱い方や、
パパとの関係、両親との調和を考えるような子に育っていたのです。
それは小さい頃から祖父母のたくさんの愛情や、私たちの愛情をもらって、
受け止めて育ってきたからだと思うのです。
本当はお互いを思い合って、とっても温かい家族だったのに・・・
今はただただこの家族から、
さえりんが奪われてしまったことだけが悔しくてならないのです・・・(>_<)
（さえりん6歳 自宅にて）
昨日1週間ぶりに大学へ行った次女が夕方電車で帰ってきたので、駅まで迎えに
行ったら次女が「実は重大なことがあったんだ・・・」というのでドキッと
しました。次女は「 大学の最寄り駅に置いておいた自転車が盗まれてたんだ。
ごめんね・・・(;'∀') 朝、自転車が無かったから大学まで歩いて行った」と
申し訳なさそうに言うのです。
私は一瞬えっとなりましたが「なんだそんなことで済んで良かった！！」と言い
ました。今の我が家にとっては自転車が盗すまれたことなど、大した問題では
ありません！！命が無事なら他のことはそれほど大したことではないんです。
夜仕事から帰った主人も「交通事故じゃなくって本当に良かった！！そんな
こともあろうかと3年間の盗難保険にも入っているので、警察に盗難届を出して
新しい自転車を大学の近くのお店で買っておいで。盗難保険も全額は出ないから
足りないところは自分のバイト代で何とかしなさい(^-^;」と、主人も私も
そう言いました。
もちろん自転車を盗まれたことはショックではありましたが、そんなことより
我が家の中ではもはや、命が無事ならそれ以外は多くを望まないのです！！
そして、元気でいてさえくれたらもうそれだけで充分だと思えてしまうんです。
次女が無事で元気に帰って来てくれただけで本当に良かったと、さえりんを喪った
今の私たちには心からそう思えるのです！！
いつも温かいコメントありがとうございます
よろしければこちらも応援おねがいします。さえパパの 「可愛いさえりん１分間動画💛」 ぜひ見にきてね！！
さえりん動画はこちら
さえりんの部屋別館
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[子供を亡くした親] カテゴリの最新記事
-
お空の娘からの願い☆彡 2025年08月23日 コメント(7)
-
「犯罪被害者等支援条例」の話と、お墓参… 2025年08月16日 コメント(9)
-
現実逃避と人の心のあたたかさ 2025年08月13日 コメント(14)
【毎日開催】
15記事にいいね！で1ポイント
© Rakuten Group, Inc.
